エルバフの国宝が王家に伝わった理由

ロキが食べた禁断の悪魔の実は、エルバフ王家に代々伝わる国宝でした。この実が「国宝」として厳重に管理されてきた背景には、大きな理由があるはずです。

単なる強力な悪魔の実であれば、国宝にまでする必要はありません。わざわざ王家の血筋にのみ受け継がれてきたという事実は、この実の能力がエルバフという国の存在意義そのものに関わっている可能性を感じさせます。

800年前、ジョイボーイと共に戦った雷竜の能力者がエルバフの王族だったとすれば、その実を王家が守り続けてきた理由にも納得がいきます。「いつか再びニカが現れた時、雷竜が共に立ち上がるために」という意志が、代々受け継がれてきたのではないでしょうか。

あにま
国宝として守ってきた意味、ようやく見えてきたかも!

ルフィとロキは800年前の再現か

壁画の第三世界に描かれた角の生えた巨人はロキにそっくりだと、多くのファンが指摘しています。そしてゴムのように腕を伸ばすニカは、まさにギア5のルフィそのものです。

注目すべきは、壁画が800年前の子供たちによって描かれた「夢」あるいは「予言」とされている点です。神典ハーレイの第三世界は現在の時代を指すとされているため、壁画に描かれた光景はこれから起きる出来事を予見していたことになります。

そう考えると、ルフィとロキの出会いは偶然ではなく、800年前から定められた運命だったのかもしれません。かつてジョイボーイと雷竜の巨人族が共に戦ったように、今度はルフィとロキが世界の夜明けをもたらす存在になる。そんな壮大な因縁が見えてきます。

エルバフの壁画の第三世界には、ニカらしき人物、角のある巨人(ロキ)、人魚姫(しらほし)、鉄の巨人(エメト)など、現在の登場人物と一致する存在が描かれている(第1138話参照)。

ニカの「ゴム」と雷竜の「雷」の相性

ルフィのニカの能力はゴムの性質を持っています。そしてロキの雷竜は、その名の通り雷を操る竜です。この組み合わせが持つ意味は非常に大きいですよね。

現実世界でもゴムは電気を通さない絶縁体として知られています。つまりニカの能力者は、雷竜の雷に対して完全な耐性を持つ唯一の存在ということになります。逆に言えば、雷竜は味方を気にせず全力で雷を放つことができ、ニカだけがその隣で無傷で戦えるのです。

この相性の良さは偶然のものでしょうか。ワノ国編でカイドウの雷撃がルフィに効かなかった描写を思い出してみてください。ゴムと雷は最高の相棒関係であり、尾田先生はこの組み合わせを最初から狙っていたのかもしれません。

あにま
ゴムと雷の相性、エネル戦から続く伏線だったのかな?

解放のドラムと雷雪の同時発生の意味

1174話で描かれた、雷と雪が同時に降り注ぐ「雷雪」という異常気象。そこに重なるように鳴り響く解放のドラム。この2つの現象が同時に起きたことには、物語上の大きな意味が隠されているように思えます。

ここからは、空白の100年でニカと雷竜がなぜ敗れたのか、そしてイムがエルバフを狙う真の動機について、さらに深く考察していきます。

空白の100年で二人が敗れた理由を考察

ニカと雷竜のタッグがこれほど強力であるなら、なぜ800年前に世界政府側に敗れたのでしょうか。この疑問は避けて通れません。

一つの仮説として考えられるのは、20の王国の連合軍という圧倒的な数の力です。いくらニカと雷竜が強くても、20もの国家が連合して立ち向かえば、さすがに耐えきれなかったのかもしれません。さらにイムの「ドミ・リバーシ」のような相手を支配下に置く能力が、味方を次々に寝返らせた可能性もあります。

また、ジョイボーイは「戦って勝つ」だけではなく、「約束を果たす」ことを重視していた人物です。魚人島への謝罪文を残していたように、すべてを犠牲にして戦うことを選ばなかったのかもしれません。それが結果的に敗北につながったとも考えられます。

空白の100年の詳細はまだ作中で完全には明かされていない。ジョイボーイの敗北の経緯についてはあくまで考察であり、今後の展開で真相が判明する可能性が高い。
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