【転スラ】カレラの潜在能力はリムル配下で最強?原初の黄の強さや究極能力を解説
出典:『転生したらスライムだった件』(Ⅽ)伏瀬/講談社

転生したらスライムだった件に登場するカレラは、リムルの配下になった原初の黄の名前を持つ悪魔です。
配下の原初の悪魔の中では、最も魔素量が高く、非常に強力な核撃魔法を扱います。

カレラの強さや究極能力などについて解説します。

【転スラ】カレラとは?

原初の悪魔で原初の黄(ジョーヌ)と呼ばれる存在

プロフィールのカレラのイラスト
出典:『転生したらスライムだった件』(Ⅽ)伏瀬/講談社

 

名前カレラ
EP1038万3351(黄金銃の337万を含む)
種族ランク上位魔将→悪魔公→悪魔王
所属ジュラ・テンペスト連邦国
加護リムルの加護
称号原初の黄ジョーヌ破滅王メナスロード
魔法暗黒魔法、元素魔法
究極能力死滅之王アバドン
耐性物理攻撃無効、状態異常無効、精神攻撃無効、自然影響無効、聖魔攻撃耐性
声優長谷川育美

 

原初の黄の異名を持つ原初の悪魔であり、カレラという名前を貰ってリムルの配下になります。
それ以前は同じ原初のテスタロッサ・ウルティマと勢力争いをしており、三竦みの関係でした。

さらにカレラが支配する冥界の門が、魔王レオンの領地にあったことから、レオンと揉めることも多かったようです。
見た目は金髪の美少女ですが、破壊が好きな危険人物で眷属の悪魔からも暴君と呼ばれています。

テスタロッサ・ウルティマと同時に配下になったこともあり、悪魔三人娘と呼ばれることも多いです。

テンペストの司法府最高裁判所長官に任命される

カレラと揉めるウルティマ
出典:『転生したらスライムだった件』(Ⅽ)伏瀬/講談社

 

でたらめな性格のカレラですが、テンペストの法府最高裁判所長官という要職を任されています
一見不向きのようですが、悪魔は厳格に契約を守ることもあり、法律を完全に把握して公平な裁判を行っているようです。

ただし、テンペストでは犯罪が少ないことから、軽犯罪者をカレラ本人が引き取りに行く姿も描かれています。
犯罪者を取り合って、検察庁長官のウルティマと喧嘩することも多いようです。


聖魔十二守護王で破滅王(メナスロード)の称号を持つ

リムルを膝上に乗せるカレラ
出典:『転生したらスライムだった件』(Ⅽ)伏瀬/講談社

 

カレラは東の帝国との戦いで上げた功績で、テンペスト幹部の聖魔十二守護王となり、破滅の王の称号を得ています

他の幹部が魂を受け取って覚醒進化を果たす中で、配下になったばかりの三人娘は魂を貰えませんでした。
しかし、カレラはリムルから称号を貰ったことで大喜びしています。

【転スラ】カレラの強さ・能力・スキルを解説

リムル配下の原初の悪魔では最高の魔素(エネルギー)量を誇る

銃を手に持つカレラ
出典:『転生したらスライムだった件』(Ⅽ)伏瀬/講談社

 

カレラはリムルに仕える原初の中では魔素エネルギー量が一番多く、ゼギオンに抜かれるまでは配下で断トツでした。
魔素量は701万3351と約666万のディアブロよりも高く、黄金銃の数値を加えた存在値は1000万以上です。

ゼラヌスを倒したゼギオンが7000万近くなり、ディアブロは魔素量を偽装していますが、配下でトップ3に入るのは間違いありません

竜種にも致命傷を与える神滅弾ジャッジメントも使えるようになっており、潜在能力はリムル配下でも最強クラスでしょう。
元々は、強大な魔素を完全に使いこなすことができませんでした。

しかし、覚醒進化したことで弱点も改善されています。

朧龍免許皆伝で技量も高い

リムルの話を聞く悪魔3人娘
出典:『転生したらスライムだった件』(Ⅽ)伏瀬/講談社

 

カレラは配下のアゲーラから朧流の剣術を習っており、免許皆伝の腕前です。
カレラは核撃魔法で攻撃することが多いですが、近藤達也との戦いでは剣を持って戦闘

作中では「朧・百花繚乱」という朧流の技も披露しています。
近藤の銃を受け継いでからは、両手に刀と銃を持って闘うようになりました。


核撃魔法:重力崩壊(グラビティーコラプス)

黒炎核の魔法を使う悪魔三人娘
出典:『転生したらスライムだった件』(Ⅽ)伏瀬/講談社

 

カレラは、核撃魔法の中でも最強の重力崩壊グラビティーコラプスを使用しています。
ブラックホールを作り出して超新星爆発を起こす非常に危険な魔法です。

範囲を決めることで被害を抑えていますが、本来は地上では使えないほどの威力があります。
非常に扱いが難しく、冥界にいた頃のカレラでも発動できませんでした。

リムルの配下になって強くなったことで、初めて重力崩壊の発動に成功しています。

究極能力:死滅之王(アバドン)

舌を出すカレラ
出典:『転生したらスライムだった件』(Ⅽ)伏瀬/講談社

 

究極能力の名前権能
死滅之王思考加速、万能感知、魔王覇気、時空間操作、多次元結界、限界突破、次元破断

 

死滅之王は、カレラの強みが強化された究極能力です。
特殊な権能は少ないですが、強力な攻撃が可能な権能が多く、持て余していたエネルギも使いこなせるように。

次元破断の権能は空間断絶を起こす絶対防御でも、防ぐことはできないほど強力です。
より高度な魔素の運用が可能に
なったことで、星すら砕く究極魔法の終末崩縮消滅波アビスアナイアレーションが使えるように。

さらに近藤達也と契約して断罪之王の権能も、カレラのアルティメットスキルに統合されました。
近藤の技も習得しており、竜種を倒しうる神滅弾も1日に1発だけ撃てるようになっています。

【転スラ】カレラの性格

誰に対しても偉そうだがリムルへの忠誠心は高い

休暇を首にされると勘違いする悪魔3人娘
出典:『転生したらスライムだった件』(Ⅽ)伏瀬/講談社

 

カレラは誰を相手にしても偉そうな態度を崩さず、破壊を好むかなり厄介な性格です。
カレラの性格が反映された黄の系統の悪魔は交渉不可能で、召喚するには厄介な系統として知られています。

しかし、リムルに向ける忠誠心は相当なものです。
リムルにも偉そうな言葉遣いですが、我が君と呼んで本人としては最大限の敬意を見せています

性格もかなりでたらめですが、裁判官の職務には真面目です。
態度は裁判官らしくないですが、法律に関する知識は完璧です。

ふざけて魔王レオンの領地に核撃魔法を放つ危険人物

公式サイトのレオン・クロムウェル
出典:『転生したらスライムだった件』(Ⅽ)伏瀬/講談社

 

リムルに仕える前のカレラは、頻繁にレオンの支配地域に核撃魔法を放つ危険人物でした。
しかも、カレラは面白半分で攻撃しており、レオンに対して悪意があるわけではありません。

リムルに仕えるようになってからも、ゲーム感覚で地下迷宮を破壊しようとするなどの問題行動をしています。
眷属の悪魔からブレーキの壊れた暴走車と称されるなど、手の付けられない破壊好きです。

自分が楽しむためなら見境のない行動を繰り返していましたが、リムルの影響で多少は改善してきています。

破壊の暴君の異名を持つミリム・ナーヴァとは破壊好き同士で気が合うのか、ミリムの2人目の親友となりました。

レオンに関しては以下の記事で詳しく解説しています。
興味のある方はぜひチェックしてみてください。

【転スラ】カレラの登場回と活躍を紹介

ディアブロに連れられて初登場しカレラの名前を貰う

ディアブロに連れて来られた悪魔三人娘
出典:『転生したらスライムだった件』(Ⅽ)伏瀬/講談社

 

カレラは、転スラ小説版の11巻でディアブロに連れられて初めて登場します。
ディアブロはリムルのそばを離れたくないため、仕事を任せるために700人の悪魔を見つけてきました。

無理やり連れて来られたカレラは、リムルに仕える気はありませんでした。
しかし、原初の悪魔に全く動じないリムルを見たカレラは、その場で主と認めます

カレラの名前を貰い調整された骨格が用意されたことで、名無しの頃と同じ外見で受肉しました。

ディアブロに関しては以下の記事で詳しく解説しています。
興味のある方はぜひチェックしてみてください。

ヴェルグリンドとの戦闘後に悪魔王に覚醒進化

14巻表紙のヴェルグリンド
出典:『転生したらスライムだった件』(Ⅽ)伏瀬/講談社

 

小説15巻の深淵解放編では、カレラはテスタロッサ・ウルティマと共に格上のヴェルグリンドと戦闘に。
格上相手にかなり健闘しますが、本気を出したヴェルグリンドには3人がかりでも歯が立ちませんでした。

しかし、ヴェルグリンドは姿を消し、カレラ達も召喚されてリムルの前に呼び出されることに。
リムルから魂を与えられたカレラは、進化して悪魔王になりました。

ヴェルグリンドに関しては以下の記事で詳しく解説しています。
興味のある方はぜひチェックしてみてください。

帝国近衛騎士最強の異世界人・近藤達也を倒す

東の帝国の最大戦力
出典:『転生したらスライムだった件』(Ⅽ)伏瀬/講談社

 

カレラは続く八門堅陣の戦いで、近藤達也と激突します。
刀身変化したアゲーラを手にして戦うカレラですが、圧倒的な技量と強力な権能を持つ近藤に苦戦

カレラは「死ぬな」命じられたのに、死にそうな自分の不甲斐なさに激怒します。
カレラは命令を果たせないことへの怒りとシエルの助けで、死滅之王を獲得

カレラは終末崩縮消滅波と朧・百華繚乱を繰り出し、近藤に勝利します。
自身も支配下にあったと悟った近藤は、自分の銃でルドラ(ミカエル)を倒して欲しいとカレラに依頼。

対価として近藤の魂とスキルを吸収し、近藤の自動拳銃も受け取りました。

ミリム領で蟲魔族と戦闘

ゼラヌスのイラスト
出典:『転生したらスライムだった件』(Ⅽ)伏瀬/講談社

 

ミリム領に派遣されたカレラは、小説19巻で蟲魔族と戦うことに。
カレラは終末崩縮消滅波で雑兵200万を消滅させますが、十二蟲将のピリオドには通用しませんでした。

カレラは十二蟲将主席のゼスとピリオドを同時に相手して苦戦しますが、エスプリの助けでゼスと一対一に。
カレラは何とかゼスに勝利しますが、ピリオドはゼス以上の力を隠し持っていました。

ピリオドに追い詰められるカレラでしたが、情報生命体となって現れた近藤の力を吸収して回復。
再び使えるようになった神滅弾で、蟲魔族ナンバー2のピリオドを倒しました

【転スラ】カレラと関係の深いキャラクター

アゲーラ

休暇で何をしたらいいかわからないカレラ
出典:『転生したらスライムだった件』(Ⅽ)伏瀬/講談社

 

カレラの側近であると同時に、剣の師匠でもある悪魔です。
生まれ変わって300年程度の若い悪魔ですが、かなりの実力者で侯爵級の爵位を持つ悪魔公にまで登り詰めています。

見た目は老人のようですが、同じく側近を務めるエスプリより若いです。
真面目で常識的な性格の為、カレラの暴走にはかなり苦労しています。

悪魔ながら魔法は苦手で圧倒的な剣術の腕だけで、カレラの側近に選ばれました。
人間だった頃はハクロウの祖父・荒木白夜で、300年前に悪魔に生まれ変わりました。

究極贈与・刀身変化で、自分自身を神話級に勝る切れ味の刀に変えることが可能です。
また、アゲーラが変化した刀を持った者は、彼の経験と技量を手に入れることができます。

エスプリ

20巻のエスプリ
出典:『転生したらスライムだった件』(Ⅽ)伏瀬/講談社

 

カレラの側近を務める悪魔で少女のような外見ですが、かなり古くから生きている存在です。
カレラの配下というよりは後輩に近い存在で、「暴君のズッ友」という奇妙な称号を持っています

常にカレラの機嫌を取るようにしており、問題が起きるとアゲーラに押し付けるなど性格が悪いです。
500年間負けたことのない実力者で、アゲーラから剣術も習っています。

魔法と剣術を組み合わせた戦い方を得意としています。

【転スラ】カレラについてまとめ

転スラに登場するカレラについてご紹介しました。
カレラは本編の漫画には登場していませんが、スピンオフ漫画やアニメ「コリウスの夢」のラストにも登場しています。

アニメ3期はカレラの出番までストーリーは進まないはずですが、何らかの形で登場するかもしれません。
カレラの今後の活躍に期待しましょう。

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