
目次
【推しの子】のアイは、作中の序盤に死亡して衝撃を与えました。
重要キャラがいきなり死亡する展開は衝撃的でした。
アイが死亡したのは、何巻何話なのでしょうか?
アイの死亡シーンや死亡した経緯、死亡理由について、ネタバレしながら解説します。
【推しの子】星野アイの死亡経緯まとめ!死亡シーンは何巻何話?
1巻1話でアイが入院した病院にストーカー登場

【推しの子】1巻1話の時点で、アイに危険が迫っているシーンが描かれています。
主人公のゴローがいる病院に、妊娠したアイが入院してきます。
ゴローは、安全に健康な子供を産ませることを決心します。
出産予定日に、ゴローは不審な男から星野アイの担当医かと聞かれます。
男はアイのストーカーでした。
なぜ、アイの本名を知っているのか問い詰めると、ストーカーは逃げてしまいます。
ゴローはストーカーを追いかけますが、がけから突き落とされて死亡してしまいます。
1巻2話でアイに憎しみを募らせるストーカーの姿が描かれる

【推しの子】1巻2話では、ゴローはアイの子供アクアに転生していました。
アイの大ファンだったゴローは推しの子になったこと喜び、自分を殺したストーカーに感謝していました。
同時にゴローを殺したストーカーが、アイに子供がいたことに憎悪を募らせる姿も描かれます。
自分が殺されたのにアイの子になったことを喜ぶアクア、子供がいたことを隠していたアイに怒りを燃やすストーカーを描くことで、アイの異常なカリスマ性が描かれました。
1巻8話で子供の父親に住所を電話!直後にストーカーに刺される!

【推しの子】1巻8話でアクアとルビーが父親の話をしているのを見たアイは、父親に合わせた方が良いと考えるように。
アイは双子の父親に連絡を取って、子供に会わないか相談します。
父親の返事は描かれずに、アイが自宅の住所を話そうとしたところで電話のシーンは終了。
8話の最後にアイの自宅にストーカーが現れ、アイは刺されてしまいます。
1巻9話で子供たちに「愛してる」と言って死亡

アイは、アクアとルビーに「愛してる」「この言葉は絶対噓じゃない」と言って死亡します。
アイは「愛してる」と自分の子供に言って、それが嘘だと気づくのか怖くて一度も「愛してる」と言えませんでした。
アイの死亡シーンは、悲しいだけではありません。
愛を理解できなかったアイが、最後に本当に子供を愛していたと気づく感動的なシーンにもなっています。
【推しの子】星野アイが死亡した原因!犯人や黒幕について考察
犯人(実行犯)のリョースケはアイを殺害後に死亡

【推しの子】1巻9話で、アイを殺したストーカーは、大学生のリョースケという人物です。
アイの熱狂的なファンで、アイに隠し子がいたことを騙されたと感じていました。
アイを刺した後に怒りをぶつけますが、アイがファンを真剣に愛そうとしていたことを理解し、逃げた後に自殺したようです。
リョースケが自力でアイの住所を突き止められた可能性は低く、住所を教えた黒幕がアイを殺すように扇動したと見られています。
犯人(黒幕)は交際相手だったカミキヒカルの可能性が濃厚

アイを殺したリョースケはあくまで実行犯で、黒幕はアイの交際相手だったカミキヒカルの可能性が高いです。
カミキは、アイが妊娠した時期に劇団ララライにいた役者です。
アイは劇団ララライのワークショップで演技を習っていますが、演技を教えたのがカミキの可能性が高いです。
カミキはアイよりも1歳年下で、アクアと容姿が酷似してます。
また、アイの墓前でルビーを自分の娘と発言しており、カミキがアクアとルビーの父親であることは確実でしょう。
アイが父親に住所を教えてまもなく、リョースケが現れました。
カミキがリョースケに住所を教えて、アイを殺すように仕組んだ可能性が高いです。
カミキヒカルに関しては、下記の記事で詳しく解説しています。
興味のある方は、ぜひチェックしてみてください。
上原清十郎の犯人(黒幕)説はありえない

作中で姫川大輝がアクアの異母兄であることが判明し、姫川の父・上原清十郎が黒幕と疑われたこともありました。
ただし、上原は黒幕ではありえないことが判明しています。
上原はアイが殺害された2年前に死亡しているため、リョースケにアイの住所を教えるのは不可能です。
また、アクアの父親はアイの死亡後も生きているので、上原はアクアの父親ではありません。
上原は姫川の戸籍上の父親で会って、カミキヒカルが姫川の実の父親と考えれば矛盾はなくなります。
苺プロの内部に住所を教えた犯人がいる可能性も?

【推しの子】の作中ではカミキヒカルが犯人として話が進んでいますが、苺プロ内部の人間がリョースケに住所を教えた可能性もあります。
アイはアクアとルビーの父親に住所を教えようとしましたが、住所を教えるところまでは描かれていません。
父親がリョースケに住所を教えた証拠はなく、他の犯人が教えたとも考えられます。
当時の社長・斎藤壱護とマネージャーの斎藤ミヤコは、アイの住所を知っていた可能性が高いです。
旧B小町のメンバーは、センターのアイと仲が良くありませんでした。
旧B小町のメンバーはアイの住所を知らないとされていますが、同じ事務所なら偶然住所を知った可能性も考えられます。
旧B小町のメンバーなら、リョースケに住所を教えたとしても不自然ではありません。
アイを殺した犯人や黒幕に関しては、下記の記事でも詳しく解説しています。
興味のある方は、ぜひチェックしてみてください。
【推しの子】星野アイの死亡理由を考察
隠し子がいるスキャンダルを隠蔽しようとした?

アイが殺された理由として最初に考えられるのが、子供の父親が隠し子がいることを隠蔽しようとしたというものでしょう。
アイが交際していた相手が誰かわからない頃は、アクアとルビーの父親は芸能界の大物と予想されていました。
芸能界の大物なら、隠し子がいることを隠蔽するためにアイを殺害する可能性もありえます。
ただし、カミキヒカルは芸能界の大物ではない可能性が高いです。
カミキは、自分で設立した芸能プロダクションの社長になっています。
しかし、カミキの知名度は低く、大手の事務所の社長とは思えません。
さらにアイが殺害された時点のカミキは役者を引退していた可能性が高く、スキャンダル隠しで殺人までするとは考えにくいです。
カミキが犯人なら、スキャンダル隠しでアイを殺したわけではないでしょう。
才能があるからカミキヒカルに殺された?

カミキヒカルが犯人なら、アイは才能があるから殺された可能性があります。
カミキは、作中で才能のある女優を殺すシーンが描かれました。
カミキは才能ある女優を殺すことに、充実感を感じているようです。
カミキは何らかの理由で役者を挫折した可能性が高く、才能のある人間への嫉妬が殺人の動機かもしれません。
また、アイと父親が別れた理由は不明です。単純にカミキヒカルが振られた腹いせに、アイを殺した可能性もゼロではないでしょう。
アイは存在が大きすぎたから殺された?

犯人の殺害動機とは違いますが、存在が大きすぎたこともアイの死亡理由と言えます。
作中では、アイには人を狂わせる圧倒的なカリスマがあることが描かれています。
アクアはアイの子供に転生できたことを喜ぶあまり、自分を殺したリョースケに感謝までしていました。
リョースケが殺したいほどアイを憎んだのも、黒幕に扇動されただけでなく、大好きなアイに裏切られたと感じた反動です。
小説では旧B小町のメンバーが、アイを嫌いながらだれよりも完璧なアイの信奉者である異様さが描かれました。
犯人が父親でなかった場合でも、アイのカリスマ性で狂った人間が犯人の可能性が高いでしょう。
【推しの子】アイは自分の死亡を予期した?不自然な行動の意味は?
子供にビデオメッセージを残している

アイは、アクアとルビーにビデオメッセージを残していたことがわかっています。
【推しの子】1巻に収録されているアイのインタビューは、アイが自分で収録した動画をインタビューに流用したものになっています。
1巻のインタビューは、双子が1歳になった誕生日の映像ですが、他にもビデオメッセージがある可能性が高いです。
母親が子供にビデオメッセージを残すのは不自然ではありませんが、自分が死ぬのを予期していたから残したとも考えられます。
五反田監督にアクアとルビーへのDVDを預けている

【押しの子】112話では、アイが五反田監督にアクアとルビーに残したDVDを預けていたことが判明。
インタビューに使われたビデオメッセージは、DVDに収録されたものの一部かもしれません。
子供のために撮影したDVDを他人に預けるのは、明らかに不自然です。
五反田監督はなぜ自分に預けるのか聞きましたが、アイは私が持っていたら紛失すると言ってごまかしていました。
アイは自分で渡すことができない可能性を考えて、監督にDVDを渡したのかもしれません。
アイは、死亡する直前にDVDを渡したこともわかっています。
五反田監督に会いに行ったのはアイのSOSだった?

【推しの子】11巻以降の話でアイは、度々五反田監督に会いに言っていたことが判明しています。
アイはB小町のドキュメンタリー映画を依頼したり、DVDを預けたりしていました。
現時点でアイの真意は不明ですが、監督はアイの行動の意味をある程度分かっているようです。
監督は、「自分はアイに手を差し伸べられる数少ない大人だったかもしれない」と考えていました。
死ぬ直前に、監督に会いに行ったのはアイのSOSだったのかもしれません。
【推しの子】死亡したアイが復活・転生する可能性は?
アイの死亡は確定で生存はしていない

アイの生存説もありますが、少なくとも【推しの子】9話の時点で確実に死亡しています。
アイは、前世が医師だったアクアの前で死亡しました。
アクアが、アイが生きているのに死んだと勘違いしたとは考えづらいです。
生きていて、どこかに匿われているという意見もあります。
仮に匿う利用があるとしても、アクアとルビーにアイが生きていることを知らせないのは明らかに不自然です。
少なくとも、アイが9話で死亡したのは間違いありません。
2.5次元舞台編でアイが復活するシーンがある

【推しの子】の2.5次元舞台編では、アイが復活するシーンも描かれました。
舞台の登場人物である鞘姫が死にかけるシーンは、アイが死んだときのシーンにそっくりです。
アクアは、大切な人を失った怒りと悲しみを表現するためにアイが死んだ時の様子を思い出します。
劇中の鞘姫は生き返りますが、アクアはストーカーに刺されたアイが復活する光景をイメージして演技をしていました。
あくまでアクアが想像した光景なので、実際にアイが復活したわけではありません。
アイが既に転生している可能性は低い

【推しの子】は転生が存在する世界の物語なので、アイが転生して登場するとも言われています。
ただし、現時点でアイが転生している可能性は低いです。
アイは映画編の時点で、14年前に死亡しています。
アイは死亡後に生まれた人物に転生するため、その人物の年齢は14歳以下です。
ただし、作中で14歳以下の登場人物はいません。
既に登場している人物の中に、転生したアイがいるとは考えられません。
転生について知る謎の少女も、アイの転生について否定しています。
アイが転生するなら未来の可能性が高い

そもそも【推しの子】は、主人公のアクアが殺されたアイの復讐をする物語の側面があります。
転生したアイが登場すると、アクアやルビーが復讐しようとする意味が無くなってしまうのです。
アイが転生するとしたら、最終回付近でにアクアやルビーの子供に転生するなどの展開が考えられます。
既に転生しているなら、復讐が終わるまでアイが転生した人物は登場しないでしょう。
【推しの子】星野アイの死亡シーン・死亡理由についてまとめ
【推しの子】のアイの死亡シーンや死亡理由についてまとめました。
アイは死亡した後でも、【推しの子】で大きな影響力を持つ人物です。
映画編でアイが死亡した真相が明らかになる可能性が高く、アイのさまざまな謎が明かされそうです。
アイを殺害した犯人が、本当にカミキヒカルなのかも明らかになるでしょう。
今後も推しの子の展開から目が離せません。