ダンダダンが打ち切り?連載終了?アニメ化されたのに噂が出る理由や真相を徹底解説
©龍幸伸・集英社/『ダンダダン』

人気漫画「ダンダダン」の打ち切り説が話題になっています。
独特な作風とジャンルの融合で注目を集める本作は、2024年10月から始まったアニメも人気。

なぜ、打ち切りの噂が出ているのでしょうか?
打ち切り説の真相や作品の現状について解説します。

【ダンダダン】打ち切りの噂の真相

ダンダダンは本当に打ち切られたのか?

モモとオカルン
©龍幸伸・集英社/『ダンダダン』

 

人気漫画「ダンダダン」の打ち切りや連載終了の噂について、確かな情報をお伝えします。

「ダンダダン」は2024年10月現在も週刊少年ジャンプ+で連載が続いており、打ち切りや休載の予定はありません
むしろ作品の勢いは増しています。

2024年10月からスタートしたTVアニメは高い評価を獲得し、放送日にはXでトレンド入りを果たすほどの人気です。
デジタル配信でも最新話が更新されるたびに、SNSで大きな話題となっています。

アニメ化という大きな成功を収め、さらなる注目を集めている本作品が、打ち切りになる可能性は極めて低いでしょう。

打ち切りと言われる理由とは?

邪視とオカルンの約束
©龍幸伸・集英社/『ダンダダン』

 

週刊少年ジャンプ+の看板作品として高い人気を誇る「ダンダダン」ですが、ち切り説が浮上する背景には以下の要因が挙げられています

  • 作者の過去作品での打ち切り経験
  • 長期休載に関する誤った情報の拡散
  • 物語の最終着地点が見えにくい展開

しかし、これらの要因は打ち切りに直結するものではなく、現時点で連載終了の予定はありません。


打ち切りの可能性はあるのか?

1話のセルポ星人
©龍幸伸・集英社/『ダンダダン』

 

結論として、「ダンダダン」が打ち切りになる可能性は極めて低いといえます。
その最大の根拠は、ジャンプ+を代表する主力作品としての確固たる地位です

わずか2日で100万閲覧を達成し、2023年12月時点でコミックスの累計発行部数は320万部を突破。
この数字は「スパイファミリー」「怪獣8号」に次ぐ実績です。

さらに、2024年10月からのTVアニメ放送も高い評価を獲得しています。

サイエンスSARUによる質の高いアニメーション制作と、若山詩音さんをはじめとする豪華声優陣の起用で、第7話「優しい世界へ」は世界的な反響を呼びました。

この勢いと実績を考えると、打ち切りの心配は無用といえるでしょう。

【ダンダダン】打ち切りと言われた理由を詳しく解説

作者の前作が打ち切りになった経緯

エセ霊媒師を自称する星子
©龍幸伸・集英社/『ダンダダン』

 

「ダンダダン」の作者・龍幸伸先生には打ち切り作品があるため、現作品も同じ道をたどるのではないかと心配する声があります。

しかし、前作「正義の禄号」は2024年8月と9月に「ダンダダン」のヒットを記念して単行本化され、全2巻で完結しました
むしろ打ち切りが惜しまれるほどの魅力的な作品です。

サブタイトルの付け方やキャラクターデザインには「ダンダダン」につながる要素が随所に見られ、圧倒的な画力で描かれた作品は必見です。

ストーリー展開に不安の声が上がっている

ターボババアとセルポ星人
©龍幸伸・集英社/『ダンダダン』

 

「ダンダダン」は異能力バトルとラブコメを組み合わせた作品です。

主要キャラクターには以下のような特徴があります。

  • 綾瀬桃:霊媒師の家系で超能力の持ち主
  • オカルン:ターボババアの呪いを受けている
  • ジジ:邪視が身体に宿っている

これらの要素が複雑に絡み合うため、物語の着地点が見えづらいという指摘があります
ただし、原作1巻から読み進めると、キャラクターの成長や目的は明確です。

週刊少年ジャンプ本誌ではなく、比較的自由度の高いジャンプ+での連載だからこそ、独創的な展開が可能になっているという見方もあります。


ネット検索で「打ち切り」とされている背景

7話の綾瀬桃
©龍幸伸・集英社/『ダンダダン』

 

「〇〇打ち切り」という検索ワードは、人気作品によく見られる現象です。

これには2つの要因があります:

  1. 作品への強い愛着から生まれる不安
  2. 打ち切りへの懸念を共有したい気持ち

「ダンダダン」への打ち切り検索の多さは、むしろ作品の人気の高さを証明しています
しかし、こうした検索が多いことが、打ち切りの噂を生む原因になっています。

打ち切り理由に挙げられることもあるパクリ疑惑とは?

3話の星子
©龍幸伸・集英社/『ダンダダン』

 

「ダンダダン」は特定のシーンやセリフが他の人気作品と酷似しているとSNS上で指摘され、パクリ疑惑が浮上しました。

特に「ジョジョの奇妙な冒険」との類似性が多く取り上げられ、一部のファンの間で議論を呼んでいます
このような疑惑は、作品の知名度が上がるにつれて生じやすい現象といえます。

しかし、これらの類似点は作者のオマージュや敬意の表現として捉えることもでき、必ずしも作品の価値を損なうものではありません。
むしろ、パクリ疑惑が浮上するのも、作品が注目されている証拠でしょう。

他作品と似たシーン・設定への批判

ダンダダンがパクリと言われるセリフ
©龍幸伸・集英社/『ダンダダン』

 

ダンダダンは、以下の3作品との類似点が批判されています。

ジョジョの奇妙な冒険「いいんだよこれで」などの特徴的なセリフや
水中バトルでの戦略的な展開がジョジョの第1部に似ている
ウルトラマンシリーズシャコ星人とセルポ星人の合体した姿がバルタン星人によく似ている
らんま1/2ジジと邪視が入れ替わる設定がらんま1/2のキャラクターが水とお湯で姿が変わる設定に似ている

しかし、該当作品に敬意があるからこそのオマージュと捕らえる読者も少なくありません。

【ダンダダン】作品の魅力と独自性

作画の美しさとバトルシーンのスピード感

邪視とオカルンの戦い
©龍幸伸・集英社/『ダンダダン』

 

「ダンダダン」のバトルシーンは、他の漫画作品とは一線を画す特徴を持っています。
最大の特徴は、擬音をほとんど使わずイラストだけでスピード感や迫力を表現する圧倒的な作画力です

特に原作1巻から2巻にかけてのターボババアとの戦いは、読者の息を飲むほどの臨場感を生み出しています。
この独自の表現方法により、ファンからは「神作画」と呼ばれるほど高評価です。

サブカルファンに刺さる豊富なネタ

原作37話のモンゴリアンデスワーム
©龍幸伸・集英社/『ダンダダン』

 

「ダンダダン」の世界には、セルポ星人やシャコ星人といった宇宙人、様々な幽霊、都市伝説、そして怪獣スーツの少女など、サブカルチャーファンを魅了する要素が満載です。

これらの要素は単なるネタに留まらず、キャラクターたちの心情や過去を深く描写することで、読者の共感を誘います

作中の幽霊やUFOは、主人公・綾瀬桃とオカルンを結びつけるきっかけにもなっており、物語の重要な軸として機能しています。

異能バトルとラブコメの絶妙な融合

オカルンを待っていたモモ
©龍幸伸・集英社/『ダンダダン』

 

「ダンダダン」は、怪奇バトルアクションとラブコメ要素を巧みに組み合わせた作品になっています。

陽キャで美人の綾瀬桃と、陰キャでオカルト好きのオカルンという正反対の2人が、怪奇現象や異能バトルを通じて徐々に惹かれ合っていく展開は、物語の大きな魅力です。

物語が進むにつれて、オカルンは白鳥愛羅から好意を寄せられたり、宇宙人のバモラに懐かれたりと、人間関係も広がっていきます。
この自然な成長と展開も、読者を惹きつける要因です。

アニメ放送中の評価とファンの反応

5話のアイラ
©龍幸伸・集英社/『ダンダダン』

 

2024年10月からのアニメ放送開始以降、SNSでの反響は非常に大きなものとなっています。

X(旧Twitter)では、キャラクターデザインへの称賛や予想外の展開への興奮の声が日々投稿されており、作画や演出に関する議論も活発です。

Instagramではファンアートやコスプレの投稿が増加し、YouTubeではアニメレビュー動画が人気を集めています。

特にストーリー展開とキャラクターの魅力の高さが評価され、海外視聴者からも熱心な反応が寄せられています。

これらの反応はアニメ化により作品の魅力がより広く認知され、新たなファン層の獲得に成功した証拠といえるでしょう。

【ダンダダン】つまらないと言われる理由と評価

ジャンルの詰め込みすぎによる混乱

オカルンの言動にドキドキするモモ
©龍幸伸・集英社/『ダンダダン』

 

「ダンダダン」には宇宙人、幽霊、ラブコメ、異能バトルなど、多様なジャンルの要素が詰め込まれています。

この多彩な要素の混在により、作品の方向性が定まらず、物語を追うことに疲れを感じる読者もいます
複数のジャンルを扱うことで、キャラクターの設定が浅くなってしまうという指摘も。

しかし、ジャンルの垣根を越えた展開は「ダンダダン」の大きな魅力の1つで、多くの読者が楽しめる作品とも言えます。
一長一短なので、評価が難しい点でしょう。

下ネタ中心のギャグへの賛否

金太とバモラの共闘
©龍幸伸・集英社/『ダンダダン』

 

「ダンダダン」では、ホラーやシリアスなシーンと共に、ギャグシーンも多く描かれています。
特に下ネタを中心としたジョークの多用について、読者の意見が分かれています。

物語の本筋であるホラーや怪異と、下品なギャグの組み合わせに違和感を覚える読者も少なくありません。

このような要素は作品全体の印象を軽くし、家族や友人と共有しにくい作品と言われる原因になっています。

作画は優れているが一部からは不快との声

原作162話のメルヘンカルタ
©龍幸伸・集英社/『ダンダダン』

 

「ダンダダン」の作画は、戦闘描写の迫力やミステリアスなシーンの表現など、技術的な面で高い評価を得ています。

一方で、宇宙人や幽霊などのキャラクターデザインが過激すぎるという指摘も。
しかし、この独特な作画があってこそ、物語に強い印象と迫力が生まれています

最初は違和感を覚えた読者が、物語を読み進めるうちにこの独特な作画が「ダンダダン」ならではの魅力と感じるようになることも。
作品の個性として捉えれば、むしろ強みといえるでしょう。

このように、「ダンダダン」には賛否両論がありますが、これらの特徴が作品の独自性に繋がっています。
読者の好みは分かれるものの、独特の世界観は確実にファンを魅了し続けているのです。

まとめ

「ダンダダン」の打ち切り説について、現時点で打ち切りの予定はなく、むしろ作品の勢いは増しています。
2024年10月からのアニメ放送も好評を博し、さらなる人気獲得が期待されます。

作品の特徴である独特な作画や多彩なジャンルの融合は、賛否両論を呼ぶ要素ですが、これらが他作品にない魅力を生んでいるのです

コミックス累計発行部数320万部超え、アニメの成功など、実績は着実に積み重なっています。
打ち切りを心配する声は、むしろファンの作品への強い愛着の表れといえるでしょう。

現在の人気と勢いを考えれば、さらなる飛躍が期待される作品です。

おすすめの記事