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ワンピース1163話で衝撃の事実が明らかに!元ロックス海賊団のキャプテン・ジョンが、ジキジキの実の先代能力者であり「ビッグイーター」の異名を持つ磁気の支配者だったことが完全確定しました。
財宝のために残虐の限りを尽くした伝説の海賊は、磁力で全てを引き寄せる恐るべき能力を持っていたのです。
現能力者ユースタス・キッドとの共通点、そして決定的な違いとは?
本記事では、1163話で描かれたジキジキの実「ビッグイーター」の全貌を徹底解説します。
キャプテン・ジョンのジキジキの実が1163話で確定
ゴッドバレーで明かされた磁気の腕
1163話のゴッドバレー事件の回想で、キャプテン・ジョンが使用した能力が「ジキジキの実」だったことがわかりました。彼の右腕は機械のような独特な形をしていて、これが磁力を操る能力のしるしだったようですね。
ロックス海賊団時代から、ジョンは財宝に異常なまでの執着を見せていました。ゴッドバレーでの戦闘中も、彼の関心は戦いよりも財宝の奪取に向いていたみたいです。その貪欲さを実現するために、ジキジキの実の能力はぴったりだったと言えるでしょう。
ロックス海賊団時代の能力描写
ロックス海賊団では、仲間割れや裏切りが日常茶飯事でした。そんな中でキャプテン・ジョンは、磁力を使って他の仲間よりも有利に財宝を集めることができたんです。彼の能力は、混沌とした海賊団の中で生き残るための武器でもあったのかもしれません。
ゴッドバレーには、天竜人が集めた莫大な財宝が戦利品として存在していました。金属製の宝物が多数あったはずで、ジョンにとってはまさに理想的な状況だったに違いありません。磁力で一気に財宝を引き寄せる姿は、彼の強欲さがよく表れていますね。
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ビッグイーターの異名と能力の全貌
キャプテン・ジョンの代表的な技は「暴贖握磁気(ぼうしょくあくじき)ビッグイーター」と呼ばれるものです。この技名には、彼の貪欲な性格がはっきりと表れていますね。「ビッグイーター」という異名は、まさに財宝を食らい尽くす者としての彼を表しているようです。
ゴッドバレー中の金属製品を一斉に引き寄せる様子は圧巻でした。武器や宝箱、金属の装飾品など、あらゆるものが彼の元へ集まっていきます。この広範囲に及ぶ磁力操作は、キッドの能力をも上回る規模だった可能性がありますね。
ただ、この強力な能力が彼の破滅への道を用意していたことに、当時の彼は気づいていなかったんでしょう。財宝を独り占めできる力は、同時に仲間の嫉妬と憎悪を集める原因にもなってしまったんです。
ジキジキの実の技と戦闘スタイル
財宝を引き寄せる磁力操作
ジキジキの実の基本能力は、金属を自在に操る磁力です。キャプテン・ジョンはこの能力を、主に財宝の収集に使っていたようですね。戦闘よりも略奪を優先する彼のスタイルは、ロックス海賊団の中でも特異なものだったのかもしれません。
磁力の範囲は相当に広く、島全体の金属を感知して引き寄せることも可能だったと思われます。ゴッドバレーでは、戦場のあちこちから財宝が彼の元へ集まる光景が描かれました。この大規模な磁力操作は、能力の熟練度の高さをうかがわせますね。
暴贖握磁気の恐るべき威力
「暴贖握磁気ビッグイーター」は、単なる財宝集めの技ではありませんでした。金属製の武器を持つ敵からその武器を奪い取ることもできるため、戦闘においても十分に脅威となる能力なんです。剣や銃を失った海賊たちは、なすすべもなく戦闘不能に陥ってしまいます。
さらに、集めた金属を弾丸のように発射したり、盾として使ったりすることもできたでしょう。キッドが見せた戦闘スタイルを考えると、ジョンも同様の使い方をしていたはずです。ただし、彼の場合は戦闘よりも金銭的価値のある金属を優先して集めていたみたいですが。
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キャプテン・ジョン独自の技
キャプテン・ジョンの戦闘スタイルは、キッドとは異なる独自のものだった可能性が高そうです。キッドが機械的な巨大アームを作り出すのに対し、ジョンはより狡猾で計算された使い方をしていたのかもしれません。
ロックス海賊団という最強格の集団の中で生き残るためには、単純な力押しだけでは不十分です。ジョンは磁力を使って敵を翻弄し、隙を突いて財宝を奪うという戦法を取っていたんでしょうね。彼の紫色の長髪と酒瓶を手にした姿からは、どこか飄々とした雰囲気も感じられます。
キッドとの能力比較と違い
ビッグイーターの弱点と最期
強力なジキジキの実を持ちながら、キャプテン・ジョンは部下に刺殺されるという最期を迎えました。SBSで尾田先生が明かしたところによると、財宝を独り占めしたことで部下たちの反感を買ったようです。どんなに強い能力を持っていても、信頼を失えば意味がないということなんでしょうね。
ジョンの遺体には、いくつもの刺し傷と刺さったままの2本の剣が残っていました。スリラーバークでゾンビとして登場した際、その傷跡がはっきりと描かれていたんです。磁力で武器を引き寄せられるはずなのに、なぜ防げなかったのかというのは興味深い謎ですね。
部下に刺殺された理由
ジョンが殺された理由は、彼の強欲さにあったようです。ロックス海賊団時代から財宝への執着が強く、仲間を出し抜いて独り占めしようとする姿勢が目立っていました。ゴッドバレーでも、戦闘そっちのけで財宝集めに夢中になっていた様子が描かれていますね。
部下たちにとって、ジョンは頼れる船長というより、利益を独占する強欲な支配者だったのかもしれません。最終的に、積もり積もった不満が爆発し、集団で襲撃されたと考えられます。ロックス海賊団の「仲間殺しが日常茶飯事」という文化が、彼の部下たちにも引き継がれていたんでしょう。
能力があっても防げなかった死
ジキジキの実があれば、金属製の武器は磁力で防げたはずです。それなのになぜ刺殺されたのか。いくつかの可能性が考えられますね。
まず、酒に酔っていた可能性です。スリラーバークのゾンビが常に酒を飲んでいたのは、生前のジョン本人も酒豪だった影響かもしれません。泥酔状態では、いくら強力な能力があっても反応できなかったでしょう。
あるいは、部下たちが金属以外の武器を使った可能性もあります。木製や石製の刃物なら、磁力では防げませんからね。用意周到に準備された襲撃だったのかもしれません。
キャプテン・ジョンの財宝との関係
ジキジキの実で集めた財宝
キャプテン・ジョンは生涯をかけて、莫大な財宝を集めたと言われています。ジキジキの実の能力があれば、金属製の金貨や銀貨、宝飾品などを効率的に収集できたはずです。彼の財宝コレクションは、磁力によって集められたものが大部分を占めていたんでしょうね。
バギーが長年追い求めているこの財宝は、世界のどこかに隠されたままです。ジョンが死んだ後、その在り処は伝説となってしまいました。彼の最期が突然だったため、財宝の場所を誰にも伝えられなかったのかもしれません。
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トレジャーマークの真の意味
ルフィがスリラーバークで手に入れたガラス製の腕輪が、キャプテン・ジョンのトレジャーマークでした。これは財宝の在り処を示す地図のような役割を果たすものだそうです。バギーはこれを受け取った後、本気で財宝探しに乗り出したと思われます。
興味深いのは、このトレジャーマークが金属ではなくガラスでできていることです。もしこれが金属製だったら、ジョン自身の磁力で常に引き寄せられてしまっていたでしょう。つまり、ジョンは自分の能力を理解した上で、わざわざ磁力の影響を受けない素材を選んだということになりますね。
このことから、ジョンは能力の特性を深く理解していたことがわかります。それなのに部下に殺されてしまったというのは、やはり油断や慢心があったのかもしれません。
ジキジキの実の継承とキッドへの影響
能力者の死後に起きたこと
悪魔の実は、能力者が死ぬとどこかで再生することが知られています。キャプテン・ジョンが死んだ後、ジキジキの実はまた世界のどこかに現れたはずです。そして最終的に、ユースタス・キッドがこの実を食べることになったんですね。
ジョンが死んだのはロックス海賊団壊滅後のことだと思われます。ゴッドバレー事件から現在まで38年が経過しているので、その間のどこかでキッドがこの能力を手に入れたことになります。時系列的には十分につじつまが合いますね。
キッドが同じ道を辿る可能性
キッドとキャプテン・ジョンには、いくつかの共通点があります。まず、両者とも「キャプテン」という呼び名を持っていることです。キッドは「キャプテン・キッド」、ジョンは「キャプテン・ジョン」。これは単なる偶然でしょうか、それとも何か意味があるんでしょうか。
さらに気になるのが、キッドの性格です。彼も相当な野心家で、時には仲間よりも自分の目的を優先する傾向が見られます。ワノ国編でビッグ・マムとの戦いに挑んだ時も、独自の判断で行動していましたね。
もしかすると、キッドはジョンと同じ過ちを繰り返す可能性があるのかもしれません。強力な能力を持ちながら、仲間の信頼を失って孤立してしまうという結末です。ただ、キッドにはキラーという忠実な相棒がいるので、完全に同じ道を辿ることはないと信じたいですね。
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キャプテン・ジョンの物語は、強力な力を持つことの危険性を教えてくれます。ジキジキの実という素晴らしい能力を手に入れながら、強欲さと孤独によって破滅した彼の末路。キッドがこの教訓から学び、違う道を歩んでくれることを期待したいですね。
1163話で明らかになったキャプテン・ジョンの能力は、ワンピースの世界に新たな深みを加えてくれました。バギーが追い求める財宝の行方や、キッドの今後の展開など、まだまだ気になることはたくさんあります。今後の展開が楽しみですね。







