【ワンピースネタバレ考察】ついに判明!ハラルド王がエルバフの子供を傭兵にする計画の内幕

エルバフ編で徐々に明かされるハラルド王の真の姿。

「戦いより他国との交易を」を掲げた名君として慕われてきたハラルド王ですが、最新話の展開から驚愕の真実が浮かび上がってきました。

神の騎士団がエルバフの子供たちを狙っている現状と、マザー・カルメルの「羊の家」での人身売買を重ね合わせると、ハラルド王が進めていた「改革」の真の目的が見えてきます。

本記事では、ハラルド王が計画していたエルバフの子供を傭兵として育成・売買する恐るべき計画の内幕を徹底考察します。

エルバフ編が本格的に始まり、ハラルド王を巡る謎が次々と明らかになっています。表面上は平和的な改革を進めた名君として語られる彼ですが、その裏には恐ろしい真実が隠されているようです。

ハラルド王の「改革」に隠された真の目的

マザー・カルメルとの危険な思想的共通点

ハラルド王とマザー・カルメルには「戦いより交易」という共通の理念がありました。しかし、この美しく聞こえる思想の裏には、巨人族を利用した人身売買計画が隠されていたようです。

原作では、ハラルド王がマザー・カルメルの進言を受けて改革を進めたと明記されており、カルメルが去った後も「交易」政策を継続していたことが判明している(エルバフ編最新話より)

マザー・カルメルは表向きは「聖母」として慕われていた一方で、実際は海軍と繋がった人身売買業者でした。闇の名前を「山姥」と呼ばれ、優秀な孤児を諜報部員として売り飛ばしていたのです。ハラルド王がこの事実を知らなかったとは考えにくいですね。

あにま
平和な改革の裏に恐ろしい計画があったなんて...

「交易」の名の下で進められた人身売買計画

エルバフの改革は単なる平和政策ではありませんでした。世界政府が巨人族の戦力を確保するための長期計画だったと思われます。材木の輸出などの表の交易と並行して、優秀な巨人族の子供たちを選別し、海軍に送り込む仕組みが作られていたのかもしれません。

マザー・カルメルが運営していた「羊の家」は、表向きは孤児院でしたが、実態は海軍への人材供給システムでした。2年に1度、優秀な孤児を世界政府に売り渡していたことが原作で明らかになっています

ハラルド王の改革により、戦闘的だったエルバフが平和ボケした状態になったのも計算のうちだったでしょう。抵抗力を削ぎ、優秀な子供たちを選別しやすくする環境を整えていたのです。

神の騎士団との密約と子供傭兵育成システム

現在エルバフに現れた神の騎士団は、ハラルド王時代から続く計画の実行部隊かもしれません。シャムロック率いる神の騎士団が子供たちを狙っているのは偶然ではないでしょう。

羊の家出身者がCP0のメンバーと酷似している点も見逃せません。マザー・カルメルが育てた孤児たちが、現在の神の騎士団として活動している可能性が高いのです。つまり、ハラルド王の時代から続く子供傭兵育成システムが今も機能しているということですね。

あにま
羊の家の子供たちが神の騎士団になってるなんて!

世界政府が求めた巨人族の戦力確保

エルバフ弱体化と優秀な子供の選別作業

世界政府にとって、エルバフの巨人族は脅威でもあり、同時に欲しい戦力でもありました。ビッグ・マムが「エルバフの巨人族を味方にできれば他の四皇を倒せた」と語ったように、その戦闘力は計り知れません。

ハラルド王の改革により、伝統的な戦士文化が薄れ、エルバフ全体の戦闘力が低下しました。一方で、優秀な個体は「交易」の名目で海軍に送り込まれ、世界政府の戦力として活用されていたのです。

実際に海軍初の巨人族海兵であるジュン・ジャイアントは、マザー・カルメルが巨人族と海軍の橋渡しをしたことで誕生したとされており、この人身売買システムの成果といえるでしょう

伝統を重んじる長老たちとハラルド王が対立していたのも、この改革の真の目的を一部の長老が察知していたからかもしれません。戦士の誇りよりも「交易」を優先する政策に、危機感を抱いていたのでしょう。

ハラルド王の計画が破綻した理由と現在への影響

しかし、この計画には致命的な欠陥がありました。マザー・カルメルがビッグ・マムに食べられてしまったことで、人身売買のシステムが一時的に破綻したのです。その後もハラルド王は改革を続けましたが、もはや以前のような効率的な人材供給は困難になっていました。

そこでロキが父親を殺害したとされる事件が起きます。しかし、これは実際には神の騎士団による陰謀だった可能性が高いでしょう。ハラルド王が邪魔になった世界政府が、彼を排除してより直接的な支配に乗り出したのかもしれません。

あにま
ロキは濡れ衣を着せられた可能性が高いね

ロキによる計画阻止と真相隠蔽工作

神の騎士団が現在も継続する子供狙いの背景

現在の神の騎士団の行動を見ると、子供たちを狙う理由がよく分かります。彼らは単に戦力が欲しいのではなく、幼い頃から洗脳・教育することで完全に従順な兵士を作り上げたいのです。

エルバフの子供たちは巨人族としての潜在能力を持ちながら、平和な環境で育っているため警戒心が薄く、格好の標的といえるでしょう。また、親たちも戦士としての危機感を失っているため、子供を守る意識が低下している可能性があります。

マザー・カルメルが「みなし子は足がつかない」と語っていたように、孤児や家族から離された子供たちは諜報部員として最適な素材なのです

ロキが宝樹アダムに縛り付けられているのも、真実を語られることを恐れた神の騎士団の仕業かもしれません。彼が知っている父王とマザー・カルメルの真実が明かされれば、エルバフの人々は騙されていたことを知ってしまうでしょう。

ハラルド王計画の全貌から見える今後の展開

ルフィたちがエルバフにやってきたことで、この長年続いてきた陰謀に終止符が打たれる可能性が高いです。ロキの解放と真実の露呈により、エルバフの人々は自分たちが騙されていたことを知るでしょう。

しかし、それは同時に新たな危機の始まりでもあります。神の騎士団は計画が露呈することを防ぐため、より強硬な手段に出てくる可能性があります。平和ボケしたエルバフの戦士たちが、再び戦いの現実と向き合うことになるかもしれません。

あにま
ルフィたちがエルバフを救えるかな?

平和ボケしたエルバフが直面する真の危機

ルフィたちが阻止すべき新たな人身売買の脅威

エルバフ編のクライマックスでは、新たな人身売買システムの構築を阻止する戦いが描かれるかもしれません。神の騎士団は過去の羊の家システムを現代版にアップデートし、より効率的な子供狩りを行おうとしているのでしょう。

ハラルド王時代の「交易」という美名に隠された真実が明らかになることで、エルバフの人々は平和の代償として何を失ってきたかを理解するはずです。戦士の誇りを捨てて得た平和が、実は世界政府の罠だったという衝撃的な真実に直面することになります。

現在も神の騎士団がエルバフの子供たちを狙っているということは、ハラルド王時代から続く人身売買計画が現在進行形で実行されているということです

ルフィたちの活躍により、この闇の歴史に終止符が打たれ、エルバフが真の意味で自由な国になることを期待したいですね。そして、騙されてきた巨人族たちが再び戦士としての誇りを取り戻し、世界政府の脅威に立ち向かう姿が描かれることでしょう。

ハラルド王の改革は平和をもたらしたように見えて、実は巨人族の魂を売り渡す取引だったのです。この真実がエルバフ編でどのように明かされ、ルフィたちがどう立ち向かうのか、今後の展開が非常に楽しみです。

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