【ワンピースネタバレ考察】バギーの本名は「ロックス・D・バギー」?隠された血筋の3つの証拠

四皇として新世界に君臨する千両道化のバギーの正体が、ついに明らかになるかもしれません。

懸賞金31億8900万ベリーという破格の金額を付けられた彼の本名が「ロックス・D・バギー」である可能性が高まっています。

一見すると運だけで成り上がったように見えるバギーですが、実は伝説の海賊ロックス・D・ジーベックの血を引く重要人物かもしれません。

ゴッドバレー事件との年代の一致、Dの一族特有のカリスマ性、そしてクロスギルドとロックス海賊団の驚くべき類似点など、隠された血筋を示す証拠は数多く存在します。

果たしてバギーの本名は本当に「ロックス・D・バギー」なのでしょうか?四皇入りの真の理由と共に、その謎に迫ります。

ワンピース界隈で長らく囁かれ続けてきた「バギーの本名がロックス・D・バギー」という説。2025年7月14日発売のジャンプで明かされた1154話の衝撃的な事実により、この考察は新たな局面を迎えています。

バギーの本名「ロックス・D・バギー」説の決定的証拠

ゴッドバレー事件が示す血筋の真実

バギーとロックスの関係を探る上で、最も注目すべきは時系列の一致です。ゴッドバレー事件が起きたのは38年前、そして現在のバギーの年齢は39歳。この1年の差は偶然ではないかもしれません。

ゴッドバレー事件当時、バギーはまだ1歳の赤ん坊でした。この事件でロックスが敗れた際、もしバギーがロックスの息子だったとすれば、身寄りを失った赤ん坊をロジャーが引き取ったという筋書きが見えてきます。

原作957話では、センゴクによりゴッドバレー事件の概要が語られている。この事件でロックス海賊団は壊滅し、ロックス・D・ジーベック船長も姿を消したとされる。

しかし、2025年7月の最新話1154話で衝撃的な事実が明らかになりました。ロックス・D・ジーベックの正体と、その息子が黒ひげであることが公式に確定したのです。

38年前の事件と39歳の年齢が完全一致

年齢の計算から見ると、バギーがゴッドバレー事件の際に生まれたばかりだった可能性は高いといえます。ロジャー海賊団が「赤ん坊なんて久しぶりだな」と発言していたシーンも、この説を後押ししていました。

ただし、最新話の展開により、この年齢の一致だけでは確定的な証拠とは言えなくなってきています。同じ年齢層に複数の重要キャラクターが存在する可能性も出てきたためです。

あにま
年齢だけじゃ決め手にならないかもね

シャンクスと共に拾われた赤ん坊の正体

映画『FILM RED』でも描かれたように、シャンクスはゴッドバレーでロジャーに拾われた赤ん坊でした。バギーも同じタイミングで拾われたとすれば、二人の出生には深い関係があると考えられます。

シャンクスが天竜人の血筋である可能性が高まる中、バギーは対照的にロックスの血を引くという構図は、物語的にも非常に魅力的です。光と闇、秩序と混沌を象徴する二人の対比は、まさにワンピースらしい設定といえるでしょう。

シャンクスとバギーは幼少期から共にロジャー海賊団で過ごし、現在でも特別な関係性を保っている。この二人の出生の秘密は、最終章の重要な要素になる可能性が高い。

Dの一族として覚醒したカリスマ性

海賊を惹きつける謎の統率力の正体

バギーの最大の特徴は、その圧倒的なカリスマ性です。実力以上に多くの海賊を惹きつけ、ついには四皇にまで上り詰めました。この異常なまでの求心力は、単なる偶然や運だけでは説明がつきません。

Dの一族の特徴として、「人を惹きつける力」が挙げられます。ルフィやロジャーと同様に、バギーも生来のカリスマ性を持っているのかもしれません。もしバギーがロックス・D・バギーという本名を持つDの一族だとすれば、この謎めいた統率力にも説明がつきます。

インペルダウンでの脱獄劇や、マリンフォード頂上戦争での活躍を見ても、バギーには明らかに「人の心を動かす何か」があります。これは単純な実力や狡猾さだけでは説明できない、より根深い才能のようです。

強運と引き寄せの力はDの血筋の証明

バギーといえば「悪運の強さ」で有名です。どんなピンチからも運良く脱出し、気がつけば大出世を遂げています。この異常なまでの強運も、Dの一族特有の「引き寄せる力」なのかもしれません。

しかし、1154話でロックスと黒ひげの親子関係が確定したことで、バギーのDの一族説には新たな検証が必要になりました。もしバギーもロックスの血筋なら、黒ひげとは兄弟ということになりますが、現時点でそのような描写は見られません。

あにま
最新話で状況が変わったから要注意だね

クロスギルドに隠されたロックスの影

ロックス海賊団との驚くべき組織構造の類似

バギーが設立した「クロスギルド」と、かつてのロックス海賊団には興味深い共通点があります。どちらも実力ある海賊たちが利害関係で結ばれた組織であり、純粋な仲間意識よりも「儲け話」が結束の理由となっています。

ロックス海賊団には白ひげ、ビッグマム、カイドウといった後の四皇が在籍していました。一方、クロスギルドにはクロコダイル、ミホークという元七武海の実力者が参加しています。この構図の類似は偶然とは思えません。

ロックス海賊団は「儲け話」で結成された利害関係の組織。メンバー同士の仲は決して良くなかったが、個々の実力は極めて高かった。クロスギルドも同様の性質を持っている。

さらに注目すべきは、バギーの側近たちとロックス海賊団メンバーの類似点です。アルビダと若い頃のビッグマムの容姿の類似、リッチーの猛獣使いモージとカイドウの百獣海賊団との共通点など、細かな対応関係が見られます。

元七武海二人を従える真の理由

クロコダイルとミホークという、かつて世界政府に認められた七武海の二人を従えるバギー。表向きは誤解やハッタリによるものとされていますが、真の理由はバギーの血筋にあるのかもしれません。

もしバギーがロックスの血を引いているなら、その威光や因縁が二人を動かした可能性があります。特にクロコダイルは策略家として知られており、単純な誤解で行動するとは考えにくいでしょう。

しかし、最新話でロックスの息子が黒ひげと判明したことで、この考察にも修正が必要になりました。バギーがロックスの息子でないとすれば、別の理由でクロスギルドが形成されたということになります。

ワンピース1154話(2025年7月14日発売)で、ロックス・D・ジーベックの息子が黒ひげであることが公式に確定。この情報により、バギー=ロックスの息子説は大幅な見直しが必要となった。

四皇バギーの懸賞金31億に込められた政府の警戒

実力以上の金額が示すロックスへの恐怖

バギーの懸賞金31億8900万ベリーは、その実力を考えると明らかに過大評価です。この異常な金額設定には、世界政府の深い思惑が隠されているのかもしれません。

もしバギーがロックスの血筋なら、政府としては二度とロックスのような脅威を生まないよう、早めに対処したいと考えるでしょう。実力以上の懸賞金は、そうした政府の警戒心の表れと見ることもできます。

ただし、最新の情報を踏まえると、この高額懸賞金の理由は別にあると考えるべきかもしれません。クロスギルドという組織の危険性や、バギー個人の持つ別の要素が評価されている可能性があります。

世界政府が隠したい血筋の秘密

世界政府は過去の歴史を隠蔽することに長けています。ロックス・D・ジーベックの名前が歴史から消されたのも、その一例でしょう。もしバギーがロックスの血筋なら、政府はその事実を徹底的に隠蔽しようとするはずです。

バギーの本名や出生に関する情報が一切公開されていないのも、政府の情報統制の結果かもしれません。しかし、真実は必ず明るみに出るもの。最終章に向けて、バギーの正体も徐々に明かされていくのでしょう。

あにま
政府の隠蔽工作は相当なものだからね

現在の状況を整理すると、バギーの本名が「ロックス・D・バギー」である可能性は、最新話の展開により大幅に見直しが必要になりました。しかし、バギーの謎めいた出生や異常なカリスマ性、そして四皇にまで上り詰めた経緯には、まだ明かされていない重要な秘密が隠されているかもしれません。

今後の展開で、バギーの真の正体がどのように描かれるのか、引き続き注目していく必要があるでしょう。最終章に向けて、すべての謎が解き明かされる日を楽しみに待ちたいと思います。

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