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コスモはチェンソーマンに登場する魔人で、「ハロウィン」としかしゃべらない謎の多い存在です。
あまり強そうに見えないのに、サンタクロースを精神攻撃で倒したシーンは衝撃的でした。
コスモの能力やハロウィンの意味について考察します。
【チェンソーマン】コスモとは?
グロテスクなデザインなのにかわいい宇宙の魔人
コスモは脳が露出し眼球が飛び出したグロテスクデザインなのに、かわいらしさを感じさせる外見の女性の魔人です。
飛び出した脳の一部を蝶結びにしており、外に出た眼球にはハートマークが浮かんでいます。
飛び出した脳や眼球に現実味がなく、コスプレをしているような感じなのがかわいく見える原因かもしません。
基本的に普通の言葉を話すことはなく、「ハロウィン」としか言わないのが最大の特徴です。
外見からは全く予想ができませんが、宇宙の悪魔が死体を乗っ取った宇宙の魔人です。
クァンシの愛人の1人で、他にもピンツイ・ロン・ツギハギという魔人がクァンシの愛人として登場しています。
ハイテンションな性格だが精神世界では理知的
現実世界のコスモは「ハロウィン」と叫びながらポーズを取ったり、はしゃいだりとハイテンションな性格ですが、精神世界のコスモはかなり理知的な性格です。
現実世界のコスモは回転ずしを見て興奮したり、走り回ったりとかなり感情豊かな性格に見えます。
また、ハロウィンしか言えないことや行動から知能が高いようには見えません。
しかし、能力を使用した時に精神世界に登場するコスモは、非常に理知的で落ち着いた性格でした。
仲間を殺されたことに関しても怒りを感じるほど強い感情ないとも言っており、本来は感情の起伏が乏しい性格のようです。
宇宙の悪魔の魔人でハロウィンの悪魔の魔人ではない
誤解されがちですが、コスモは宇宙の悪魔の魔人であって、ハロウィンの悪魔の魔人ではありません。
何の悪魔か明かされる前はハロウィンの悪魔の魔人と予想されていましたが、作中で宇宙の魔人と明言されました。
なぜ、宇宙の魔人が、「ハロウィン」と言うのかについては作中でも一切説明がありません。
【チェンソーマン】コスモの登場回が何巻何話かご紹介
7巻54話:クァンシの取り巻きとして登場
コスモは、7巻54話でクァンシの取り巻きの魔人の1人として初登場しました。
中国のデビルハンタークァンシは、中国政府からデンジを捕まえて連れてくるように依頼されます。
クァンシは4人の女性の魔人を愛人にしており、コスモはその中の1人でした。
ショッキングな外見、望みを聞かれても「ハロウィ~ン!」としか言わないコスモは、他の魔人と比べてもかなりインパクトがあります。
クァンシの取り巻きの魔人は、コスモの他にピンツイ・ロン・ツギハギの3人がいます。
4人の魔人の中で、何の魔人か判明しているのはコスモだけです。
7巻58話:話しかけた人間をハロウィンとしか言えない状態にする
7巻58話で、クァンシとコスモ・ピンツイ・ロン・ツギハギの4人が日本に来た様子が描かれます。
コスモの乗った車は、いきなり追突事故を起こしてしまいます。
しかし、文句を言う運転手にコスモが「ハロウィン」と声をかけると、運転手は「ハロウィンハロウィン」としか言わない状態に。
その後は、回転寿司店に入ってクァンシ一行は回転寿司店に入ります。
店員は魔人を見て驚きますが、コスモが話しかけると「こちらの席でハロウィン」と言って席に案内していました。
コスモの正体不明の能力に、不気味さを感じた読者は多かったようです。
7巻61話:岸辺と戦い逃亡する
61話ではクァンシと離れたコスモたち4人の魔人は、公安のデビルハンターと戦うことに。
1人で戦おうとする岸辺に対して、コスモたちは余裕の表情でした。
しかし、次のシーンではピンツイとロンは捕まっており、コスモとツギハギ2人は逃げてしまったようです。
その後、ツギハギは首だけになったクァンシを復活させる活躍をしますが、コスモは70話で登場しませんでした。