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五老星に新加入したガーリング聖は「ゴッドバレーの王者」という異名を持つものの、その本当の実力には多くの疑問が残されています。
最新話ではロックスに完敗して転がっている描写が描かれ、読者の間では「実は弱いのでは?」という考察が広がっています。
尾田先生は「強さに理由があります」と意味深な発言をしており、五老星の能力はイム様から授けられたもので、イム様が遠隔で能力を解除できることが判明しました。
つまり、ガーリング聖の強さはイム様依存である可能性が高いのです。
本記事では、ガーリング聖が「弱い」と言われる理由から、イム様依存の能力システム、そしてゴッドバレーでの真の実力まで徹底考察します。
<ガーリング聖が「弱い」と言われる理由について、最新情報を基に記事を作成しています。ゴッドバレーでの戦いやイム様との関係など、原作の描写から考察を展開していきます。
世界政府の頂点に君臨する新五老星・フィガーランド・ガーリング聖。神の騎士団の最高司令官から異例の昇格を果たした彼ですが、実は「弱い」のではないかという衝撃的な考察が広がっています。
ゴッドバレーの「王者」と呼ばれた男の真の実力とは。イム様の力に依存する存在だったのか。人間狩り大会での優勝という称号の裏に隠された真実を、原作の描写から読み解いていきます。
ガーリング聖が「弱い」と言われる3つの根拠
最新話でロックスに完敗した衝撃の描写
ワンピース最新話で描かれたゴッドバレー過去編において、ガーリング聖がロックスに一方的に敗北する衝撃のシーンが明らかになりました。
神の騎士団の戦力として登場したガーリング聖でしたが、ロックスとの直接対決では傷を負わされて地に倒れるという屈辱的な結果に。不死身の再生能力があってもロックスには敵わなかった様子が描かれています。
この描写から、純粋な戦闘力ではロックス、ロジャー、ガープといった伝説級の実力者には及ばないことがうかがえます。イム様の力による再生がなければ、完敗していた可能性が高そうですね。
人間狩り大会の優勝が「王者」の由来説
ガーリング聖の異名である「ゴッドバレーの王者」。この称号の由来が、実は先住民一掃大会という人間狩りゲームでの優勝だったことが判明しています。
38年前、ゴッドバレーでは天竜人による先住民の虐殺大会が開催されていました。ガーリング聖は大会開始前にフライングで島の王を討ち取るなど、下馬評では優勝候補に挙げられていたようです。
つまり「王者」という称号は、ロックス海賊団との戦いでの武勇ではなく、無防備な先住民を狩った実績に過ぎないのかもしれません。これでは真の強さの証明にはなりませんね。
イム様の力なしでは並の強さ?
ガーリング聖の戦闘スタイルで気になるのが、不死身の再生能力への依存です。五老星たちと同様、イム様から与えられた力で戦っている可能性が高いようです。
エッグヘッドでの五老星の戦闘を見ても、不死身頼りでゴリ押しする戦い方が目立っていました。純粋な覇気や技術ではなく、再生能力に頼った戦闘スタイルでは、真の実力者とは言えないかもしれません。
イム様の力が解除されれば、途端に普通の老人に戻ってしまう。そんな脆さを秘めている可能性が高そうですね。サターン聖の最期がそれを証明しているようにも感じられます。
イム様依存の能力システムが明らかに
五老星の不老不死はイム様の力
サターン聖の死亡シーンから、五老星の不老不死がイム様によって付与された力であることが示唆されました。200年以上前から姿が変わらない五老星たちですが、その秘密はオペオペの実ではなかったようです。
イム様が遠隔から力を行使すると、サターン聖は苦しみながら急速に老化。最終的には骨だけになって死亡するという壮絶な最期を迎えました。
この描写から、五老星の力はイム様が自在に付与・剥奪できる性質のものだと考えられます。つまり五老星は、イム様に生殺与奪の権利を握られた存在なんですね。
サターン聖の死で判明した真実
サターン聖の死因は、イム様による「力の剥奪」でした。エッグヘッドでルフィを取り逃がし、ベガパンクの配信を止められなかったことがイム様の怒りを買ったようです。
死の直前、サターン聖の体から何かが飛び出すような描写があり、これが「力の源泉」だったと思われます。顔のような形をしたその何かは、イム様から与えられた悪魔的な力の象徴だったのかもしれません。
元々はただの人間だったサターン聖が、イム様の力で不老不死になっていた。この事実は、五老星全員に当てはまる可能性が高いですね。ガーリング聖も例外ではないはずです。
ガーリング聖も同じ仕組みの可能性
サターン聖の死後、神の騎士団最高司令官だったガーリング聖が新たな科学防衛武神として五老星に就任しました。この人事は他の五老星たちも知らされていなかったようで、イム様の独断による決定だったようです。
ガーリング聖が五老星になったタイミングで、同じようにイム様から不老不死の力を与えられたと考えられます。つまり彼もまた、イム様に依存した存在になったということ。
いつでもイム様の判断で力を奪われ、処刑される可能性がある。ガーリング聖の真の強さは、この先のイム様との関係次第で決まるのかもしれませんね。
ゴッドバレー「王者」称号の真相を検証
先住民一掃大会での圧倒的優勝
ゴッドバレーで開催された先住民一掃大会は、天竜人による残虐な人間狩りゲームでした。3年に一度、世界政府非加盟国で行われるこの催しで、ガーリング聖は優勝を果たしたとされています。
大会開始前から優勝候補と目されていたガーリング聖は、フライングで島の王を討ち取ってしまうほどの実力を見せていました。ただしこれはペナルティを受けており、ルール違反だったようです。
武器を持たない先住民を相手にした「優勝」という実績。これを真の強さの証と呼べるかは疑問が残りますね。実際の戦場では、ロックスに完敗していたわけですから。
ロックス海賊団との戦いは不在?
気になるのは、ガーリング聖がロックス海賊団との本格的な戦闘に参加していたかどうかです。センゴクの説明では、天竜人とその奴隷を守るためにガープとロジャーが戦ったとされています。
つまりガーリング聖は、護衛される側の天竜人として大会に参加していただけの可能性も。危険なロックス海賊団との戦いは、護衛の神の騎士団や海軍に任せていたのかもしれません。
自ら危険な戦いに飛び込まず、守られる立場だった。そう考えると「ゴッドバレーの王者」という称号の重みも変わってきますね。最新話でのロックス戦の描写が、その証左なのかもしれません。
神の騎士団の実力は過大評価か
革命軍のドラゴンは神の騎士団の突破を本命視していますが、実際の戦闘シーンでは不死身頼りの戦いしか見せていないのが現状です。
エッグヘッドでの五老星の戦闘を見ても、圧倒的な覇気や技術ではなく、再生能力でゴリ押しするスタイル。神の騎士団も同じように、イム様の力に依存している可能性が高そうです。
真の実力者たちと比較すると、見劣りする戦闘スタイル。ロックス、ロジャー、白ひげといった伝説の海賊たちには到底及ばないのかもしれませんね。
尾田先生が示唆した「強さの理由」とは
フィガーランド家の血筋説
ガーリング聖の強さの源泉として、フィガーランド家という天竜人の名門の血筋が挙げられています。劇場版『FILM RED』でシャンクスとの関係が示唆され、後に親子関係が確定しました。
天竜人の中でも特別な家系とされるフィガーランド家。五老星と謁見できる資格を持つなど、特権的な立場にあることがうかがえます。
しかし血筋だけで真の強さが保証されるわけではないのも事実。シャンクスが覇王色の覇気を持ち、神避を習得できたのは才能によるものですが、父親のガーリング聖に同等の実力があるかは疑問が残ります。
シャンクスとの才能の比較
息子のシャンクスは、四皇にまで上り詰めた真の実力者です。覇王色の覇気を極限まで磨き上げ、見聞殺しという高度な技術も習得しています。
一方のガーリング聖は、神の騎士団時代から五老星に至るまで、イム様の力に頼った戦いしか見せていません。親子でありながら、才能には大きな差があるように感じられます。
シャンクスが海賊として独力で強くなったのに対し、ガーリング聖は組織の力に依存。この違いが、両者の実力差を生んでいるのかもしれませんね。白ひげがシャンクスを見て傷が疼いたのも、父親のガーリング聖を思い出したからという説が有力です。
本当の強さは今後明らかに
ガーリング聖の真の実力は、これからの物語で明らかになっていくはずです。五老星として本格的に動き出す彼が、どんな戦闘スタイルを見せるのか。
イム様の力に頼らない、純粋な戦闘力を持っているのか。それともサターン聖と同じように、力を剥奪されれば無力な存在なのか。物語の終盤に向けて、重要な伏線になりそうです。
息子のシャンクスとの対決が実現すれば、父親の真価が問われることになるでしょう。その時こそ、ガーリング聖が本当に「王者」に相応しい強さを持っているのか判明するはずです。今後の展開から目が離せませんね。