【ワンピース】ゴッドバレー事件とは?ロックスとシャンクスに関係が?
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

未だ多くの謎に包まれている「ゴッドバレー事件」。しかし昨年公開された『ONE PIECE FILM RED』にて新事実が発覚し、話題となりました。

本記事ではそんなゴッドバレー事件について、概要や真相を徹底解説・考察していきます!

ゴッドバレー事件とは?

事件発生はいつ?何年前?

 

ゴッドバレー事件は当時"世界最強"の海賊団と呼ばれたロックス海賊団が、ゴッドバレー島にて壊滅した事件です。
発生は本編から38年前となります。

また後に海賊王となるゴール・D・ロジャーと、海軍の"英雄"ガープが共に戦った事件でもありました。現在、この事件に関する情報は全て隠匿され残っていません。

舞台となったゴッドバレー島そのものも、現在は跡形もなく消えています。
そのため事件についての詳細を知るのは、事件に関わったガープやセンゴクのような老兵のみです。

そもそも記録すら残っていないため、ロックス海賊団の名前すら知らない世代も多くなっています。

ロックス海賊団については下記の記事で解説していますので、気になる方はチェックしてみてください!

白ひげ・ビックマム・カイドウも関与

 

「世界最強」と言われただけあって、ロックス海賊団には後に四皇と呼ばれる海賊が、複数人所属していました。
それが若かりし頃の白ひげ、カイドウ、ビッグ・マムです。他にも金獅子や、キャプテン・ジョンなど、伝説となった海賊ばかり所属していました。

勿論彼らもロジャーとガープの敵として、ゴッドバレー事件に関与しています。

白ひげの立ち回りは語られていませんが、カイドウはこの戦いの中で、ビッグ・マムから「ウオウオの実」を受け取りました。
当時15歳だったカイドウを、ビッグ・マムは弟のように可愛がっていたとのことです。

しかしこの事件の後、カイドウはビッグ・マムの元を離れ「百獣海賊団」を結成。
他のメンバーもそれぞれの海賊団を作り、事件から5年後にはその名を世界に轟かせることになります。

四皇については下記の記事で解説していますので、気になる方はチェックしてみてください!

ガープが「英雄」と呼ばれるようになったきっかけ

 

センゴクによると、この事件を境にガープは「英雄」と呼ばれるようになったと語られています。

ここまでの情報だけでも、その呼び名は納得の一言でしょう。
後の四皇や伝説の海賊、それらを束ねるロックスを打ち倒し、海賊団を壊滅させたのですから。

しかもロジャーの関与など公に発表できるわけがないので、世間的にはガープ1人で壊滅させたとされているのです。
ガープが自由気ままにやってもお咎めなしなのは、この伝説があるからというのは間違いないでしょう。

余談ですがゴッドバレー事件時には、既にガープは中将に昇進していました。つまり38年近く、ガープは昇進の話を蹴り続けてきたということになります。

ゴッドバレー島はなぜ消滅した?

世界政府が隠したがった島

 

もはや伝説と呼ぶしかないゴッドバレー事件ですが、前述の通り作中ではあらゆる情報が秘匿されてきました。
しかもゴッドバレー島そのものが、既に跡形もなく消滅しています。

それについてセンゴクは、「世界政府が隠したがった島」と語っていました。そこからゴッドバレー島は、海賊同士の戦いではなく、世界政府によって消滅させられたと分かります。

ではなぜ世界政府は、島を消滅させてまで事件の真相を隠したがったのか?
それは、「空白の100年」に関わる情報が残されていたからではないでしょうか。

未だ真相は明かされていませんが、世界政府が躍起になって消したがる情報があったことは間違いありません。

古代兵器による攻撃があった!?

 

次に生まれる疑問は、「どうやって島は消されたのか?」でしょう。

可能性としては、まず国家戦争クラスの戦力と呼ばれる「バスターコール」です。
"殲滅"をスタンスとして、島の住民を根絶やしにする海軍の
攻撃が島を更地にしてしまいます。

しかしゴッドバレー事件はこの比ではなく、実際に「島が跡形もなく」消えているのです。
その為、バスターコールでもまだ火力不足と言えるでしょう。

ここから考えられる唯一の手段は、古代兵器による攻撃です。そしてこの説を裏付けるようなシーンが、原作1060話で描かれました。

聖地マリージョアで、"世界の真相"の一端に触れてしまったサボ。
それを革命軍に知らせようとしますが、直後サボの潜伏するルルシア王国に向けて、
無数の光線が放たれました。

そしてルルシアは文字通り、地図から姿を消してしまったのです。

空から降り注ぐ無数の光線と、直前に雲の向こうに目撃された巨大な影。
こんなことが可能なのは古代兵器、そして作中で唯一在処が判明していないウラヌスで間違いないでしょう。

しかもウラヌスの元ネタは、「天空の神」の意味を持っており、空に関係している兵器であると考察できます。

古代兵器については下記の記事で解説していますので、気になる方はチェックしてみてください!

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