アニメ【雲のむこう、約束の場所】のあらすじや魅力は?感想・評価をご紹介!
出典:雲のむこう、約束の場所公式サイト

【雲のむこう、約束の場所 】の基本情報・あらすじ

「雲のむこう、約束の場所 」の基本情報

<スタッフ>

監督深海誠
原作深海誠
脚本深海誠
音楽鎌田雅人
制作・配給コミックス・ウェーブ・フィルム

2004年に公開された深海誠監督作品「雲のむこう、約束の場所」は長編アニメーション映画です。

深海誠監督のデビュー作「ほしのこえ」のあとに公開された第2作目になります。上記の図を見てもらえばわかる通り、原作、脚本、撮影、監督からほとんどを自身で手掛けたアニメ映画で、国内外を問わずに高い評価を受けています。

制作会社は「コミックス・ウェーブ・フィルム」です。

皆さん記憶に新しいと思いますが、深海誠監督の最新作「天気の子」を制作した会社としても知られています。

「雲のむこう、約束の場所」は国内外問わず高い評価を受けていて様々な賞を受賞しています。

受賞した賞
・東京国際アニメフェア2003 表現技術賞(パイロット版)
・カナダファンタジア映画祭 アニメーション映画部門銀賞
・第36回 星雲賞 アート部門
・第59回 毎日映画コンクールアニメーション映画賞
・韓国SICAF2005 長編映画部門優秀賞

国内外で認められている作品ということがわかりますね。

<登場人物・キャスト>

登場人物キャスト
滝沢 浩紀(本作の主人公)吉岡秀隆
白川 拓也(主人公の親友)萩原聖人
沢渡 佐由理(本作のヒロイン)南里侑香
富沢 常夫(特殊情報処理研究室の室長)井上和彦
笠原 真希(脳科学を研究する研究員)水野理紗
水野 里佳(東京の高校で浩紀と知り合った少女)中川里江

「雲のむこう、約束の場所」の製作スタッフや登場人物をご紹介しました。

ここからはあらすじを紹介していきたいと思います。

「雲のむこう、約束の場所」はもうひとつの戦後の世界が描かれています。

1996年日本は南北に分断されている世界が描かれています。

雲のむこう、約束の場所のあらすじ

戦争により南北に分断されてしまった日本。津軽海峡には国境線が引かれ、共産国家群の「ユニオン」が蝦夷(北海道)を支配下におき、ユニオン塔という白く高い塔を建設したのです。塔は平行宇宙(異世界)の情報を受信するための量子塔で、兵器として利用するために建設されています。 青森県津軽市に住む主人公「藤沢浩紀」と親友の「白川拓也」は、国境を飛び越え飛行機でユニオン塔まで行く計画を立てていました。しかし、ふたりの行為は犯罪にあたるため、ほんの一部の人間しか知りませんでした。 ふたりは塔までいくため飛ぶ飛行機(ヴェラシーラ)を、廃駅になった格納庫で飛行機を密かに制作します。主人公浩紀が好意をもっている同級生「沢渡佐由理」に計画のことを話し、一緒に行こうと約束をしたのです。

次に「雲のむこう、約束の場所」の魅力についてご紹介していきたいと思います。

【雲のむこう、約束の場所】の3つの魅力

雲のむこう、約束の場所には主に3つの魅力があります。

雲のむこう、約束の場所の3つ魅力は?
1.感動的なストーリー
2.美しい風景描写
3.物語に引き込まれやすい

以上の3つになります。

感動的なストーリー

切ない物語でもあり感動的な物語でもあります。

戦争を描いたという物語なのでいろいろ考えさせられます。

この物語で特に感動的だったのは、ある日突然彼女(沢渡 佐由理)が姿を消してしまいます。

その悲しさをすべて忘れ去るために、何もかもを投げ出し東京へ逃げてきます。

その後、彼女のために命がけで飛ぼうとする主人公の悲しさ、喪失感、寂しさがしんみり伝わるような物語です。

美しい風景描写

雲の向こう、約束の場所
出典:「雲の向こう、約束の場所」公式サイト © Makoto Shinkai/ CoMix Wave Films

やはり深海誠監督作品を大きく評価される理由の一つ「美しい風景描写」これなくして深海誠は無しといっても過言ではないと思います。

それを証明するように映像の表し方や表現の仕方国内外問わず評価されているのではないでしょうか?

映像の美しさはもちろん、壮大な空の風景、光を巧みに使った演出。感情を風景としてあらわす技術これが抜群に上手です。

この映像の表現方法で深海誠ワールドに引き込まれていく視聴者の方は決して少なくはないはずです!

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