
2024年5月27日(月)発売の週刊少年ジャンプ26号に掲載される『呪術廻戦』261話のネタバレと考察をご紹介します。
呪術廻戦ネタバレ260話のおさらい
呪術廻戦ネタバレ260話①|東堂の進化した術式「不義遊戯」改

- 260話は、宿儺戦にて東堂が参戦したところから始まる
- 東堂の左腕には、打楽器のビブラスタッフが
- 東堂が新たな術式「不義遊戯」改を発動
- 「不義遊戯」改はビブラスタッフを叩くことで術式対象を入れ替えるというもの
- これにより1秒間で50回の入れ替わりが可能に
呪術廻戦ネタバレ260話②|東堂が宿儺戦で大活躍する!

- 東堂の術式が功を奏し、虎杖が宿儺に一撃を喰らわせる
- 宿儺から見て東堂は、最も自己中心的で戦いにくい術師
- 「一番出てきて欲しくないタイミングで出てきたな」と思う宿儺
- ここで、東堂は術式の使用回数を制限する縛りを課していた
- 縛りの対価として、術式対象と効果範囲を広げていた
- これにより、宿儺の領域内にいた虎杖以外の術師を全員脱出させていた
呪術廻戦ネタバレ260話③|虎杖と東堂のコンビネーションが宿儺に刺さる!

- 空中で飛ぶ離れ技で、東堂の攻撃を避ける宿儺
- 宿儺は時折笑いながら、虎杖と東堂の相手をする
- 不義遊戯による入れ替わり回数を制御できるとすれば、宿儺でも東堂の術式に慣れることは不可能
- しかし宿儺は、虎杖が黒閃を出す直前に、東堂が術式を使うだろうと予測
- その瞬間を狙って殴ろうと拳を振るう宿儺
- ところが、入れ替わったのは冥冥の烏で、宿儺は読みを外す
- もう一度東堂が術式を発動するのを見た宿儺
- カウンターを狙って、烏の方へ拳を振るうも、烏は入れ替わらず
- 宿儺に隙が生まれた瞬間、虎杖が9度目の黒閃を決める
呪術廻戦ネタバレ260話④|宿儺の前に五条が再び現れる!

- 黒閃を発動した直後、指で宿儺の胸をエグる虎杖
- 胸をエグられた状態で宿儺は、「領域展開」と唱える
- すると宿儺の真横には、五条の姿をした人物が
- 「宿儺は見た」「手ずから葬った最強の亡霊を」というナレーションで260話は終了
呪術廻戦260話のネタバレ詳細を知りたい方は下記よりご覧ください。
呪術廻戦ネタバレ261話
呪術廻戦ネタバレ261話①|乙骨が五条の身体に受肉していた

261話は、虎杖と東堂が宿儺と戦うシーンの続きから描かれます。
宿儺の前に突如現れた五条。
目の前にいる五条を見て、「バカな‼︎」「ありえん‼︎」と、驚いた表情を見せます。
土煙が消えて姿が鮮明になると、五条の額には縫い目が。
その縫い目を見た宿儺は事情をすぐに理解し、笑い出します。
「そこまでやるとは思わなんだ」「乙骨憂太‼︎」
この発言の通り、目の前に現れた五条は、羂索の術式で受肉した乙骨でした。
これから、五条に受肉した乙骨と宿儺の戦いが始まります…!
呪術廻戦ネタバレ261話②|乙骨が自ら五条に受肉することを提案

ここで、乙骨が五条の身体に受肉する経緯について明かされます。
どうやら、五条の身体に受肉することを提案したのは、乙骨本人のようです。
乙骨の作戦は、羂索の身体をリカに食らわせて術式を模倣し、五条の身体を使って宿儺と戦うというもの。
高専術師たちは全員、「ダメだ」と言って、反対していました。
その上、乙骨の作戦は羂索の術式を「模倣」を介して使用することが必須。
術式「模倣」を発動できる時間は、リカが完全に顕現している5分間のみです。
術式「模倣」によって五条の身体に受肉してから5分後、乙骨はどうなるのかと真希が問うも、乙骨本人もわからない様子。
それでも乙骨は、最終手段として五条に受肉する意向を捻じ曲げようとしません。
呪術廻戦ネタバレ261話③|五条に受肉した後の乙骨の今後

ここで、五条の身体に受肉して5分後、乙骨はどうなるのかについて、冥冥が答えます。
冥冥によると、次の3通りの可能性が考えられるようです。
- 羂索の術式が常時、または断続的に発動するならば、模倣(羂索の術式)の効果が切れて乙骨は死亡
- 術式が間欠的に発動するならば、乙骨は即死はしないが、いずれ死ぬ
- 術式が単発、もしくは一度きり発動の場合、乙骨は5分経っても無下限呪術が使用可能
羂索の術式の性質次第では、五条に受肉した後の乙骨の寿命はわずか5分で、宿儺との戦い中に死亡する可能性も十分に考えられるようです。
乙骨本人も、この作戦は最終手段であることは自覚しています。
ところが、真希はこの作戦に納得していないようです。
すると乙骨は「今結構ムカついてるんですけど」と、本音を露わにします。
呪術廻戦ネタバレ261話④|勝利のために人間性を捨てる乙骨

「今結構ムカついてるんですけど」「どう考えてもやるべきでしょう、この作戦」と話す乙骨。
すると日下部が「作戦としてはな」「ただ人間的にどうなんだっちゅー話よ」と口を開きます。
この言葉に乙骨は、人間性を捨てて宿儺に勝てるなら、迷わず捨てるべきだと反論。
「みんなお前が大事なんだよ」と、真希が説得すると、乙骨は歯を食いしばり、次のように話しました。
「僕たちはみんなずっと怪物になることを五条先生一人に押し付けて来たんじゃないか‼︎」
「五条先生がいなくなったら、誰かが怪物にならなきゃいけないんだ‼︎」
そう話した後、乙骨は「誰もなる気がないのなら、僕がなる」と言って、話を終わらせるのでした。
呪術廻戦ネタバレ261話⑤|乙骨の作戦について五条の反応は?

乙骨は自身の作戦について、五条にも伝えていました。
乙骨の作戦について五条は、「負ける気ないし、自分の死体なんてどうでもよくない?」と、自分の死後についてあまり関心がない様子です。
ここで話題は変わり、乙骨は烏鷺に”藤原家”の血を引いていると言われたことを思い出し、そのことについて五条に問いました。
乙骨は百鬼夜行後、”菅原家”の血を引いていることを、五条から伝えられていました。
乙骨の問いについて五条は、「案外両方合ってるってこともあるんじゃない?」「生まれは僕より恵まれてるかもしれない」と話しました。
もしかすると乙骨は、五条を超えるほどのポテンシャルを持っているのかもしれませんね。
呪術廻戦ネタバレ261話⑥|五条を引き止める乙骨と真希とパンダ

話を終えた後、五条は一緒に歩いていた乙骨と真希とパンダに、帰るよう伝えます。
すると3人は、「嫌だね」と言って、その場に留まろうとしました。
3人が留まる理由、それは、総監部の術師の暗殺を五条一人が行うのを止めるためでした。
総監部の術師を全員殺すのは、京都校学長である楽巌寺が総監部のトップに立ち、今後の呪術界をまとめ上げるために必要なことです。
「もう一人で怪物になろうとしないでください」と説得する乙骨。
「そりゃ無理な話だよ」「俺はあの時(夏油に)置いていかれたんだから」「追いつかなきゃ」
そう思いながら、五条は乙骨に言葉を返すことなく、総監部のいる部屋へと入っていくのでした。
呪術廻戦ネタバレ261話⑦|新田と甘井が家入のサポートに

ここで場面は変わり、家入たち医療班の様子が描かれます。
甘井は自身の術式を使って、プリンを手から出していました。
どうやら甘井は、自分の体内の物質を抽出することができる術式を使用できるようです。
この甘井の術式を利用して、負傷者の体内に糖分を送ることができるのではないかと考えた家入は、甘井を医療サポート班に入れることにします。
役目を与えられ、最初は喜んでいた甘井でしたが、宿儺に敗れた乙骨の身体を見て、顔を歪ませて唖然とします。
宿儺の「解」を喰らった乙骨の身体は重症で、五条と同じく身体が真っ二つに切られていました。
五条と違って、新田の術式で傷の悪化を防いだ上、リカがいたため乙骨にはまだ意識がありましたが、それも一時的なもので限界が近づいています。
そのため家入は、すぐさま乙骨の脳を五条の身体に移し替える手術を始めるのでした。
呪術廻戦ネタバレ261話⑧|宿儺と乙骨が領域展開!

ここで、話は現在の新宿に戻ります。
五条の身体に受肉した乙骨を目にした後、再び「領域展開」と唱える宿儺。
それに対して乙骨も、五条の術式を利用して、領域展開「無量空処」で対抗します。
お互いの領域がぶつかり合うところで、261話は終了します。
果たして、乙骨は宿儺を倒すことができるのでしょうか。
呪術廻戦ネタバレ261話|まとめ
261話は、乙骨が五条の身体に受肉する経緯と、乙骨と宿儺が戦うシーンが描かれました。
前回の260話ラストに突如現れた五条の正体が、乙骨であることに驚いた読者の方も多いのではないのでしょうか。
乙骨は羂索の術式を模倣して受肉していましたが、このまま乙骨は五条の身体で生き続けることになるのかもしれませんね。
また、乙骨が五条の身体に受肉したことで期待できるのは、無下限呪術と乙骨自身が持つ術式「模倣」の両方を使った戦闘スタイル。
もしかすると乙骨はすでに、生前の五条を超えているのかもしれません。
果たして五条の身体に受肉した乙骨は、宿儺に勝利することができるのでしょうか。
次回の262話も見逃せませんね!