
目次
ヴェルダナーヴァは、転スラの世界を創り出した最初の竜種です。
さまざまな種族や世界の法則を作った創ったですが、リムルの正体という説もあります。
ヴェルダナーヴァの創造した種族や法則、リムルとの関係について解説します。
【転スラ】ヴェルダナーヴァとは
最初の竜種で全知全能の存在

名前 | ヴェルダナーヴァ |
存在値 | 不明 |
種族 | 竜種 |
称号 | 星王竜 |
究極能力 | 天使系究極能力14種類→正義之王→誓約之王 |
ヴェルダナーヴァは世界を創り出した全知全能の存在で、最初の竜種です。
全てができることをつまらないと感じたヴェルダナーヴァは、全知全能を捨てて複数の世界を創造。
全知全能で無くなった後も、最強の存在でした。
天使系の究極能力を14種類持っていましたが、最終的に正義の王だけ残して全て放棄しています。
ヴェルザード・ヴェルグリンド・ヴェルドラは、ヴェルダナーヴァの兄弟です。
始原の七天使と原初の悪魔を誕生させる

ヴェルダナーヴァは世界を創り出した直後に、始原の七天使と原初の七悪魔を誕生させます。
ヴェルダナーヴァは世界を創り出しますが、その世界には何もありませんでした。
ヴェルダナーヴァは配下にするために光の大聖霊を七つに分けで、始原の七天使を生み出します。
その反動で闇の大聖霊が七つに分かれて、原初の七悪魔が誕生しました。
始原の七天使と原初の悪魔の名前は以下の通りです。
始原の七天使 | 原初の悪魔 |
フェルドウェイ | 原初の赤(ギィ・クリムゾン) |
ザラリオ | 原初の白(テスタロッサ) |
コルヌ | 原初の黒(ディアブロ) |
オベーラ | 原初の緑(ミザリー) |
ディーノ | 原初の黄(カレラ) |
ガラシャ | 原初の紫(ウルティマ) |
ピコ | 原初の青(レイン) |
原初の悪魔に関しては以下の記事で詳しく解説しています。
興味のある方はぜひチェックしてみてください。
神祖・星の管理者・大地の化身を生み出す

ヴェルダナーヴァは、次に神祖トワイライト・バレンタイン、星の管理者ラミリス、大地の化身ダグリュールを生み出しました。
ヴェルダナーヴァはトワイライトに文明を生み出すことを望み、ラミリスに精霊女王として精霊や妖精を束ねて星の管理を任せます。
自然発生に近いダグリュールは星を支配しようとして暴れますがヴェルダナーヴァに負けて力を封じられました。
大人しくなったダグリュールは、ヴェルダナーヴァが生まれた天星宮に通じる天通閣を守る役目に付きます。
ラミリスに関しては以下の記事で詳しく解説しています。
興味のある方はぜひチェックしてみてください。
【転スラ】ヴェルダナーヴァと世界の法則の関係
ヴェルダナーヴァはスキルや魔法などの世界の法則も作り出した存在です。
管理者権限・魔法・スキルについて解説します。
管理者権限があれば自由に世界の法則を書き換えられる

管理者権限は、世界の法則を自由に書き換えることができる権限です。
管理者権限は世界の法則を書き換えることで、自分の思った通りの現象を引き起こすことができます。
自分の望んだ現象を自由に引き起こせるため、管理者権限があれば究極能力は不要と言われるほどです。
ただし、管理者権限がある者も究極能力を使用していることが多く、使いこなすの難しいか、代償があると思われます。
判明している限り、管理者権限を獲得しているのは始原の七天使だけです。
魔素で世界の法則を書き換えるのが魔法

魔法は魔素をエネルギーにして、世界の法則を書き換える方法です。
術式を組む必要がありますが、ある程度自分の望んだ通りに法則を書き換えられます。
そのため、スキルと比べると法則を書き換える自由度は高いです。
究極能力並みに深く法則を書き換える魔法も存在します。
ただし、相当な実力者でないと、深く世界の法則に干渉することは難しいです。
世界の法則を書き換えるシステムがスキル

スキルは、世界の法則を書き換えることができるシステムです。
スキルはあらかじめ術式ができた魔法のようなもので、魔法よりも簡単に発動できます。
権能は、スキルで実行できる現象に付けられた名前です。
魔法より発動は楽ですが、システム化されているため、決められた現象以外は起こせません。
スキルはエキストラ、ユニーク、究極の順に世界の法則に深く干渉でき、獲得も難しくなります
スキルは世界の輪廻の中に取り込まれており、スキルに適した強い魂に宿ります。
究極能力を持って生まれてもユニーク以下に弱体化しているため、地力で進化させないと究極能力は獲得できません。
【転スラ】ヴェルダナーヴァと転スラ世界の種族の関係
神祖がさまざま種族を生み出す

神祖トワイライト・ヴァレンタインは、実験を繰り返してさまざま種族を生み出していきました。
トワイライトは精霊を実体化させることで、火精人・水精人・地精人・風精人を生み出します。
さらに吸血鬼族・真なる人類を作り出し、これらの種族からオーガ・ゴブリン・人間などが誕生していきました。
しかし、トワイライトは自らが最高傑作と呼ぶ、ルミナス・バレンタインによって滅ぼされることになります。
冥界ではイヴァラージェから幻獣族が誕生

冥界では滅界竜イヴァラージェから幻獣族が誕生します。
冥界ではイヴァラージェと呼ばれる竜種に似た存在が暴れていました。
ヴェルダナーヴァに、封印されたイヴァラージェの体から漏れた魔素から幻獣族が誕生。
幻獣族の一部に蟲魔族がいますが、ヴェルダナーヴァに忠誠を誓っています。
イヴァラージェの魔素を浴びた始原の七天使は妖天となり、天使たちは妖魔族になっています。
イヴァラージェはヴェルダナーヴァも知らない謎の存在です。
そのため、幻獣族はヴェルダナーヴァと関係なく誕生した種族の可能性があります。
【転スラ】ヴェルダナーヴァの過去
人間を保護しようとする
基軸世界に人間が誕生すると、ヴェルダナーヴァは人間を愛するようになります。
しかし、人間を放置したら数千年後には滅亡すると考えていました。
ヴェルダナーヴァは、人間を滅ぼさないように保護する方法を考えます。
ギィに調停者・ルドラに勇者・ディーノに監視者の役割を与える

ヴェルダナーヴァは、人間を抑制する必要があると考えていました。
そのため、ギィに依頼して、人間を管理する調停者の役割を依頼します。
ギィは人間の脅威となる魔王を名乗り、人間を抑制するための魔王のシステムを作成。
ヴェルダナーヴァは、恒久的平和を望むルドラと出会いました。
ヴェルダナーヴァは、ギィがやりすぎた場合の抑止力としてルドラを勇者に選びます。
始原の七天使であるディーノ・ガラシャ・ピコに、調停者と勇者のシステムが機能しているか見張る監視者の役割を与えました。
ルシアとの間にミリムが生まれるが人間のテロで消滅

ヴェルダナーヴァはルドラの妹のルシアと結婚し、娘のミリムが誕生します。
ヴェルダナーヴァは、子竜を作り出してミリムに与えました。
しかし、ミリムが大半の力を受け継いだことで、ヴェルダナーヴァは人間に近い存在に弱体化。
人間が起こしたテロに巻き込まれて、ヴェルダナーヴァとルシアは死亡します。
竜種は消滅しても時間が経てば復活しますが、どれだけ時間が立ってもヴェルダナーヴァ復活の兆候はありませんでした。
フェルドウェイは、ヴェルダナーヴァ復活のために暴走していきます。
【転スラ】リムルの正体はヴェルダナーヴァの生まれ変わり?
リムル=ヴェルダナーヴァを連想させる描写が多数存在する

リムルとヴェルダナーヴァの関連性を思わせる描写が多く存在することから、リムルは生まれ変わりではないかと言われています。
リムルが、ヴェルダナーヴァの生まれ変わりと言われる描写は以下のようなものがあります。
- 竜の因子に適合した
- ヴェルダナーヴァと共に失われた制約之王を獲得している
- ヴェルダナーヴァでも手に余った権能・虚無崩壊を獲得
- ルシアがスキル化した知識之王がユニークスキルになった大賢者を最初に獲得
- 究極能力を簡単に作り変える
またヴェルダナーヴァと共にあることを願っていたミカエルが、リムルに捕食された時に「願いが叶った」と言って消滅しました。
リムルと一体化して願いが叶ったと考えると、リムルがヴェルダナーヴァの可能性が高いことになります。
否定するような描写もあるため確定ではない

リムルはヴェルダナーヴァの生まれ変わり説は有力しされていますが、確定はしていません。
ディーノは、リムルとヴェルダナーヴァの魂は似ているが違うと明言しています。
また、Web版ではリムル自身が、自分の正体はヴェルダナーヴァでないと否定しているようなセリフもありました。
ただ、ヴェルダナーヴァとの関連性が多く描写されているので、何らかの関係があるのは間違いなさそうです。
【転スラ】ヴェルダナーヴァについてまとめ
転生したらスライムだった件に登場するヴェルダナーヴァについて解説しました。
本人は登場しませんが、ヴェルダナーヴァは非常に重要なキャラです。
原作でリムルとの関連性が明かされるのかも注目です。