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ワンピース1171話「ラグニル」の最新ネタバレ確定情報をお届けします。
今回の話数では、表紙でゾロの頭に猫耳ヘッドバンドをつけた姿が描かれ、物語の中核となる重要な展開が明らかになりました。イムがハラルドを失った後、エルバフへの野心を捨てておらず、神の騎士団を使ってエルバフを支配下に置こうとする計画が明らかになります。
物語は14年前の過去編の続きから始まり、ロキがアウルスト城から海へと向かい、ハラルドへの復讐を誓う場面が描かれます。しかし、現代に戻るとハイルディンがロキの解放に同意。ルフィも大喜びでロキが解放されます。その直後、冥界には突如ドラウグル(キリンガムが具現化させた悪夢の怪物)が落下してきます。ロキは飛行能力を持つことを明かし、ルフィの目の前でラグニルを使った「ニフルヘイム」という凍結技でドラウグルを一撃で粉砕します。
一方、過去編ではシャンクスとガーリングの会話、イムと五老星の会議など、重要な伏線が次々と明らかに。イムはハラルドの死を知り、エルバフを「Dの一族」と繋がる危険な存在として認識していることが判明します。
この記事では、最新話1171話の詳細なあらすじと重要ポイント、そして今後の展開を徹底考察していきます。
ワンピース1171話「ラグニル」最新話あらすじ【完全版】
表紙イラスト:ゾロに猫耳ヘッドバンドの意味
1171話の表紙では、読者リクエストに応える形で「ゾロの頭に猫耳ヘッドバンドをつける」という可愛らしいイラストが描かれました。一見すると単なるファンサービスに見えますが、この構図には深い意味が隠されている可能性があります。
猫は「野性」「自由」「独立心」の象徴です。ゾロがエルバフ編において覇王色を覚醒させたことを考えると、表紙の猫はゾロの内なる野性の力、つまり覇王色の本質を表現しているのかもしれません。
さらに注目すべきは、1081話の扉絵でウソップの肩にのっていたリスが後に「鉄雷ラグニル」の正体だったという伏線回収です。尾田先生は扉絵に重要なヒントを隠す傾向があるため、今回の猫も何らかの伏線である可能性は否定できません。
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14年前の過去編:ロキの旅立ちと復讐の誓い
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1171話は、14年前のアウルスト城での出来事の続きから始まります。ギャバンとヤルルの会話の中で、ギャバンは「エルバフの宝」の悪魔の実がそれほどの力を持っているとは信じられなかったと語ります。ヤルルは「その力を目にしていなければ、ハラルドを止められたかどうかも分からない」と答え、ロキの力の重要性を示唆しました。
ヤルルのセリフには重みがあります。「もしロキが今日ここにいなかったら…背筋が凍る」。これは、ロキがいなければエルバフは完全にイムの支配下に置かれていたことを意味しています。
その後、場面はロキに移ります。ロキはアウルスト城を出て、生き残った兵士たちと共に海へと向かいました。彼の目的は明確でした。父ハラルドの復讐。ロキは自らの力を使い、エルバフを裏切った者たちに報いを与えようとしたのです。
しかし、ここで重要な疑問が生まれます。ロキが「復讐」を誓った相手は誰なのか。世界政府なのか、それとも父を操ったイムなのか。この答えは1172話以降で明らかになるでしょう。
現代:ハイルディンの決断とロキの解放
物語は現代に戻ります。ハイルディンはついにロキの拘束を解くことに同意しました。これは義兄弟としての信頼であると同時に、エルバフを救うためにはロキの力が必要不可欠だという現実的な判断でもあります。
ロキはハラルドを殺して喜ぶほどイカレていないと叫びました。
ハイルディンはロキに対して謝罪こそしませんでしたが、「父上の件については、他の罪まで許すわけにはいかない」と言いつつも、今は協力する必要があることを認めました。これは、ロキが14年前に父を守った英雄であることをハイルディンも理解していることを示しています。
ルフィは大喜びです。「シシシシ!!俺、お前が戦うの見るのすっげぇ楽しみだ!!」と興奮を隠せません。ルフィは直感的にロキの本質を理解しており、彼が仲間になる可能性を感じているのです。
冥界に落下するドラウグル:キリンガムの悪夢
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ロキの解放直後、冥界に異変が起こります。突如として巨大なドラウグルの骸骨怪物が空から落下してきたのです。
ドラウグルは、陽界でキリンガムが子供たちの悪夢を具現化させた怪物の一体です。陽界で倒されても、その残骸が冥界に落ちてくるという恐ろしい連鎖。これは、陽界と冥界が完全に繋がっており、陽界での戦いが冥界にも影響を及ぼすことを示しています。
ロキはこの状況を即座に理解しました。「俺が先に上に飛んで行く。お前たちは後から来い」とハイルディンたちに指示を出します。しかし、ルフィは違いました。「お前が戦うの見てぇ!」とロキの背中に飛び乗ったのです。
この行動は、ルフィがロキを完全に信頼している証拠です。ルフィは危険を顧みず、ロキの真の力を目撃したいという純粋な好奇心から行動しました。
ロキの飛行能力と戦闘スタイルの革新性
ロキが鎖を外すと、彼は宣言します。「俺は飛べる」。
この発言は、作品史上初めての巨人族による飛行能力を示すものでした。巨人族は圧倒的なパワーと耐久力を持つ一方で、機動力に欠けるという弱点があります。しかし、ロキはその常識を覆したのです。
ロキは鎖を外すと同時に、ラグニルを手に取ります。そして、ルフィを背中に乗せたまま、ドラウグルに向かって飛び立ちました。その姿は、まさに伝説の戦士そのものです。
飛行の原理については明確に描かれていませんが、おそらく悪魔の実の能力によるものでしょう。幻獣種の能力であれば、翼がなくても飛行できることは珍しくありません。マルコの不死鳥がその好例です。
「ニフルヘイム」攻撃:凍結の極致
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ドラウグルに接近したロキは、ラグニルを構えます。そして、ルフィに向かって叫びました。
「どうしてこんなところにいるんだ?」
ルフィは答えます。「シシシシ!!お前が戦うの見るのめちゃくちゃ楽しみだ!!」
ロキは少し呆れたような表情を見せますが、すぐに気持ちを切り替えます。「いいだろう。なら見せてやる。俺の得た力を!『ラグニル』!!」
ラグニルが唸り声を上げます。「グルルル——!!」
そして、クライマックス。1171話最大の見せ場が訪れます。見開き2ページにわたる圧巻の描写で、ロキがラグニルでドラウグルを攻撃します。その瞬間、氷の力が解放され、ドラウグルは瞬時に凍結。そのまま粉々に砕け散りました。
ルフィは唖然としています。その圧倒的な力に、言葉を失ったのです。
ロキは技の名前を告げます。「『ニフルヘイム』(NIFLHEIM)!!!」
そして続けます。「『ニフルヘイム』(漢字では『起源世界』)!!!」
ルフィは驚きを隠せません。「何だって——!?」
この技名の意味は重要です。ニフルヘイムは北欧神話における霧と氷の世界であり、世界の起源の一つとされています。「起源世界」という漢字表記は、この技が単なる凍結ではなく、存在そのものを起源に還すような絶対的な力を持つことを示唆しています。
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14年前の回想:シャンクスとガーリングの会話
場面は再び14年前の過去に戻ります。シャンクスがハラルドやガーリングとの会話を思い出しているシーンです。
ハラルド(過去)の言葉が引用されます。「私が神の騎士団に加われば、エルバフの夜明けが訪れる!!」
そして、ガーリング(過去)の言葉も。「お前が望むことがあれば何でも言え!!それはお前のものになる!! 私の哀れな息子よ、お前がこれまで送ってきた鎖に繋がれた人生は… 下界の者たちのことなど全て忘れろ!!あそこに住む者たちは人間ではない…!!」
この会話は、ガーリングがシャンクスを神の騎士団に勧誘しようとしていたことを示しています。しかし、シャンクスはそれを拒否しました。シャンクスはイムの印を腕に刻まれることに怒り、天竜人とイムに反旗を翻したのです。
ギャバンの言葉も重要です。「彼(シャンクス)は将来必ず重要な役割を果たすことになる」。これは、シャンクスが今後の物語において、世界政府と戦う上で重要な鍵となることを示唆しています。
イムと五老星の会議:ハラルドの死への反応
場面は「空位の玉座」がある部屋、マリージョアへと移ります。イム(玉座に座っている)が五老星と会議を行っています。イムは息を切らしており、ハラルドの死に動揺している様子が描かれています。
イムの言葉。「私は古代巨人の戦士に『不死性』と『力』を授けた…!! 彼自身が既に稀有な存在だったのに…『怪物』のような!!ハフ… そして誰かが彼を殺した…!!誰がやったのか…!? エルバフには何がある!? ハフ…」
マーズ(五老星の一人)が提案します。「任務を派遣しましょう。ハラルドがエルバフに残したアビス(深淵)を利用して…」
しかし、イムは拒否します。「やめろ…!!それはただ私の騎士団の中でさらなる犠牲者を生むだけだ!! これらの『盟約者』は代償を伴う!!ハフ…ハフ…」
この会話から、イムはハラルドの死を「損失」として認識していることが分かります。神の騎士団は貴重な戦力であり、簡単に補充できるものではないのです。
イムの独白:エルバフへの執着
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イムは続けます。「ハラルドは彼の種族の中でも稀有な標本だった。なぜなら、彼は他国や他の種族と繋がろうとして、プライドを飲み込んだから。イムは巨人族とエルバフについても語ります」。
「これらの存在は本質的に戦争屋だ…戦士の種族。 意志のない彼らを取り込むことは、内部から私たちを破壊するだけだ… エルバフから古代巨人族の王が盟約に加わるのは…ほとんど現実味がない…!!彼は生まれない方が良かった、エルバフのためにも…!! ムー(私)は歴史が決して嘘をつかないことを知っている…!!もし私たちが決して協力し合う運命にないのであれば… 『エルバフ』は『D』…!!!」
この最後の言葉が最も重要です。イムは「エルバフ」と「D」を関連付けています。これは、エルバフがDの一族と深い繋がりを持っていることを示唆しています。サウロ(ハグワール・D・サウロ)がエルバフに匿われていたことも、この伏線の一部でしょう。
章の最後に「来週休載」の告知があり、1171話は幕を閉じます。
ワンピース1171話の重要ポイント解説
ロキの真の姿:誤解された英雄の全貌
1171話を通じて、ロキが単なる悪役ではなく、複雑な動機を持つ英雄であることがより明確になりました。彼は父を守るために悪魔の実を食べ、ラグニルの力を得て、イムに操られたハラルドを介錯しました。
しかし、ロキはその後も「復讐」を誓い、海で暴れ回りました。これは何を意味するのでしょうか。以下の3つの理由が考えられます。
理由1:世界政府への怒り
父を操り、エルバフを支配しようとした世界政府への純粋な怒り。ロキは世界政府の船や施設を襲撃し、その力を示すことで、「エルバフに手を出すな」というメッセージを送っていたのかもしれません。
理由2:自らを悪役にするため
ロキが「危険人物」として認識されることで、世界政府の注意を自分に集中させる。これにより、エルバフ本土への侵攻を遅らせることができます。自己犠牲的な戦略です。
理由3:真の力を試すため
悪魔の実とラグニルを手に入れたロキは、その力の限界を知る必要がありました。実戦を通じて力を磨き、いつか来る世界政府との決戦に備えていたのです。
おそらく、これら3つの理由が複合的に作用していたのでしょう。ロキは単純な復讐者ではなく、戦略的思考を持つ戦士なのです。
ラグニル(鉄雷)の真の力:起源への回帰
1171話で描かれたラグニルの力は、予想を超えるものでした。「ニフルヘイム(起源世界)」という技名が示す通り、これは単なる凍結ではなく、存在を起源に還す力なのです。
ラグニルには、以下の3つの特性があることが判明しました。
- 認証機能:ラグニルは持ち主を選びます。「グルルル——!!」という唸り声は、ロキを認めた証
- 能力増幅:使い手の悪魔の実の能力を増幅し、通常では不可能なレベルまで引き上げます
- 絶対凍結:対象を分子レベルで凍結させ、不死身の存在すら倒せる
特に注目すべきは、ラグニルが「意思を持つ武器」である点です。ただの道具ではなく、パートナーのような存在。これは、ゾロの閻魔や、ルフィとニカの関係にも似ています。
イムの執着:エルバフと「D」の関係性
1171話の最大の伏線は、イムが「エルバフは『D』」と発言したことです。この発言には、複数の解釈が可能です。
解釈1:エルバフはDの一族の拠点だった
空白の100年において、エルバフは「ある巨大な王国」と同盟関係にあり、Dの一族を代々匿ってきた。サウロがエルバフに逃げ込んだのも、この歴史的繋がりがあったから。
解釈2:エルバフの思想が「D」の意志と同じ
「D」は「夜明け(Dawn)」を意味するという説があります。エルバフもまた、新しい時代、自由な世界を求めている。この思想的一致が、イムにとって脅威なのです。
解釈3:エルバフの王族はDの血を引いている
最も衝撃的な解釈。ハラルドやロキの名前にDがついていないのは、巨人族独自の命名規則があるからかもしれません。実は、彼らもDの一族の末裔である可能性があります。
個人的には解釈1と2の複合が最も可能性が高いと考えています。エルバフは思想的にも血統的にもDの一族と繋がっており、だからこそイムは800年間執拗にエルバフを支配しようとしてきたのです。







