【ワンピースネタバレ考察】1165話でついに判明!!ロジャーとガープの最強合体技が炸裂?ロックス打倒の秘密

1165話で遂に明かされたゴッドバレー事件の真相—。

海賊王ロジャーと海軍の英雄ガープが、生涯で唯一見せた共闘の瞬間が描かれました。

イム様の「黒転支配(ドミリバーシ)」で悪魔化したロックスを前に、二人が放った最強の複合技とは?「俺を殺してくれ」と涙ながらに懇願したロックスの最期、そして38年の時を超えて現代へ繋がる伏線まで、この記事で徹底解説します。

ロジャーとガープが放った複合技の全貌

二人の覇王色が共鳴した史上初の連携攻撃

ゴッドバレー事件のクライマックスで、ロジャーとガープは前代未聞の複合技を繰り出しました。二人の覇王色の覇気が同じ方向を向いて調和するという、覇王色同士がぶつかり合うのが当たり前のワンピース世界では極めて異例の現象が起きたのです。

この技の最大の特徴は、お互いを知り尽くした長年のライバルだからこそ可能だった完璧な連携にあります。二人は言葉を交わすこともなく、全ての覇王色の覇気を一点に集中させる作戦で一致しました。失敗すれば二人とも戦闘不能になる危険な賭けでしたが、彼らには迷いがなかったようです。

あにま
敵同士の二人が息ぴったりの連携を見せるなんて!

剣技と拳技の同時攻撃で悪魔化ロックスに挑む

ロジャーは剣に覇王色の覇気を込め、ガープは拳に全ての覇気を集中させました。剣による貫通攻撃と拳による衝撃攻撃という異なるスタイルの融合が、この技の真髄だったのです。

通常の攻撃ではロックスに傷一つ付けられなかった二人でしたが、この一点集中の連携攻撃は見事に決まりました。覇王色の衝突によって空が真っ二つに割れるほどの激しい戦闘の末、ついにロックスを打ち倒すことに成功したのです。

1165話では、ロジャーとガープの連携攻撃によってロックスが倒れ、その体から黒いオーラが抜け落ちていく様子が描かれました。二人の技は、単に敵を倒すためだけでなく、ロックスを悪魔の支配から解放するためのものでもあったのです。

この戦いを通して、後の海賊王と英雄の真の力が示されました。二人が放った複合技は、世代を超えて語り継がれる伝説の一撃となったようですね。

悪魔と化したロックスを倒すしかなかった理由

イム様の「黒転支配」が強いた残酷な運命

イム様の能力「黒転支配(ドミ・リバーシ)」によって、ロックスは自我を失い悪魔と化してしまいました。かつての仲間であるカイドウやビッグ・マムでさえ、悪魔化したロックスの前では一撃で退けられるほどの圧倒的な力を持っていました。

この能力は単なる洗脳ではありません。ロックスの体内に黒い悪魔のエネルギーを注入し、完全に支配する恐るべき技だったのです。イム様はロックスに妻子を含む島の生き残りを全員殺害するよう命令しましたが、ロックスは薄れゆく意識の中で必死に抵抗していたようです。

しかし、制御は効きません。理性を失ったロックスは、守りたかった家族を自らの手で傷つけてしまう可能性があったのです。

「俺を殺してくれ」ロックス最期の願い

わずかに残った意識の中で、ロックスはロジャーとガープに自身を殺すよう懇願しました。家族を守りたい、世界を変えたいという思いを抱きながらも、悪魔に支配された体では何もできないという絶望がそこにはありました。

涙を浮かべながら二人に襲いかかるロックスの姿は、まさに悲劇そのものでした。ロジャーはロックスの声を汲み取り、彼の本当の願いを理解していたようです。ガープもまた、ロジャーの奇妙な能力に驚きながらも、ロックスを救う唯一の方法が何なのかを悟りました。

ロックスの「俺を殺してくれ」という言葉は、単なる敗北の言葉ではありません。自分が愛する者たちを傷つけてしまう前に、せめて人間としての尊厳を保ったまま死にたいという、最後の願いだったのです。

ロジャーとガープは、この願いを聞き届けることを選びました。二人はロックスを倒すと同時に、彼を救おうとしていたのです。

1165話で判明したロックス打倒の真相

ロジャーとガープが本当に守ろうとしたもの

1165話で明らかになったのは、ロジャーとガープの戦いが単なる敵の討伐ではなかったという事実です。二人はロックスの誇りと人間性を守るために戦ったのです。

この戦いには、天竜人を守るという表向きの理由がありました。しかし実際には、悪魔に支配されたロックスを解放し、彼が愛した家族を守るという、もっと深い意味があったようです。ロジャーとガープは敵対する立場でありながら、同じ目標を共有していたのです。

あにま
二人の戦いには、ロックスへの敬意があったんだね

ロックスの体から黒いオーラが抜け落ちていく様子を見て、ロジャーは思わず涙を流しました。ガープもまた、感極まる様子を見せていたといいます。二人にとって、この戦いは勝利ではなく、一人の海賊の魂を救う行為だったのです。

歴史から消された「もう一つの真実」

世界政府は、ゴッドバレー事件の全てを闇に葬ろうとしました。天竜人による人間狩りという残虐行為、イム様の存在、そしてロックスの真の姿。これらの真実は、世界政府の正当性を根本から揺るがすものだったからです。

公式の記録では「ロジャーとガープが協力して天竜人を守るためにロックスを倒した」とされています。しかし1165話で明らかになった真実は、もっと複雑で人間的なものでした。ロックスは単なる悪党ではなく、家族を愛し、世界の矛盾に立ち向かった一人の父親だったのです。

世界政府が恐れたのは、ロックスという「解放者」の存在でした。彼の思想が広まれば、世界中で革命が起きかねません。イム様が直接介入したのも、この「変化の芽」を摘むためだったのです。

ナレーションでは「世界政府はこの事件すべてを闇に葬ろうとした」と語られています。しかしロックス海賊団の崩壊は世界を揺るがす残響となったのです。その影響は40年以上経った現代にまで及んでいるようですね。

ロックス海賊団壊滅後のメンバーの行方

白ひげとマルコの父親ポーロの出会い

ロックス海賊団の終焉を目の当たりにした白ひげの前に、一人の男が現れました。ポーロ海賊団船長ポーロ・グラムです。彼は白ひげのファンで、「お前の船に乗せてくれ」と熱心に頼み込みました。

この出会いこそが、後に海に知れ渡る白ひげ海賊団結成の前日談となったのです。世界政府の闇に触れて敗戦を味わった白ひげは、ここから世界のトップ戦線へ食い込んでいくことになります。

ポーロ・グラムは後にマルコの父親となる人物です。1162話では、パイナップル頭で蹴り技を使うマルコそっくりの人物が描かれており、当時7歳だったマルコではなく、その父親がゴッドバレーにいたのではないかと話題になっていました。

元々白ひげのファンだったポーロは、ロックス海賊団の終焉を新たなスタートの機会と捉えたようです。この出会いが白ひげ海賊団という「家族」の始まりだったのかもしれません。

シキや王直たちが選んだ新たな道

金獅子のシキは「ロックス海賊団の終わり」を確信し、宝箱を担いでフワフワの実の力でゴッドバレーからの脱出を目論みました。唯一の欠点とされたチームワークの無さが、ここで如実に表れたようです。

キャプテン・ジョンやガンズイも、それぞれ別の道へ進むことを選びました。ロックス海賊団の船員たちは、寄り合うのを見限って島からの脱出を図ったのです。古株のシキですら敗戦を認め、次なる道を模索し始めました。

ビッグ・マムはカイドウに命の恩を告げています。この一言が、後の鬼ヶ島での二人の関係につながっていくのです。それぞれのメンバーが、ゴッドバレーでの経験を糧に、新たな海賊団や組織を立ち上げて野望を抱くことになります。

あにま
ロックス海賊団の終わりが、新時代の始まりだったんだ

現代に繋がる伏線と黒ひげティーチの野望

ロックスの「遺言」が示す最終章への布石

ロックスは最期に「デービー・D・ジョーンズこそがかつての世界の王の名だ」という言葉を残しました。この発言は、800年前の空白の100年に関わる重大な真実を示唆しているようです。

イム様がこれを否定したことから、デービー・D・ジョーンズは世界の王になる目前でイムに敗北し、深い海底へ沈められたのかもしれません。ロックスの息子ティーチは、この遺言を何らかの形で受け継いでいる可能性があります。

1165話のタイトル「残響」は、ロックス海賊団の崩壊が世界に与えた影響を意味しています。その残響は、白ひげ、ビッグ・マム、カイドウの四皇化、ドラゴンの革命軍結成、そして現代のルフィの冒険へと、時代を超えて響き続けているのです。

ロックスの死は、Dの意志が世代を超えて受け継がれるという重要な伏線となっています。彼が守ろうとした家族の中には、未来の黒ひげティーチがいました。

ルフィとティーチが受け継ぐ二つのDの意志

ゴッドバレー事件で救われたティーチは、ロックスの血を引く者として、父の野望を受け継いでいる可能性があります。一方、ルフィはロジャーの意志を継ぐ者として描かれています。

この二人の対比は、ワンピースの最終章において極めて重要な意味を持つでしょう。支配を目指すDと解放を目指すDという、二つの道が交差する時が来るはずです。

ロックスが「Dの意志は死なねェ」と言い残したように、その思いはティーチへと受け継がれました。同時に、ロジャーが「俺は死なねェ」と処刑台で語ったように、その意志はルフィへと受け継がれています。

ゴッドバレー事件は、現代のルフィとティーチの対決を予見していたのかもしれません。ロジャーとガープの共闘が示したように、時には敵対する者同士が手を組むことで、より大きな脅威に立ち向かうことができるのです。

最終章では、ルフィとティーチという二人のDが、イム様という共通の敵を前にどのような選択をするのか。ゴッドバレー事件の「残響」が、物語のクライマックスでどう響くのか。過去と現在が交差する瞬間が、すぐそこまで来ているようですね。

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