【呪術廻戦】獄門彊(ごくもんきょう)とは?裏門の存在、封印と解除方法を徹底解説!
出典:『呪術廻戦』(Ⅽ)芥見下々/集英社

目次

獄門彊は呪術廻戦に登場したどんなものでも封印できる特級呪物です。
作中初期から名前が登場しており、一時的に五条悟を物語から退場させる重要アイテムになりました。

獄門彊の封印条件や解除方法、元ネタなどを解説します。

【呪術廻戦】獄門彊ごくもんきょうとは

獄門彊は過去の術師・源信げんしんが呪物化した特級呪物

獄門彊の「裏」登場
出典:『呪術廻戦』(Ⅽ)芥見下々/集英社

 

獄門彊は、源信という名の過去の術師が呪物化した特級呪物です。
源信は生きた結界と呼ばれるほど、強力な結界術の使い手だったようです。

見た目は立方体で、初登場時は呪符で覆われていました。
獄門彊の表面にはいくつもの眼球が浮かんでいて、対の目の眼球の合計数が7になっています。

条件を満たせば封印できないものはないほど強力な結界

麻雀を打ちながら獄門彊の説明をする偽夏油
出典:『呪術廻戦』(Ⅽ)芥見下々/集英社

 

獄門彊は条件を満たせば、封印できないものはないとされる強力な結界です。
作中最強の呪術師五条悟も獄門彊に拘束されて、何もできずに封印されました。

おそらく両面宿儺でも、獄門彊に封印されたら何もできないと思われます。
封印に特化した非常に強力な呪物ですが、定員は1名です。

一度封印したら、解除するまで使用することはできません。

獄門彊は海外に持ち出されていた

獄門彊を持った夏油傑
出典:pixiv@牙ya

 

獄門彊は、呪術廻戦11話の時点で偽夏油が所有しています。
偽夏油は、六眼の所有者を封印するために獄門彊を探していました。

五条悟を封印する6年前に、偽夏油は獄門彊を見つけたようです。
偽夏油が見つける前は、天元の結界でも獄門彊がどこにあるのかわかりませんでした

そのため、獄門彊は天元の力が及ばない海外にあった可能性が高いです。

獄門彊には「表」と「裏」がある

獄門彊「裏」を持ち出した天元
出典:『呪術廻戦』(Ⅽ)芥見下々/集英社

 

獄門彊には偽夏油が所有していた「表」の他に、天元が所有している「裏」の2つがあります。
「裏」は天元が結界をかけて隠していたもので、偽夏油も「裏」の存在を知りませんでした

「表」と「裏」は、獄門彊の表門と裏門に当たる存在です。
そのため、獄門彊で封印された対象は、「裏」の中にも封印されています。

「裏」を抉じ開ければ封印を解くことも可能ですが、通常の方法では開けることはできません。
また、「裏」を封印に使えるのかは不明です。

実在の僧侶源信が世界を3つに分けたのが獄門彊の元ネタ?

発動した獄門彊
出典:『呪術廻戦』(Ⅽ)芥見下々/集英社

 

獄門彊は源信と呼ばれた術師のなれの果てとされていますが、同名の僧侶が実在します。
実在の源信は平安時代の僧侶で、世界を3つに分けた人物として知られています。

当時の日本では、死後の世界は山の向こうにあるようなイメージで簡単に行き来できると思われていました。

源信は、極楽や地獄といった死後の世界は、異世界で簡単には行き来できないことを一般に広めました

世界を現世・極楽・地獄の3つに分断したことは、世界を3つに切り分けたとも言えます。
このことが、獄門彊の元ネタになったと考察されているわけです。

源信は往生要集おうじゅうようしゅうを書くことで日本の世界観を変えた

獄門彊を持ち去る偽夏油
出典:『呪術廻戦』(Ⅽ)芥見下々/集英社

 

源信は、死後の世界と現世が別だという教えを往生要集という本に書いています。
往生要集は、極楽と地獄があることを一般に広めました

現世の行いで、極楽に行くか地獄に行くかが決まると言う考えも知られました。
源信は往生要集を書くことで、日本の世界観そのものを変えたのです。

往生要集は現代でも、岩波文庫などで出版されています。

【呪術廻戦】獄門彊の使用方法・封印条件とは?

開門すると獄門疆が有効範囲にいる対象を補足する

獄門彊が開く
出典:『呪術廻戦』(Ⅽ)芥見下々/集英社

 

獄門彊は開門と唱えることで開き、獄門彊の半径4m以内にいる対象に狙いをつけます
開門すると開いた獄門彊の中央に、巨大な目玉が出て対象の姿を捉えます。

作中では所有者の偽夏油本人が、開門と唱えています。
偽夏油は、開門するまで姿を現しませんでした。

所有者本人でないと、開門できないのかもしれません。

封印する対象を半径4m以内に1分間留める必要がある

動きを封じられる五条悟
出典:『呪術廻戦』(Ⅽ)芥見下々/集英社

 

開門するだけでは、獄門彊に対象を封印することはできません。
開門してから1分間の間、対象を獄門彊の半径4m以内に留めることが条件

相手が自由に動けるなら、有効半径の4mから外に出るのは難しくありません。
そのため、敵を封印するためには、1分間有効半径から出ないように邪魔する必要があります。

五条の足止めを任された漏瑚は、1分間留めるのは無理難題と言って怒りを露にしていました。

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