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劇場版「0(ゼロ)」の公開に続き、シリーズ発行部数6000万部突破でさらに盛り上がりを見せる呪術廻戦。中でも最強で人気な五条悟ですが、なぜ彼はこんなにも強いのか?五条悟の能力をわかりやすく徹底解説していきます!
題名 | 収録巻 |
アニメ「呪術廻戦」1期 | 単行本第1巻~8巻63話 |
劇場版「呪術廻戦0」 | 単行本0巻 |

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【呪術廻戦】五条悟の2つの特殊能力
①六眼(りくがん)

「六眼」とは、作者いわくめちゃくちゃ呪力が詳細に見える目の事だそうです。五条家の特異体質で、生まれ持つ者も希少だとされています。ちなみに六眼を持った術者が生まれたのは400年ぶり。相手の術式を見破ったり、自身の緻密な呪力操作を可能とするので最強の力と言えるでしょう。
②無下限呪術(むかげんじゅじゅつ)

「無下限呪術」とは、本来至る所にあるという「無限」を「現実」に持ってくるという術式です。実際に試しようがないので、五条自身も”アキレスと亀”の話を例に挙げていました。簡単に言うと、五条悟に近づくものがだんだん遅くなり最終的にたどり着くことのできないというものです。つまりは、相手の攻撃が当たらないということです。
これも五条家ならではの術で、緻密な呪力操作を可能にする、六眼あってこその術式と言えます。
【呪術廻戦】術式とは?

簡単に言うと「術式」とは、呪力を流すことで発動できる技(わざ)のことです。
生まれたときから身体に刻み込まれているものなので、才能が8割だと言われている呪術師の世界ではとても重要なものだと言えます。ちなみに「呪力」とは、人間の負の感情のこと。基本的に普段生活していて見えるものではないので、一般の人は認識すらしていません。また、呪力は呪力によってしか祓うことが出来ないので、そのために呪術師がいると言っても過言ではないでしょう。
生得領域(しょうとくりょういき)と簡易領域(かんいりょういき)

「生得領域」とは、術者の心の中の事を指します。つまり、精神の領域のことになります。
したがって、領域展開(りょういきてんかい)で出てくる場面の景色が術師によって違うのは、それぞれの心の中を表しているからです。
「簡易領域」とは、文字通り簡易的な領域のこと。生得領域を具現化して発動する大規模な領域展開とは違い、術者の周囲数メートルを円形で展開する領域のことです。この簡易領域は、術式ではなく結界術のひとつなので、術式を持たない術者でも使うことが出来ます。簡易とは言え領域なので、領域展開を使えない術者にとっては強者に対抗する少ない術のひとつ。なので「弱者の領域」とも言われています。使用している人物だと、三輪(みわ)が使っている「シン・陰流(かげりゅう)」が有名です。
【呪術廻戦】五条悟の3つの術式
①術式順転(じゅつしきじゅんてん)『蒼(あお)』

術式順転「蒼」は、所謂ブラックホールのようなもの。対象物を無限に引き寄せる力で、簡単に言うと、目の前にあるものを、一瞬で引き寄せ消滅する力だと思って頂ければわかりやすいです。
原作では「収束(しゅうそく)」とも呼ばれています。これを使っている五条悟本人が「扱いが難しい」と言う程の威力で、物を破壊したり、潰したりする場面がよく出ていました。
②術式反転(じゅつしきはんてん)『赫(あか)』

術式反転「赫」は、本来の術式効果と反対の能力を発動するという術式です。原作の中では発散(はっさん)とも呼ばれています。簡単に説明すると、「近づくものがだんだん遅くなる」を「遠ざかるものがだんだん速く」にする力だと思っていただければわかりやすいです。つまり五条悟が発動した技が、相手に高速で飛んでいく力で、攻撃力がとてつもなく高い術と言うことです。
術式③虚式(きょしき)『茈(むらさき)』
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虚式「茈」は、先程紹介した「赫」と「蒼」を合わせた複合術式のことです。「赫」と「蒼」を衝突させることによって仮想の質量を生み出し、押し出す技となります。
「蒼」の物体を引き寄せ消滅する力+「赫」の物体を飛ばす力=「茈」ブラックホールのような仮想の質量を押し出し、相手を消滅させる力となるわけです。
この力を使って、一瞬にして目の前の景色を長距離に渡って吹き飛ばした場面もありました。急に目の前に大きなブラックホールを生み出したような威力を持つ力なのです。
【呪術廻戦】五条悟の領域展開
領域展開とは

「領域展開」とは、生得領域を具現化することです。つまり簡単に言うと、術者自身の心の中を目に見える形にして術式を発動することを言います。術者の心の中が見える形になって表れるので、景観はそれぞれ違っており、同じものはひとつとしてありません。この領域展開は、呪術師にとって最強の技と言っても過言ではなく、相手を自分の領域の中に取り込めれば、ほぼ勝ちと言ってもいい程。ただ五条悟は、呪霊である漏瑚(じょうご)の領域展開に入った時に、自身の領域展開を被せるように発動して勝っていたので、例外もあります。
五条悟の領域展開「無量空処(むりょうくうしょ)」

「無量空処」は、五条悟の領域展開の事です。この無量空処の特徴は、強制的に情報の無制限をかけるというものです。簡単に言うと、領域に引き込んだ相手の頭の中に、いつまでも終わることのない情報を流し続けると言うこと。ちなみにここで言う情報とは、人が生きるために必要な知覚や伝達のことを指します。領域に引き込まれた相手は、頭に流れ続ける情報に処理が追い付かず、固まって動けなくなってしまうのです。そうなるとあとは五条悟の手の内なので、最強の技とも言えます。
【呪術廻戦】五条悟のその他の能力
「止める力」

作中で書かれている「止める力」は、術式反転のことを簡単に表したものです。自身と物体の間に無限を発生させて、物体を止める力。
厳密には相手が止まっているわけではないのですが、五条悟に近づくスピードがだんだん遅くなり、永遠に触れられないというものです。
「再生能力・身体強化」

「再生能力」は術式反転の応用の術、また「身体強化」は無限の応用術です。
呪力の負のエネルギーを使用して可能になる「身体強化」に対し、「再生能力」は逆に正のエネルギーを使って体の一部を再生することが出来るというものです。ふたつとも目立つ力ではありませんが、五条悟だからこそ使える技だと言えるでしょう。
「瞬間移動」

「瞬間移動」は術式順転を応用した術の事です。吸い込む力を持つ術式順転の力を利用し、まず自身を吸い込む。そしてあらかじめ繋いでおいた障害物を除いたルートを通り、高速で移動する仕組みです。作中だとはっきり説明されているわけではないので推測になりますが、五条悟の術式を使えば可能だと言えるでしょう。
【呪術廻戦】五条悟の能力まとめ

これまでご紹介した五条悟の力をまとめると、代表的なもので5つです。
まず、五条家特有の生まれ持った力である「六眼」と「無下限呪術」。そして術式が、「術式反転『赫』」「術式順転『蒼』」「虚式『茈』」の3つです。それを応用した力もご紹介しましたが、代表的なものはやはり、この5つだと言えるでしょう。
一つ一つの術の効果を知っていただくとお分かりかと思いますが、もともと強いという高いポテンシャルを持っていた五条悟。実は学生であった高専時代、最強とはまだ呼べない状態でした。それでも強かったことに変わりはないのですが、「強い」を「最強」にしたきっかけが禪院甚爾(ぜんいんとうじ)との出会いでした。学生時代の任務で、敵として現れた禪院甚爾に一度殺されかけるという経験をした五条悟。今まで味わったことのないピンチに、自身の力を最大限駆使するという経験を得て、今の「最強」と言われる五条悟になったのです。元々あった術式に、「虚式『茈』」を加え多くの応用した力が使えるようになったのは、この学生時代の出会いが大きかったと言えます。
これだけ最強の力を持ちながらも、現在は封印されてしまっている五条悟。しかし封印された時も、悠々と力を発揮し呪霊を倒している場面が印象に残っています。果たして、五条悟はこのまま大人しくしているのでしょうか。さらに強くなる可能性も秘めて、今後の展開に期待です。