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キリンガム聖の「リュウリュウの実」モデル麒麟が話題沸騰中! ワンピース最新話で神の騎士団の一員として登場したキリンガム聖は、首から上が麒麟の姿をした特異な天竜人として読者の注目を集めています。彼の能力は「リュウリュウの実」幻獣種モデル麒麟で、夢や悪夢を具現化する恐るべき力を持つとされています。
なぜキリンガム聖の悪魔の実が「幻獣種」なのか、そして中国神話に登場する神獣「麒麟」がワンピース世界でどのような意味を持つのかを徹底考察していきます。神の騎士団の真の恐ろしさと、麒麟という神獣に隠された深い意味に迫ります。
キリンガム聖はなぜ幻獣種なのか?
ワンピースの最新展開で、五老星の一人であるキリンガム聖が麒麟の幻獣種能力者だと判明した。カイドウの青龍と同じく、なぜ麒麟が幻獣種に分類されるのか?その理由を深く考察してみよう。
キリンガム聖の能力は単なる動物系ではなく、まさに神話級の力を持つ存在だった。リュウリュウの実幻獣種モデル麒麟で「夢具現人間」として恐怖の能力を披露している。
カイドウの青龍と同じ幻獣種の証拠
キリンガム聖の麒麟が幻獣種である最大の理由は、現実には存在しない神話上の生物だからだ。CP-0のカクが変身するウシ目のキリンではなく空想上の動物の麒麟を指している。
麒麟は鹿に似て大きく背丈は5mあり、顔は龍に似て、牛の尾と馬の蹄をもつ神獣として描かれる。龍の要素を持つため「リュウリュウの実」に分類されるのも納得だ。
一般的な動物系能力者とは明らかに格が違う。マルコの不死鳥や、センゴクの大仏と同じカテゴリーに位置する、まさに神獣級の能力と言える。
悪夢を現実にする恐怖の能力
キリンガム聖の最も恐ろしい能力は、他人の恐怖や夢を現実世界に具現化する力だ。エルバフでの戦闘シーンを見ると、その異常な能力の片鱗が見えてくる。
セイウチの学校の子供達が思い描く「こわいもの」が、イラストから抜け出たように具現化して襲撃にやってくるという恐るべき現象が発生した。
この能力こそが麒麟を幻獣種たらしめる決定的な証拠だろう。通常の動物系では絶対に不可能な、想像や恐怖を物理的に具現化する超自然的な力を持っているからだ。
動物のキリンとは全く違う神獣
キリンガム聖の麒麟は、アフリカにいる首の長いキリンとは全くの別物だ。中国神話に現れる伝説上の動物(瑞獣)の一種で、獣類の長とされ、鳥類の長たる鳳凰と比せられる存在である。
キリンガム聖の外見を見ても、確かに神話の麒麟の特徴を持っている。首から上が麒麟になっており、空想上の動物の特徴が確認できる。
この神獣としての格の高さが、幻獣種に分類される理由の一つでもある。単なる動物ではなく、神話レベルの存在だからこそ、特別な力を宿しているのだろう。
麒麟って実は最強クラスの神獣だった
四神に匹敵する格上の存在
中国神話における麒麟の地位は、想像以上に高い。獣類の長とされ、鳥類の長たる鳳凰と比せられ、しばしば対に扱われる存在だ。
王が仁のある政治を行うときに現れる神聖な生き物「瑞獣」とされ、鳳凰、霊亀、応竜と共に「四霊」と総称されている。四霊の一角を担う最高位の聖獣なのだ。
この神話設定が事実なら、キリンガム聖の能力は五老星の中でも最上位クラスかもしれない。夢具現化という特殊能力も、この格の高さから来ているのだろう。
いい王様が生まれる時に現れる聖獣
麒麟には「聖君の出現を告げる瑞獣」という重要な役割がある。泰平の世に現れるとされ、まさに王権の象徴でもある。
これは世界政府の最高権力者である五老星の一員としては、実に相応しい能力と言えるだろう。キリンガム聖自身が、まさに世界の「王」としての地位を体現している。
興味深いのは、本来は聖君の象徴である麒麟の力を持ちながら、キリンガム聖は明らかに暴君的な行動を取っていることだ。これは麒麟の本来の性質と真逆の存在と言える。
麒麟が怒ると世界が滅びる?
神話の麒麟には恐ろしい一面もある。神聖な幻の動物と考えられており、麒麟を傷つけたり、死骸に出くわしたりするのは、不吉なこととされるからだ。
古代中国の記録では、麒麟が不吉な扱いを受けると天変地異が起こるという伝説も残っている。もしキリンガム聖がこの力を持っているなら、世界レベルの災害を引き起こす可能性もある。
ルフィたちとの最終決戦では、この神話級の破壊力が解放されるのではないだろうか。五老星の中でも特に危険な存在として、今後注目すべき敵となりそうだ。
神の騎士団の作戦がヤバすぎる件
子供たちを悪夢で襲う鬼畜ゲーム
神の騎士団が仕掛けた作戦は、想像を絶する残酷さだった。エルバフの子供たちを標的にした恐怖具現化攻撃は、まさに鬼畜の所業と言える。
まずは「眠らせた」子供達を用意した船まで「矢印で」歩かせる。エルバフの戦士達がそれを止めることができたら神の騎士団側の負けだが、エルバフの戦士達の相手をするのは「子供達が思い描いたこわいもの達」という卑劣なゲームだった。
この作戦の真の狙いは、エルバフの戦士たちの戦闘力を削ぐことだったのかもしれない。子供が危険な状況では、大人たちは全力で戦えないからだ。
ソマーズ聖とのコンビ技が完璧
キリンガム聖は一人で行動していたわけではない。ソマーズ聖との連携攻撃が、神の騎士団の真骨頂を見せつけた。
ソマーズ聖はイバイバの実(荊人間)。キリンガム聖は"リュウリュウの実"幻獣種モデル「麒麟」(夢具現人間)として、それぞれ異なる能力で連携している。
二人の能力が完璧に補完し合っているのが恐ろしい。物理攻撃と精神攻撃、両方向からの攻撃に対処するのは、相当困難だろう。
エルバフでルフィと激突確定?
エルバフでの戦闘は、まだ序章に過ぎない可能性が高い。キリンガム聖とルフィの直接対決は、ほぼ確実に起こるだろう。
現在のルフィなら、恐怖具現化攻撃にどう対抗するのか?ギア5の自由な発想力で、精神攻撃を跳ね返すことができるかもしれない。
この戦いでルフィがさらなる覇気の進化を見せるかもしれない。神獣級の敵との戦いは、主人公の成長にとって絶好の機会となるはずだ。
エルバフ編は、ワンピース史上最も過酷な精神戦になりそうだ。ルフィたちがどんな策でこの危機を乗り越えるのか、今から楽しみで仕方がない。