【ワンピースネタバレ考察】ガープの最強技「無限拳骨」がヤバい!ロックス撃破の秘密は覇気にあり?

ワンピースファンの間で衝撃が走っているガープの最強技「無限拳骨(インフィニトゥムエクスプロージョン)」。

一体どのような原理で発動され、なぜ史上最強の海賊ロックスを倒すことができたのでしょうか?

本記事では、無限拳骨の正体からロックス撃破の秘密、そしてガープが宇宙モチーフの技を使う理由まで徹底考察します。

※本記事には週刊少年ジャンプ2025年最新話のネタバレが含まれます。未読の方はご注意ください。

インフィニトゥムの正体と威力

無限拳骨の正式名称と読み方

ワンピース1165話で遂に明かされたガープの最強技「インフィニトゥム」。正式名称は「インフィニトゥム・エクスプロージョン(無限拳骨爆発)」と呼ばれるこの技は、ゴッドバレー事件における最終決戦で初めて使用されました。

「インフィニトゥム」とはラテン語で「無限」を意味する言葉です。ガープの技名には宇宙をイメージさせる名前が多いですが、この技もまた無限の宇宙を連想させる壮大なネーミングとなっています。

読み方は「インフィニトゥム」ですが、その威力はまさに無限を思わせるものでした。連続して放たれる拳骨の嵐は、悪魔化したロックスをも打ち破る破壊力を秘めていたのです。

あにま
無限に続く拳の連撃…まさに英雄の名に相応しい技だね!

ギャラクシーインパクトとの違い

既に作中で披露されていた「拳骨衝突(ギャラクシーインパクト)」は、ハチノスでコビー救出時に使用された技です。この技も街を丸ごと破壊する圧倒的な威力を持っていました。

しかしインフィニトゥムはギャラクシーインパクトとは明確に異なります。ギャラクシーインパクトが一撃必殺の単発攻撃であるのに対し、インフィニトゥムは複数のパンチを同時に放つ連撃技なのです。

まさに「無限」の名にふさわしい、途切れることのない拳の嵐。この違いこそが、世界最強クラスのロックスを倒すために必要だった力だったのかもしれません。

無限に続く拳骨の秘密とは

インフィニトゥムの真の恐ろしさは、その連撃の速度と威力にあるようです。1165話の描写では、ガープが数発のパンチを同時に放つ様子が描かれていました。

この技が「無限」と名付けられた理由は、おそらく攻撃が途切れることなく相手を襲い続けるからでしょう。一撃一撃が致命的な威力を持ちながら、それが連続して繰り出されるのです。

悪魔化したロックスの強靭な覇気の防御も、この無限の拳骨の前には崩れ去りました。ロジャーの「火の賢神のエース」との同時攻撃により、ついにロックスは倒れたのです。

あにま
連続技だからこそロックスを倒せたんだね!

ロックス撃破とインフィニトゥムの関係

ゴッドバレー事件での使用説

ゴッドバレー事件は38年前、世界を揺るがした伝説の戦いです。イム様の「黒転支配(ドミ・リバーシ)」によって悪魔化したロックスは、カイドウやビッグ・マムを一撃で退けるほどの力を手に入れていました。

この絶望的な状況で、ガープとロジャーは史上初めて共闘を決意します。海賊王と海軍の英雄という、本来なら決して手を組むはずのない二人が力を合わせたのです。

インフィニトゥムが使用されたのは、まさにこの決戦の最終局面でした。ロックスの覇気は全ての攻撃を無効化していましたが、二人の覇王色を込めた同時攻撃により、ついに突破口が開かれたのです。

ロジャーとの共闘で見せた真の力

ロジャーは剣技「火の賢神のエース」を、ガープは拳技「インフィニトゥム・エクスプロージョン」を繰り出しました。この二つの技は完璧に連携し、ロックスの体を切り裂き、打ち砕いたのです。

二人の覇王色の覇気が共鳴した瞬間、空は真っ二つに割れ、その衝撃は島全体を揺るがしました。これはワノ国編でのルフィ対カイドウを超える規模の天割れだったと考えられます。

ガープは全ての覇気を解放し、生涯で最初で最後となるロジャーとのコンビネーション技を完成させました。インフィニトゥムは単独でも強力ですが、ロジャーとの共闘によってその真価を発揮したのです。

この戦いでロックスは、自らの死を望みながら倒されました。妻子を殺したと勘違いした彼は、ロジャーとガープに「俺を殺してくれ」と懇願していたのです。

ロックスを倒せた決定的な理由

ロックスを倒せた理由は、インフィニトゥムの性質にあったと考えられます。悪魔化したロックスの覇気は、単発の攻撃を全て無効化していました。

しかしインフィニトゥムの連続攻撃は、防御を崩し続けることができたのでしょう。一撃が防がれても、次の拳が、さらに次の拳が途切れることなく襲いかかります。

さらにロジャーの剣技との同時攻撃により、ロックスは二方向からの攻撃に対応できなくなりました。「無限」の拳と「炎」の剣、この二つの力が融合した時、世界最強の海賊も遂に膝をついたのです。

ガープの技体系と宇宙モチーフの謎

拳骨隕石から拳骨衝突までの進化

ガープの技には一貫して宇宙をイメージさせる名前が付けられています。「拳骨隕石」「拳骨流星群」といった技は、空から降り注ぐ砲弾や攻撃を表現していました。

そして最近披露された「拳骨衝突(ギャラクシーインパクト)」は、文字通り銀河の衝突を思わせる破壊力を持つ技です。これらの技は全て、ガープの拳から放たれる覇気の塊を天体に例えているのです。

インフィニトゥムもまた、この系譜に連なる技だと言えるでしょう。無限の宇宙、果てしない星々の輝き。ガープの技名には、そんな壮大なイメージが込められているようです。

あにま
宇宙モチーフの技名、ロマンがあってカッコいいよね!

なぜ宇宙をイメージする技名なのか

ガープが宇宙モチーフの技名を使う理由については、明確には語られていません。しかしいくつかの説が考えられます

一つは、ガープの攻撃の規模が惑星規模であることを表現しているという説です。実際、ギャラクシーインパクトは街を丸ごと破壊し、インフィニトゥムは悪魔化したロックスを倒しました。

もう一つは、ガープの「自由」への憧れを表しているという説です。宇宙は無限の広がりを持ち、誰にも縛られない自由の象徴。天竜人を嫌い、大将の地位を拒んだガープらしい命名かもしれません。

覇王色の覇気との関係性

1165話で明らかになったのは、インフィニトゥムに覇王色の覇気が込められていたという事実です。ガープが覇王色の使い手であることは、これまで明言されていませんでした。

しかしロジャーとの共闘で見せた覇気の衝突は、明らかに覇王色のものでした。黒い稲妻が渦巻き、空を割る現象は、覇王色の覇気を持つ者同士の激突の証です。

ギャラクシーインパクトでも黒い雷が発生していましたが、インフィニトゥムはさらに強力な覇王色を纏っていたのでしょう。悪魔の実の能力に頼らず、覇気だけでロックスと渡り合ったガープの強さは、まさに伝説級だったのです。

ワンピース1165話では、ナレーターが「『世界政府』はこの事件全体を隠蔽しようとした。しかし、ロックス・D・ジーベックの下にいた集団は、一つの時代を形作った混沌の組織だった。『ロックス海賊団』の崩壊は、その明確な残響とともに世界を揺るがした」と語っています。

あにま
ガープの技は、現代にも「残響」として響いているんだね!
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