
目次
黒ひげ海賊団に加入していた青キジ。これまでは、実はSWORDで潜入しているなどと考察されてきましたが、1081話にてこの考察が覆されました。
今回は青キジが黒ひげ海賊団に加入した目的を考察していきます!
青キジは自分の意志で黒ひげ海賊団に加入

まずは、青キジが黒ひげ海賊団に加入した経緯について解説していきます。
SWORD説は否定された
これまで、青キジが黒ひげ海賊団に加入した理由として、「実は青キジはSWORDであるから」という考察がありました。
というのも、海軍を脱退して海賊になった例として、ドレークの存在があるからです。
ドレークは海軍を脱退し、百獣海賊団の飛六胞として行動していました。
しかし、この行動はSWORDとしての潜入活動だったのです。
この一連の流れがあったため、青キジに関しても、海軍を抜けて黒ひげ海賊団に入ったのは、潜入活動が目的だったと考察されていました。
しかし、第1081話にてこのSWORD説は否定されたのです。
黒ひげと意気投合
第1081話にて、青キジと赤犬の戦いから1年後の青キジが描かれました。
当時青キジはどこの組織にも属しておらず、プラプラしている様子でした。
そんな中、青キジは黒ひげ海賊団のサンファン・ウルフを氷漬けにし、あわや戦闘が始まることになります。
しかし、その後青キジと黒ひげはお酒をきっかけに意気投合します。
そして、利害が一致したのか、青キジは黒ひげ海賊団に加入したのです。
かつての仲間にも攻撃
青キジが黒ひげ海賊団に潜入目的ではなく、加入したことに信じられない方も多いでしょう。
しかし、核心付けるシーンも第1081話で描かれました。
なんと、青キジはかつての仲間である海軍のひばりを氷漬けにしてしまったのです。
もちろん、2人に接点がない可能性もありますが、そうすると青キジはSWORDと無関係であることが明確になります。
さらに、青キジはかつての師匠であるガープと交戦を始めるようです。
これは、青キジが海軍と関係を断っていることの証明になるでしょう。
青キジは闇オチしたわけではなかった?

次に、青キジの思惑について解説・考察していきます。
黒ひげ海賊団と利害関係が一致しているだけ
黒ひげは青キジを仲間に誘う際、「『海賊』ってのは!!利害が一致してりゃいいのさ!!」と発言しています。
また、黒ひげ海賊団は仲良しこよしで活動しているわけでもありません。
そんな黒ひげ海賊団の考え方を知り、青キジは黒ひげ海賊団に加入しています。
つまり、青キジは何らかのメリットを感じ、黒ひげ海賊団に加入しただけであることが分かります。
凍らしたかつての仲間も溶かせる
前章にて、青キジはかつての仲間である海軍のひばりを凍らせたと記載していますが、これについても解決できます。
というのも、黒ひげ海賊団のサンファン・ウルフを凍らせた青キジでしたが、次の描写にてサンファン・ウルフは普通にお酒を飲んでいたからです。
ここから、青キジは凍らすこともできれば溶かすこともできると考えられます。
反例として、黒ひげ海賊団に氷を溶かす能力者がいる可能性も挙げられますが、そうだとすれば、青キジに対して黒ひげが恐れる必要はないでしょう。
しかし、黒ひげは「能力を解け!!!」と必死に青キジに懇願していました。
ここからも、青キジはかつての仲間も凍らせたとはいえ、氷を溶かせることも可能であることが分かります。
青キジは青キジのまま
パンクハザード編にて、スモーカーに黒ひげ海賊団に所属した意図を問われた青キジは「おれはおれよ…」と発言していました。
つまり、青キジは海軍を抜けたとはいえ、海軍所属時の考えを持つ青キジのままであることが分かります。
青キジは「ダラけきった正義」をモットーにしていました。
この正義は一見ふざけているように見えますが、「徹底した正義は…時に人を狂気に変える…」と暴走する赤犬の狂気を止める一面もあります。
また、旧友であるサウロの意志を引き継ぎ、ロビンを助ける一面もあり、善人のイメージが強いでしょう。
つまり、青キジは黒ひげ海賊団に自らの意志で加入しているとはいえ、闇オチしたわけではないと考えられます。
青キジが黒ひげ海賊団に入った目的を考察

最後に、青キジが黒ひげ海賊団に入った目的について考察していきます。
黒ひげの目的は世界政府に敵対すること?
青キジは黒ひげと利害が一致したことにより、黒ひげ海賊団に加入しました。
つまり、青キジが黒ひげ海賊団に加入した目的を考えるにいたり、黒ひげの目的を考える必要があります。
黒ひげが現在分かっている大きな目的は、「海賊島ハチノスを世界政府加盟国にすること」です。
しかし、狡猾な黒ひげですから、この目的の先にも何か考えがあるでしょう。
世界政府に加盟することで、世界会議に参加する権利を得られます。
そして、世界会議に参加することで、聖地マリージョアに入ることができます。
ここが黒ひげの最終目的でしょう。
歴史好きの黒ひげはイム様の存在に気づいている可能性が高いです。
つまり、聖地マリージョアに入り込み、イム様を倒すことで世界を自分のものにすることを目的にしていると考えられます。
青キジは世界政府に違和感を感じている?
青キジは、オハラの一件から、世界政府に違和感を感じていると考えられます。
オハラにバスターコールが起こった際、罪を犯していないただの住民たちも皆殺しにされてしまいました。
また、罪を犯したとされる考古学者たちも、ポーネグリフを研究しただけで、誰にも迷惑をかけていません。
それに対しサウロは異議を唱え、サウロもまた被害者になりました。
青キジはサウロの意志も尊重していることからも、世界政府に違和感を感じていると考えられます。
つまり、青キジは今の世界体制を変えようとしているのではないでしょうか。
そうすると、先述した黒ひげの目的と利害が一致することになります。
最終的には黒ひげ海賊団を抜ける?
黒ひげと利害が一致しているとはいえ、青キジは青キジの信念を貫くと考えられます。
そうすると、やはりオハラのように人が多く死ぬ事態を避けたいと考えるでしょう。
黒ひげの最終目的は、現世界政府を撃破することだと考えられます。
そして、この目的には、海軍の多くの命が奪われることになるでしょう。
そこでは、青キジも一緒になって戦闘するのではなく、海軍を守って戦ってほしいですね。
青キジが黒ひげ海賊団に加入した目的のまとめ
いかがだったでしょうか。今回は青キジが黒ひげ海賊団に加入した目的について考察しました。
青キジが黒ひげ海賊団に加入した経緯が明らかになりましたが、まだ青キジが闇オチしたわけではないと考えられます。今後の動向にも注目していきたいですね。