考察|「ドザン」の正体と過去のニカ・ニーズホッグ

玉座にすわるイム カラー

「ドザン」の正体について、有力な解釈は3つです。

根拠は以下の3点です。

まず、ドザンはニカ/ニーズホッグと同列に語られる存在。過去にイムの支配体制を脅かす能力を持っていた可能性が極めて高いです。800年前の古代王国時代、あるいはその後の歴史の中で、ニカ・ニーズホッグ・ドザンの三者が並び立って世界政府に対抗していた構造があったかもしれません。

次に、ドザンは本話で初めて名前が出ました。ブルックの回想と同じ話で言及されるのは偶然ではなく、ブルックの過去(エスペリア王国時代)にドザンが関わっていた可能性があります。エスペリア王国=古代王国の名残、ドザン=その守護者という構図も成立し得ます。

そして、「ドザン」という響きは北欧神話に直接登場しないものの、北欧の「Dvalin(ドヴァリン)」に近い音感を持ちます。ドヴァリンは北欧神話に登場するドワーフの王で、神々のために強大な武器を作った存在。ラグニルがラタトスクの鉄槌である現状を考えると、ドザン=ドワーフ系統の戦士で、ラグニルやニーズホッグと同じく「神器を扱う者」だった可能性があります。

注目ポイント:ドザンの登場により、イム vs ニカ/ニーズホッグの構図が「過去から繰り返されている第三の継承者狩り」であることが明確になりました。ブルックの過去がこの謎を解く鍵になりそうです。

ワンピース1183話ネタバレ|ブルックの過去回想開始!エスペリア王国の戦闘輸送リーダー

ブルック20歳、シュリ姫7歳のエスペリア王国時代

エルバフブルック カラー

1183話最大のサプライズはブルックの過去回想がついに開始することです。生前のブルックの顔が描かれ、20歳の若き戦士として「エスペリア王国」に住んでいたことが明らかになります。

さらに衝撃的なのは、同じ王国に7歳のシュリ姫が登場することです。1170話以降に登場する軍子(シュリ姫)――現代でイムに憑依された姫君――の幼少期が、ブルックの過去と直接交差します。

この描写の意味は2つ。1つは、シュリ姫はエスペリア王国の王女であること。もう1つは、ブルックは王女と同じ王国の戦士として育ったということ。麦わらの一味の楽器係ブルックの背景に、これまで誰も想像しなかった「亡国の戦士」の物語が眠っていたのです。

ギャング撃退の英雄ブルックと、その上をいく女王キャンデル

ブルック フルカラー

ブルックの役職はエスペリア王国の戦闘輸送のリーダー。1183話では、ある日ギャングが女王を襲おうとした事件が描かれ、ブルックが単独で襲撃者を撃退し、組織ごと壊滅させるという英雄譚が披露されます。

この時点でブルックは王国で十分に有名でしたが、それでも女王の人気には及ばなかったと語られます。女王の名はキャンデル――前任の防衛輸送のリーダーであり、ブルックの上司・先輩格にあたる存在です。

「戦闘輸送」と「防衛輸送」という二つの役職が並んで語られることから、エスペリア王国は明確な軍事組織を持つ高度な国家だったと推測されます。ブルックは戦闘担当、キャンデルは防衛担当――女王はかつてブルックと同じ戦士の道を歩んでいたわけです。

あにま
ブルックが「戦闘輸送のリーダー」とか格好良すぎる!20歳のブルック早く全身見たい!
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