呪術廻戦ネタバレ201話|羂索、米国特殊部隊を相手に無双!!

呪術師の情報を提供されても、米国政府はにわかにその内容を信じられません。
理解させるために羂索は、とあるデモンストレーションを行います。

それは、羂索vs米国特殊部隊の模擬戦闘でした。
訓練された軍人でさえ、ひとりの呪術師の前に無力化することを、羂索は実力で示します。

大事件勃発寸前の第201話「直接会談②」のネタバレです。

呪術廻戦前回200話のおさらい

虎杖は伏黒に、堕天は宿儺であることをジェスチャーで伝えます。
来栖、そして天使に知られたくない話であることを察した伏黒は、虎杖の言いたいことを把握。
天使の標的が宿儺、つまり虎杖であることを知ります。

虎杖は、天使は宿儺を確実に殺せるだろうと予測していました。
五条を復活させるためには、天使の協力は不可欠です。
そのためなら、自分の命を捨てることすら、彼は覚悟していました。

当然伏黒は、虎杖がこう考えていることもお見通しです。
伏黒は伏黒で、虎杖を失うことは避けたいと考えていました。

と、そのとき。
結界に多数の侵入者があったことを、天使が察知します。
その数、なんと800人以上。

この侵入者の正体は、2018年2月の羂索の動きに手がかりがありました。
渋谷事変を起こす以前に、彼はアメリカに渡っていたのです。

羂索はそこで、「呪術師」という「エネルギー資源」があることをリークしていました。
米国政府要人たちは、しかしこの事実を信じようとしません。
ただひとり、エネルギー省の担当次官だけは、「後れを取ってはならない事態」として大統領を説得します。

羂索、そして担当次官は大統領に、「研究サンプルとしての呪術師の拉致」を提案していたのでした。

呪術廻戦ネタバレ最新話201話の考察

呪術廻戦ネタバレ最新話201話の考察|侵入者は米国の関係者?!

東京第1結界に、800人を超える人間が侵入してきています。
これはおそらく、「呪術師の拉致」を目的とした米国の関係者では?と考えられます。

米国の大統領は、羂索から「呪術師という研究サンプルの確保」を暗に提案されていましたよね。
これが、渋谷事変より8カ月ほど以前の出来事です。

おそらく、宣言通り日本が壊滅的な被害を受けたのを知って、本格的な「呪術」の研究に着手したのでしょう。

もしこの予想が的中しているのであれば、虎杖たちは非術師たちと戦うことになります。
もちろん、一般人ではなく、特殊部隊といった立場の人にはなるでしょう。

しかし、「非術師」であることに変わりはありません。

渋谷事変の1件もありますから、虎杖がどんな決断をするのかが、気にかかります。

呪術廻戦ネタバレ最新話201話の考察|他の地域のプレイヤーは?

米国の特殊部隊のような立場の非術師が、突入してきた可能性もある死滅回游。
虎杖たちもピンチですが、他の地域はどうなのでしょうか?

例えば、すぐ近くの東京第2結界には、秤とパンダ、鹿紫雲やシャルルがいましたね。
状況を伝えに来た西宮も、ここに滞留しているはずです。

また、仙台には乙骨が、桜島には真希と加茂がいるはずです。
他にも、結界の外には星綺羅羅がいますし、脹相や九十九由基も高専にいましたよね。

このように、各所にいる仲間たちの安否も、気にかかる事態に陥りそうな状況と言えます。

呪術廻戦ネタバレ201話

呪術廻戦ネタバレ201話|「拉致」ではなく「保護」

エネルギーの自給自足が可能になれば、解決できる問題が大量にある。
しかし、そのためには「呪力」を研究する必要があり、非術師と術師の違いは「脳」にある。
だが、現代科学と医療技術をもってしても、脳には謎が多い。

だからこそ呪術師を手に入れる必要がある、という話から201話は始まりました。
前回200話の続きにあたります。

エネルギー分野の問題で、他国に後れを取る訳にはいかないと主張する担当次官。
「人体実験を視野に入れた拉致」という提案に動揺を隠せない大統領。
会議はなかなか進展しません。

担当次官は、「多くの国が動けば、『呪術師』という限定を超えた日本人狩りが始まる」と主張。
「拉致」ではなく「保護」のため、アメリカが率先して動かねばならないと大統領を説得しました。

ちなみに、担当次官が動静を危険視していた国は、以下のとおりです。

  • 中国
  • ロシア
  • サウジアラビアなどの中東諸国
  • ドイツ
  • インド
  • フランス
  • 韓国
  • トルコ
  • パキスタン

これだけの国が呪術師の確保に向けて動き出したら、確かにとんでもないことになりますね。
さらに、エネルギー問題を含め、アメリカがこれらの国に先手を取られることは、政治的にも避けたいということでしょう。

呪術廻戦ネタバレ201話|Muscle and bullet

ひとまず大統領は、日本人街の警戒強化を言い渡します。
アメリカとの交渉が決裂した場合、アメリカ在住の日系人も標的になりかねないためです。

さらに大統領は、特殊作戦コマンドの司令官であるギャリー中将に、作戦に必要な人員を尋ねました。
呪術師狩り(保護)に向け、いよいよ前向きな話が始まってしまったのです。

規格外の五条悟は、11月には行動不能になる。
これを踏まえると、一個中隊が出撃すれば、作戦の遂行は可能。

ギャリー中将はそう考えました。
これで5ダースほどの呪術師を捕獲できるとの予測を立てています。

ちなみに、「中隊」というのは軍隊の部隊編成の単位のひとつです。
一般的には「歩兵約200名」程度の規模とされています。
(もちろん、時代や装備などによってこの数は左右されます)

5ダース=60ですから、「歩兵200人を投入すれば60名程度の呪術師を確保できるだろう」と見立てたことになります。
「筋肉と弾丸」に勝るものなし、と考えるギャリー中将は、訓練を積んでいない素人は敵ではない、と考えていました。

呪術廻戦ネタバレ201話|裏梅の提案

術師同士の戦いであっても、最後に勝敗を分けるのは肉体の強度。
羂索自身もこのように発言し、米国特殊部隊の力を認めているようにも見えます。

しかし、羂索が必要だと提示した人数は、「最低800人」。
大隊規模の人員の投入が必要だと言うのでした。

当然、米国政府側は失笑します。
そこで裏梅が、このような提案をしました。

『多数の人員が配備されている中を、西棟から東棟まで移動する』

このときの配置人員は、以下のようなものでした。

  • 武装したシークレットサービスの最精鋭15名
  • CIAの準軍事組織「SAC」所属の3チーム30名

SACは世界一の極秘任務部隊で、「8年以上の軍務経験」及び「特殊作戦の任務経験」を持っています。
この45名が行動を阻止しようと動く中を、羂索は移動してみせることにしたのです。
呪術師を印象づけるには、夏油の呪霊操術が適任だから、というのがその理由でした。
(ちなみにここで羂索は、「夏油」に「わたし」というルビが振ってあるセリフを言っていました)

呪術廻戦ネタバレ201話|羂索、精鋭部隊を圧倒

勝利ではなく圧勝を手に入れる。
ギャリー中将は、これを目的にしていました。
実際、彼が投入した戦力は、大統領ですら「やりすぎ」と感じるレベルの人員だったのです。

しかしこの自信は、あっさり覆されました。

精鋭部隊の面々は、なすすべもなく宙を舞い、地面に叩き落されたためです。
それを見下ろすかのように、巨大な象のような呪霊が召喚されていました。

唖然とする面々の前に、羂索と裏梅は悠然と姿を現します。
そしてとうとう、「呪術師狩り」の本格的な話し合いが始まってしまったのでした。

この経緯から考えると、おそらく東京に投入されたのは、アメリカの戦力とみて間違いなさそうです。
虎杖・伏黒・髙羽・来栖の4名は、この状況にどう対抗するのでしょうか。

呪術廻戦ネタバレ201話のまとめ

いかがでしたか?

まさかの「非術師による呪術師狩り」を、羂索が扇動していたという展開には、動揺を隠せませんでしたね。
それも「エネルギー資源」として呪術師を捕らえる、という流れだったのは意外でした。

「非術師は守るに値する存在なのか?」という、かつて夏油が抱いた疑問を、あまりにも皮肉な形で返したような内容でもあります。

これには、多くの読者が「しんどい」という感想を漏らしていました。
特に夏油推しのファンからは、「人の心とかないんか」との声も上がっていましたね。

また、羂索のセリフで「夏油の術式」と書いて「わたしのじゅつしき」とルビが振られていたセリフもありました。
これには夏油推しのファンが大激怒。
「呪霊操術はオマエの術式じゃない」「黙れメロンパン」等々、怒りの声が多数上がっていました。

今回の話から、おそらく米国特殊部隊との戦闘が始まるとの予想が濃厚な次回。
休載後、どんな話が始まるのかに注目したいですね。

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