【リゼロ】暴食の魔女ダフネは魔獣の生みの親!能力・過去・魔獣を創った理由を解説
出典:『Re:ゼロから始める異世界生活』(Ⅽ)長月達平/KADOKAWA

リゼロに登場する暴食の魔女ダフネは、あらゆる魔獣の生みの親です。
人類の脅威である魔獣を生み出した存在として、世界中で恐れられています。

ダフネの強さや能力、過去や魔獣を生み出した理由を解説します。

【リゼロ】暴食の魔女のダフネのプロフィール

三大魔獣を含むあらゆる魔獣の生みの親

ダフネ
出典:『Re:ゼロから始める異世界生活』(Ⅽ)長月達平/KADOKAWA

 

名前ダフネ
身長140cm前後
声優東山奈央

 

ダフネは暴食の魔女で、あらゆる魔獣の生みの親です。
常に凄まじい飢餓感を抱えており、その空腹感を埋めるためにどんなものでも食べようとします

少し動いただけで疲れてしまうため、自分自身を拘束して消耗を防いでいます。
基本的に温厚ですが、彼女にとって自分以外の全ては食べ物で、弱肉強食が全てという特殊な価値観の持ち主

一方で食べること以外に関しては、かなり理性的で論理的に物事を考えられる頭の良いタイプです。

嫉妬の魔女の次に恐れられる魔女で正体は吸血鬼?

原作の挿絵のダフネとテュフォン
出典:『Re:ゼロから始める異世界生活』(Ⅽ)長月達平/KADOKAWA

 

ダフネは嫉妬の魔女サテラの次に一般人から恐れられた魔女で、正体は吸血鬼ではないかと言われています。
ダフネはあらゆる魔獣を生み出した魔女であり、その被害の大きさは嫉妬の魔女を覗けば一番です。

戦闘能力に関してもセクメトに次に強く、大罪魔女の中では3番目に位置しています。
また、ダフネは不死の体を持っていたようです。

魔女の中には吸血鬼がいたと言われており、不死のダフネは吸血鬼の可能性が高いです。
リゼロ世界の吸血鬼は、呪い人形の呪術によって不死になった存在のことで血を吸うわけではありません。

【リゼロ】ダフネの強さ・能力・権能を解説


第三の口からあらゆる魔獣を生み出す

原作の大兎
出典:『Re:ゼロから始める異世界生活』(Ⅽ)長月達平/KADOKAWA

 

ダフネは、あらゆる魔獣を生み出す第三の口を持っています
作中では魔獣を生み出すシーンがないため、第三の口がどこにあるのかは不明です。

また、存在すると思われる第二の口に関しては一切の情報がありません。

飢餓感を与える左目とそれ以上に危険な右目を持つ

ダフネの素顔
出典:『Re:ゼロから始める異世界生活』(Ⅽ)長月達平/KADOKAWA

 

ダフネの目は恐ろしい力を秘めており、左右で異なる力があるようです。

ダフネの左目を見た者は、猛烈な飢餓感を植え付けられます
WEB版では左目を見たスバルは空腹感のせいで、自分の指を食べてしまいました

右目は左目よりも恐ろしいとされており、何らかの能力があるはずですが詳細は不明です。
両目の力を抑えるために目を隠していますが、設定画で目が金色であることが明かされています。

目が見えないはずですが、匂いで周囲の状況を完全に把握しており、目が見えなくても特に問題ないようです。

身体のあらゆる部分に触れたものを捕食できる

ダフネの初期デザイン
出典:『Re:ゼロから始める異世界生活』(Ⅽ)長月達平/KADOKAWA

 

ダフネは身体のあらゆる部分から、触れた相手を食べることができます。
基本的に食事は口で行うようですが、髪や肌でも食料を食べることが可能です。

ダフネに触れるなと言われているのは、触れただけで捕食されるからでしょう。
魔女になったばかりの頃に気絶し、無意識に生み出した大量の魔獣をどんどん捕食したこともありました。


自分自身を拘束し魔獣百足棺を操ることで移動する

ダフネの設定画
出典:『Re:ゼロから始める異世界生活』(Ⅽ)長月達平/KADOKAWA

 

ダフネは拘束された状態で棺型の魔獣に入っており、操ることで自由に移動します。

ダフネが入れられている棺は、百足棺と呼ばれる魔獣です。
普段は棺桶にしか見えませんが、無数の足が生やしてダフネが横になったまま移動できます。

拘束された状態では動けないダフネが、移動するために作った魔獣なので1匹しかいない可能性が高いです。

百足棺はダフネの意志の通りに動きますが、テュフォンの能力の影響を受けずに彼女を押さえつけることができます

【リゼロ】ダフネの過去を考察

あらゆる禁術を施されて村娘から不死の魔女に

漫画5巻表紙のダフネ
出典:『Re:ゼロから始める異世界生活』(Ⅽ)長月達平/KADOKAWA

 

ダフネは元々は普通の村娘でしたが、あらゆる禁術を施されたことで不死の存在になってしまいました。
400年以上前、ある村の領主は不治の病にかかり、病を治すために禁忌の術に手を染めます

領主は禁術の効果を確かめるために領民を実験に使用し、死んだ者は打ち捨てていきました。
村に住んでいたダフネも実験に利用され、結果として不死の存在になります。

飢餓を抱えて周囲のあらゆるものを食いつくす

食欲を抑えきれないダフネ
出典:『Re:ゼロから始める異世界生活』(Ⅽ)長月達平/KADOKAWA

 

ダフネはとてつもない飢餓感を抱えるようになり、自分の周りのあらゆるものを食べつくします。
拘束されていたダフネは、突如とてつもない飢餓感に襲われるようになります。

彼女は領主の屋敷に閉じ込められていましたが、周囲の物を食べつくして全てが消失しました。
あまりにも強い飢餓感を抱えたダフネは何も考えることができず、記憶まで失います

食用として白鯨・大兎・黒蛇などの魔獣を生み出す

白鯨と向かい合うヴィルヘルム
出典:『Re:ゼロから始める異世界生活』(Ⅽ)長月達平/KADOKAWA

 

ダフネは激しすぎる飢餓の中で魔獣を生み出し、自分で食べるだけでなく世界中に解き放ちます。
空腹感に苦しむダフネは、無意識に魔獣を生み出していました

大量の魔獣とダフネは食い合いを始めますが、不死のダフネが死ぬことはありません。
やがて拘束が外れ、自由になったダフネと共に魔獣たちも外の世界に出て行きました。

その後もダフネは魔獣を生み出し続け、白鯨・大兎・黒蛇のような魔獣も世界に解き放たれました。
また、魔獣は自分で食べるためだけでなく、人間の食糧になるように作られています

しかし、大抵の人間は魔獣に勝てないことが考慮されていないため、世界中に魔獣を放った存在としてダフネは恐れられるようになりました。

三大魔獣に関しては以下の記事で詳しく解説しています。
興味のある方は是非チェックしてみてください。

【リゼロ】ダフネの登場と活躍を解説

魔女のお茶会で初登場し大兎の倒し方を説明

四章漫画の22話表紙の魔女たち
出典:『Re:ゼロから始める異世界生活』(Ⅽ)長月達平/KADOKAWA

 

ダフネは第四章の魔女のお茶会で初登場し、スバルに大兎を倒す方法を教えました。
ダフネは他の魔女と共に登場し、スバルと会話しています。

彼のことをすばるんと親しげに呼び会話も通じますが、魔獣は食用に作り出したと発言。
普通の人間には理解できないダフネの価値観に、スバルは呆然としていました。

大兎は強いマナに集まる習性があるので、集まったところを強力な魔法で倒せるとアドバイスしています。

テュフォンを人質に取ってスバルの治療を手助けする

挿絵のスバルと6人の魔女
出典:『Re:ゼロから始める異世界生活』(Ⅽ)長月達平/KADOKAWA

 

大罪魔女全員が集まった3度目の茶会では、自殺しようとしたスバルの治療を手助けします。
3度目の茶会では魔女全員が集まり、嫉妬の魔女まで登場

ダフネはスバルが賢人候補だと言っており、彼の秘密を知っているようでした。
混乱したスバルは自殺しようとしますが、命を助けるか、そのまま死なせるかで魔女たちは対立

ダフネはテュフォンを人質に取ることでセクメトをけん制し、ミネルヴァがスバルを治療するのを手助けしました。

魔晶石の中に入れられて聖域の外に出る

漫画の魔女たち
出典:『Re:ゼロから始める異世界生活』(Ⅽ)長月達平/KADOKAWA

 

四章終了後、ダフネは他の魔女たちとともに魔晶石の中に入って聖域の外に出ることになります。
オメガの体を手に入れて復活したエキドナは、聖域を旅立つことになりました。

ダフネを含む魔女たちの魂は、魔晶石の中に入れられてエキドナに同行
ダフネは難しい話の要点をまとめて説明するなど、かなり頭の良い一面を見せています

エキドナに関しては以下の記事で詳しく解説しています。
興味のある方は是非チェックしてみてください。

【リゼロ】ダフネが砂の海で枯れ死した過去を考察

ダフネはフリューゲルに殺された?

挿絵のダフネ
出典:『Re:ゼロから始める異世界生活』(Ⅽ)長月達平/KADOKAWA

 

ダフネは砂の海で枯れ死したとされていますが、これはフリューゲルの仕業かもしれません。
恐らくダフネは砂漠のような場所で動きを封じられて、衰弱死したと思われます

サテラがこういった殺し方をするとは考えにくく、ダフネが普通の人間の罠で死亡したとも思えません。
現在、名前が判明しているキャラで、ダフネを罠に嵌めそうなのはフリューゲルでしょう。

詳細がわからないフリューゲルですが、大賢者や扇動者と呼ばれています。
知略に長けた人物の可能性あり、ダフネを罠に嵌めて殺していてもおかしくありません

フリューゲルに関しては以下の記事で詳しく解説しています。
興味のある方は是非チェックしてみてください。

ダフネが死んだのはアウグリア砂丘?

アウグリア砂丘での冒険
出典:『Re:ゼロから始める異世界生活』(Ⅽ)長月達平/KADOKAWA

 

ダフネが死んだ場所は、アウグリア砂丘の可能性が高いです。
ダフネが死亡したのは砂の多い場所で、6人の大罪魔女は全員ルグニカ王国で死亡ています。

ルグニカ王国にあるアウグリア砂丘は、この条件に当てはまる場所です。
さらにアウグリア砂丘には、異常に多くの魔獣が生息しています。

魔獣を生み出すダフネが死んだ場所なら、魔獣の群生地になっていてもおかしくありません

【リゼロ】ダフネについてまとめ

Re:ゼロから始める異世界生活に登場する暴食の魔女ダフネについて解説しました。
ダフネは悪意なく大量の魔獣を生み出して、世界中の人間を恐怖に陥れています。

能力的にも存在するだけで危険であり、非常に魔女らしいです。
味方とも敵とも言えない存在なので、今後どんな再登場するのか楽しみに待ちましょう。

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