
転スラのガビルは、リザードマン王国の首領の息子として登場したキャラです。
お調子者であまり有能そうに見えませんが、聖魔十二守護王の1人になり、研究者としても活躍しています。
ガビルの強さや究極能力、仲間との関係を解説します。
【転スラ】ガビルとは?
聖魔十二守護王の1人・天龍王

名前 | ガビル |
EP | 126万3824 |
種族 | 真・龍人族=中位聖魔霊―水霊龍 |
加護 | リムルの加護 |
称号 | 天龍王 |
魔法 | なし |
究極贈与 | 心理之王 |
耐性 | 痛覚無効、状態異常無効、自然影響耐性、物理攻撃耐性、精神攻撃耐性、聖魔攻撃耐性 |
声優 | 福島潤 |
ガビルは、テンペストの最高幹部である聖魔十二守護王の1人です。
元々はリザードマン王国の首領の息子ですが、勘当されてリムルの配下になりました。
空気が読めないせいで反感を買うこともありますが、愛嬌のある憎めない性格でもあります。
開発部門の研究者としても才能を発揮

ガビルには、開発部門の研究者として活躍している意外な面もあります。
ガビルは回復薬の原料になるヒポクテ草の栽培を任されたことで、回復薬の開発を行うことに
べスターと協力して、回復薬の生産体制の確立に大きく貢献しました。
栽培を行っていたことでヒポクテ草という種類の草は存在せず、魔素を吸収した草がヒポクテ草に変化することも発見します。
【転スラ】ガビルの強さ・能力・スキルを解説
「心理之王(ムードメーカー)」は運命を変える究極贈与

究極贈与名 | 心理之王 |
権能 | 思考加速、運命改変、不測操作、空間操作、多重結界 |
元々持っていた調子者が、進化した究極贈与が心理之王です。
調子者は1日1回だけ自分の運命を書き換えることが可能で、死の運命を書き換えることで生存したこともある強力なスキル。
心理之王は自分以外の運命も書き換えられるようになり、何人でも1日1回運命改変が可能になりました。
また、不測操作は精神状態でガビルの強さが変化する権能で、調子に乗っている時は大幅に強くなります。
逆に弱気になると弱体化するため、扱いが難しいです。
自分より強い相手にも勝つことができる意外性のある能力になっています。
固有スキル「竜戦士化」は制限時間付きで肉体を強化できる

竜戦士化は、時間制限付きで肉体を強化できる固有スキルです。
元々持っていた竜身変化という固有能力が進化したスキルで、完全制御すれば覚醒魔王以上の力が得られるとされています。
獲得した直後は完全に制御できず、長時間使用できませんでした。
完全に制御出来ても、使用後は反動で丸1日動けなくなっていました。
しかし、使用時間はどんどん長くなっており、完全にマスターすると常に竜戦士化している状態になります。
「竜鱗鎧化」で神話級の防御力を持つ鱗に

周囲の魔素を取り込むことで、全身を覆う鱗を鎧のような強度にするスキルです。
ガビルの鱗は通常時でも伝説級の硬さですが、竜鱗鎧化を使うことで神話級の防御力にアップします。
鱗が破損しても、魔素さえあれば修復可能です。
【転スラ】ガビルはどんな人物?
お調子者だが実は優秀

お調子者で抜けたところがあるガビルですが、実際はかなり優秀です。
大局を見る目が無いという大きな弱点はありますが、前線の指揮官としてはかなり高い能力を持っています。
配下になる以前のガビルを見たリムルは、戦いぶりを見て優秀な指揮官になるかもしれないと評価していました。
研究者としても成果を上げており、先進的な研究結果を発表して世界中から注目を集めています。
突飛な行動を取ることも多い性格ですが、それが斬新な発想に繋がるのかもしれません。
考えなしに行動して失敗することも多かったですが、経験を積んだことで考えてから行動する慎重さも身に着けました。
部下からの人望が厚い

ガビルは部下からの人望が非常に厚いのも特徴です。
ガビルはリザードマン王国を追放されていますが、100人の部下が付いてくるほど人望があります。
戦いで追い詰められた際は、我が身を顧みずにガビルを助けようとしていました。
ガビルは部下を非常に大切にしており、大きなことを言うだけではなくやる時はやる人物です。
こうした部分が、部下に信頼される理由でしょう。
愛嬌があるのも部下を引き付ける魅力になっていると思われます。
【転スラ】ガビルの登場シーン
オークとの戦いでリザードマン王国を追放されてリムルの配下に

ガビルはオークと戦うために反乱を起こしたことでリザードマン王国を追放されますが、リムルの配下になります。
ラプラスの口車に乗ったガビルは他の種族と協力しようとした父王から政権を奪い、リザードマンのみでオーガの軍勢に戦いを挑みました。
しかし、大軍勢に囲まれてしまい、危ういところをリムルに助けられます。
リムルがオークロードを倒しますが、反乱を起こして一族を危険にさらしたガビルは王国を追放されました。
追放されたガビルは部下100人と共に、リムルの配下になります。
リムルからガビルの名前を呼ばれたことで名付けが上書きされ、Aランクの龍人族に進化。
ガビルの父はリムルの下で成長してもらうために息子を追放処分にしており、後に処分は取り消されました。
ヒポクテ草の栽培から回復薬の開発で成果を上げて幹部に

ヒポクテ草開発の仕事を任せられたガビルは、フルポーションの開発体制を確立したことでテンペストの幹部に昇格します。
ガビルが初めて任された仕事は、回復薬の原料であるヒポクテ草の栽培でした。
誤って雑草を栽培することもありましたが、ガビルのヒポクテ草はどんどん高品質に。
ガビルが栽培したヒポクテ草からベクターが回復薬を作る体制が確立され、生産可能な回復薬の量は大幅に増加しました。
フルポーションを作り、回復薬の量産も可能になったことでガビルは幹部に昇進します。
ドワルゴン東部防衛戦で活躍

帝国との戦争ではドワルゴン東部防衛戦で活躍し、魔獣騎士バラガにも勝利します。
聖魔十二守護王になったガビルは飛龍衆を引き連れて、ドワルゴンに向けて出陣。
バラガの攻撃で致命傷を受けますが、調子者で運命を書き換えたことで何とか助かります。
しかし、シエルの能力改編を受けて、心理之王の獲得に成功。
心理之王でバラガの運命を自分に負けるように変更し、強敵に勝利しました。
ミリム領に派遣されて蟲魔族と対決

天魔大戦でミリム領に援軍として派遣され、蟲魔族の軍勢と対決しました。
天使との戦いに備えて、ガビルは仲の良いミッドレイがいるミリム領に派遣されます。
ガビルは飛龍衆をと共に蟲魔族の軍勢と戦い、十二蟲将の1人ビートホップに狙われることに。
スフィアと2人がかりでも圧倒されますが、部下から褒められたガビルは不測操作によって大幅に強化。
さらに、水渦槍も神話級に強化されます。
存在値でビートホップを超えたガビルは、逆転勝利を収めました。
【転スラ】ガビルの妹や部下を解説
ソウカ

ソーカはガビルの妹で、ソウエイの副官を務めています。
元々はリザードマン王国の首領親衛隊長でした。
ガビルと違い龍人族に進化した時に人間に近い姿になりましたが、角と羽は残っています。
ガビルとはいつも喧嘩ばかりしていますが、本心ではお互いのことを大事にしている仲の良い兄弟です
ガビルがリザードマン王国を追放された時も、かなり心配していました。
ソウカに関しては以下の記事で詳しく解説しています。
興味のある方はぜひチェックしてみてください。
飛龍衆(ヒリュウ)

飛龍衆は、全員がAランク以上の龍人族で結成されたガビル直属の精鋭部隊です。
ガビルが、リザードマン王国を追放された時に付いてきた部下100人で結成されています。
全員が竜戦士化を獲得しており、高い耐性を持つ上に飛行も可能です。
また、ブレス攻撃も可能なため、攻撃が届かない上空から一方的に攻撃することもできます。
攻撃・防御・速度に優れた万能急襲部隊です。
青色軍団(ブルーナンバーズ)

青色軍団はワイバーンを使役した龍人族の部隊で、遊撃飛行兵団の主力を務めます。
1人1人の強さは飛龍衆に劣りますが、人数は3000人と多いです。
【転スラ】ガビルについてまとめ
転スラに登場するガビルについて解説しました。
一見おバカに見えますが、実は指揮官や研究者として優秀な意外性もガビルの魅力でしょう。
聖魔十二守護王はほとんど上位聖魔霊ですが、ガビルは中位なのでまだ進化する展開があるかもしれません。