【ワンピースネタバレ考察】命令に逆らっていた?セラフィムが暴走する可能性を考察
出典:「ONE PIECE」(C)尾田栄一郎/集英社

ワンピース1090話でセラフィムが捕獲されていることが判明しました。
Sスネークの発言や行動からセラフィムには自我があり、命令に逆らう可能性も高くなったと言えます。

セラフィムの暴走や世界政府を裏切る可能性について考察します。

最新話で判明したセラフィムに関する事実

確保されたセラフィム
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

セラフィムが捕獲されていたことが確定

ワンピース1090話で、セラフィムがバブルボールで捕獲されていることが判明しました。
セラフィムは、ルフィたちの攻撃を受けてもダメージを受けない姿が描かれています。

このことから、1089話でルフィたちがヨークを捕まえていたとわかった時に、どうやってセラフィムを倒したのかが話題になりました。

しかし、1077話でセラフィムのSスネークにバブルガンが有効なことは描かれています。
いくら強くてもバブルボールを使えば、セラフィムを捕まえるのは難しくなかったようです。

Sスネークは自分の意思で石化を解除していた

石化したウソップたちが元に戻っていたのは、Sスネークが自分の意志で元に戻したからでした。
メロメロの実で石化してしまうと、能力者を倒したとしても石化を解くことはできません。

石化した人間を元に戻すには、能力者が石化を解除する必要があります。
しかし、ルフィが頼んだら、Sスネークはあっさり石化を解除していたことが判明。

元々、Sスネークはルフィのことを好きらしい描写が描かれていました。
今回の描写で、ルフィが頼めばSスネークは命令違反する可能性が出てきました。


セラフィムには明確な自我がある可能性が高い

1090話で、セラフィムには明確な自我がある可能性が高くなりました。
Sスネークは麦わらの一味と会話しており、自我がある可能性が示唆されていました。

今回は、セラフィムに怯えるCPのエージェントに、Sスネークが「抹殺命令など受けておらぬ お前たちに用はない」と発言

さらにSホークも「こんなものに閉じ込めやがって」と愚痴を言っていました。
Sホークの反応も非常に人間的で、プログラムされた反応ではないでしょう。

この2人だけ特別とも考えにくいので、セラフィムには普通の人間と変わらない自我や知能があると思われます。

セラフィムの戦闘力についての考察

Sホーク相手に余裕を見せるゾロ
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

特殊能力なしでは弱い?

凄まじい強さを見せているセラフィムですが、特殊能力なしではあまり強くない可能性があります。
Sホークはゾロと鍔迫り合いになった際に、冷や汗を流していました。

一方のゾロはかなり余裕のある感じで、Sホークとかなりの力の差があるように見えました。
ルフィ・ゾロ・ルッチは、セラフィムと長時間戦ったのにほとんどダメージを受けていないようです。

トップクラスの強者と比較してですが、特殊能力なしではセラフィムはそこまで強くはなさそうです。

防御能力はルナーリア族よりも上?

ルフィ・ゾロ・ルッチにダメージを与えられなかったですが、セラフィムの防御力は非常に強力です。
ルナーリア族と同じで、背中の炎が消えないうちは攻撃が効かないと考えられます。

長時間攻撃を受けたはずなのに、Sホーク・Sベアはほとんどダメージを受けていないようでした。
ゾロのアドバイスで炎が消えれば、攻撃が通用することは全員知っていました。

炎がなかなか消えないとも言っていたので、セラフィムの背中の炎はルナーリア族よりも消えにくいのかもしれません。

セラフィムが命令を聞かなくなる要素を考察

出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

Sスネークは命令よりもルフィを優先する?

Sスネークは、命令よりもルフィのことを優先する可能性が出てきました。
Sスネークは、ヨークから島にいる人間を抹殺するように命令されています。

命令を受けたSスネークはウソップ・フランキー・リリスを石化し、ピタゴラスを踏みつぶしました。
しかし、Sスネークは、ルフィに頼まれてあっさりと石化を解除してしまいました。

自分が捕まった状態とはいえ、抹殺対象の石化を解くのはすでに命令に逆らっているとも言えるでしょう。

ルフィが命令に逆らうように言った時どんな反応をするのかわかりませんが、あっさり言う通りになってしまいそうです。

「生き物の欲は制御できない」は命令を聞かなくなる伏線?

「生物の欲は制御できない」という発言は、セラフィムが命令を聞かなくなる伏線の可能もあります。
麦わらの一味がエッグヘッドを訪れた際に、リリスは「生物の欲は制御できない」と言っていました

実際に獣兵器は暴走することが多く、ベガパンクの欲を担当するヨークはベガパンクを裏切りました。
セラフィムも生物である以上、欲に従って暴走する可能性はあるでしょう。

世界政府を嫌う人物のクローンも多い

セラフィムが、世界政府を嫌う人物のクローンが多いのも命令を聞かなくなる要素になりそうです。
現在、登場したセラフィムは全員七武海のクローンです。

奴隷だったハンコックや革命軍幹部のくまなど、七武海には世界政府を嫌う人間が多いです。
体験は血統因子に記憶される可能性があり、クローンはオリジナルの体験を覚えているかもしれません。

SスネークやSベアが、世界政府に反感を持つようになる可能性は高いでしょう。
また、クローンは性格的にもオリジナルの人間似ていると思われます。

そもそも、七武海は政府の言う通りに動かず問題を起こす人物が多いです。
セラフィムのほとんどが性格的に、反逆しそうな問題を抱えていると言えます。

セラフィムの兵器としての問題点を考察

仲間を助けるためにセラフィムを止めるコビー
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

味方の海兵を平気で攻撃した可能性が高い

1090話の描写から、セラフィムは味方の海兵を平気で攻撃していたと思われます。
1059話でセラフィムは海兵を巻き込むような攻撃を行い、コビーに止められています。

このことから、セラフィムは味方を識別する機能が旧型のパシフィスタに劣ると思われました。
しかし、セラフィムはかなり人間に近く、1090話ではCPのエージェントと会話までしています。

機械的に味方を識別できないとしても、敵味方の区別がつかないとは思えません。
セラフィムは、味方が巻き込まれることをわかった上で攻撃した可能性が高いです。

CPのエージェントが怯え、ルッチがSベアをクソガキと言っていたのは、こういった問題が知られているからかもしれません。

運用にはエッグヘッドのメンテナンスが必須?

セラフィムの運用には、エッグヘッドのメンテナンスが必須の可能性があります。
海軍やCPはセラフィムを使用していますが、戦闘後はエッグヘッドに返却されています。

海賊との戦いが激化している中で、特に意味もなくセラフィムを返却するとは思えません。
メンテナンスを行うなど、定期的にエッグヘッドに返却する必要があるのでしょう。

セラフィムは強力な兵器ですが、頻繫に返却するする必要があるなら運用はかなり難しくなります

セラフィムに関する今後の展開を予想

セラフィムの暴走を恐れるCPのエージェント
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

セラフィムをメンテナンスする施設が破壊される?

エッグヘッドの戦闘が激化すれば、セラフィムをメンテナンスする施設が破壊される可能性があります。

サターン聖が最優先で確保する目標としたのは、マザーフレイムのパワープラント・ヨークの身柄・ヨークの頭脳となるパンクレコーズの3つです。

最悪の場合、最優先の目標以外は失ってもいいという指示が出ています。
エッグヘッドで戦闘が開始されれば、セラフィムのメンテナンスに必要な施設・設備が破壊される可能性もありそうです。

メンテナンスができなくなったセラフィムが、暴走する展開もあるかもしれません。

翼が黒いのは天竜人に反逆する伏線?

セラフィムが黒い翼を持っているのは、世界政府に反逆する伏線の可能性があります。
セラフィムは、キリスト教の熾天使の名前です。

天使は神に仕えるものですから、ワンピースのセラフィムも天竜人という神に仕える天使という意味がありそうです。

しかし、セラフィムの翼は黒い色をしています。
神に反逆する堕天使は、黒い翼を持つ存在として描かれることも多いです。

セラフィムの黒い翼は、天竜人に反逆する暗示かもしれません。

海兵に嫌われたセラフィムは麦わらの一味の味方に?

海兵に嫌われたセラフィムが、麦わらの一味の味方になる可能性もあるかもしれません。
セラフィムは、味方ごと敵を攻撃する可能性が高いです。

味方を平気で攻撃するセラフィムは、海兵から恐れられるようになるでしょう。
すでにCPのエージェントは、同じ部屋にセラフィムがいるだけで怯えていました。

海兵に恐れられ嫌われたセラフィムが、居場所を失う可能性もあるでしょう。
麦わらの一味は、これまでも居場所のない存在を受け入れてきました。

居場所のなくなったセラフィムが、麦わらの一味の味方になる展開は十分に考えられます。
少なくともルフィに恋をしているSスネークが、味方になる可能性は非常に高いでしょう。

セラフィムの暴走に関する考察まとめ

反応がハンコックそっくりなSスネーク
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

1090話の情報から、セラフィムの暴走・裏切りに関する考察をまとめました。
セラフィムは、世界政府の切り札的な兵器として登場しました。

しかし、セラフィムはかなり生物的な兵器で、機械のようにコントロールできる存在ではなさそうです。
ベガパンクも、セラフィムを最強の人類と呼んでいました。

現在は完全に命令を聞いていますが、命令に逆らえる可能性も出ています。
今後、セラフィムの扱いがどうなるのかに注目です。

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