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高専一年生の中で紅一点の釘崎野薔薇。
呪術廻戦アニメでも、渋谷事変編で衝撃的な死亡シーンが描かれました。
生存説は多いですが、意外な形で釘崎野薔薇が復活するかもしれません。
釘崎野薔薇の死亡説・生存説・復活の可能性について徹底考察します。

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【呪術廻戦】釘崎野薔薇とは?
プロフィール

名前 | 釘崎野薔薇(くぎさきのばら) |
誕生日 | 8月7日 |
身長 | 160㎝未満 |
学校 | 東京都立呪術高等専門学校 1年生 |
等級 | 3級呪術師 |
出身地 | 東北の田舎(盛岡まで4時間かかる) |
好きなもの | 流行りもの・スイカ |
嫌いなもの | 浅漬け |
趣味 | ショッピング |
ストレス | 乾燥 |
主人公である虎杖悠二(いたどりゆうじ)と伏黒恵(ふしぐろめぐみ)の同級生として登場し、1年生では紅一点の存在である釘崎野薔薇。「田舎が嫌だったから」という理由で上京を決意する。
揉めはしたものの、祖母の推薦というかたちで東京都立呪術高等専門学校に入学。同じ東北出身の虎杖悠二とは意気投合しており、東京観光に目を輝かせるあたりは、地方民らしい姿も見せている。
容姿・性格

容姿は、切りっぱなしのボブヘアで、色はハイトーンのオレンジベージュ。なんでも、地毛ではなく、染めているとのこと。瞳の色は単行本だと赤茶色、アニメだと茶色で、身長は高過ぎず低過ぎず、スタイルは良い方。
さっぱりとした勝気な性格で、口は悪いが、芯が強く、自分をしっかりと持っているタイプ。虎杖悠二や伏黒恵に対しては、当たりが強く図々しい一面も見せているが、それは同級生だからこそ。思っていることがすぐに顔に出るので、喜怒哀楽が分かりやすく素直。先輩の禪院真希(ぜんいんまき)を特に慕っており、彼女が禪院家に認められるよう手助けしたいと発言する場面もありました。
【呪術廻戦】釘崎野薔薇の能力
釘崎野薔薇の術式

釘崎野薔薇の術式は、「芻霊呪法(すうれいじゅほう)」。使用するのは、金槌(かなづち)・藁人形(わらにんぎょう)・五寸釘(ごすんくぎ)の3つ。敵や対象物に、金槌で五寸釘を打ち込み、呪力を流すという術式。相手を「呪う」という意味では如何にもな方法で、古い術式とされており、呪術界の保守派には受けが良いとのこと。
能力①共鳴り(ともなり)

「共鳴り(ともなり)」とは、敵の身体の一部を藁人形に重ね五寸釘(呪力)を打ち込み、対象の本体を攻撃する方法。これは必ずしも藁人形である必要はなく、人形(ひとがた)であれば可能。敵の本体が離れていても、共鳴りなら遠隔攻撃が可能なため、術式が広範囲に。敵との実力差や、使用する体の部位の希少価値によって、攻撃力が変化する。
能力➁簪(かんざし)

「簪(かんざし)」は、五寸釘を相手に打ち込み、呪力を流して攻撃する方法。これは、釘崎野薔薇が基本的に使っている攻撃手段です。五寸釘を増やせば増やすほど、流し込める呪力が大きくなるので、なんと大木を倒すほどの攻撃力になる時も。
また、呪力を流すタイミングは釘崎野薔薇次第なので、時間差攻撃も可能。遠隔攻撃のひとつでもあります。
能力③黒閃(こくせん)

「黒閃(こくせん)」とは、誤差0.000001秒以内に打撃と呪力が衝突し、それによって出来た空間の歪みにより呪力が黒く光る事を指します。この時、威力は平均の2.5乗に。
狙って出せる呪術師はいないと言われるほど難しい技なので、本人も出そうと思って出せるわけじゃなく、大変レアなもの。釘崎野薔薇の「黒閃」は、単行本7巻61話の八十八橋での受胎九相図の兄弟たちとの対戦で初めて発動しました。
【呪術廻戦】釘崎野薔薇の過去
「沙織」の存在

釘崎野薔薇の過去シーンによく登場する「沙織ちゃん」。存在が初めて分かったのは、単行本5巻41話の場面でした。
彼女は釘崎野薔薇が小学1年生の頃、東京から引っ越してきた7歳年上のお姉さん。聖母のように優しく、家に招き入れてくれては、お菓子やお茶をふるまってくれていました。釘崎野薔薇はそんな「沙織ちゃん」が大好きでした。
しかし、地元の人たちは「田舎者を馬鹿にしている」といった被害妄想から、沙織ちゃん一家に嫌がらせをするように。段々とエスカレートしていく嫌がらせ、挙句の果てには車に落書きするような悪質なものもありました。耐えきれなくなった沙織ちゃん一家は、逃げるように引っ越す、という結果を迎えてしまうのです。
そんな状況を目の当たりにした釘崎野薔薇は、ますます地元を嫌うようになります。釘崎野薔薇の「田舎嫌い」はこれが原因でもあるのです。
親友の「ふみ」

釘崎野薔薇の過去に出てくるもう一人の人物「ふみ」。彼女は、釘崎野薔薇の地元の幼馴染みで、親友でもある人物です。
小学校の入学時に、釘崎野薔薇の地元へと引っ越してきた「ふみ」。仲良くなったきっかけは、ランドセルを強引に釘崎野薔薇に交換させられた事でした。田舎では珍しい「ふみ」の水色のランドセル。そのことがきっかけで、2人は一緒にいるようになります。
黒髪で控えめな、釘崎野薔薇とは全く逆と言っていい雰囲気を持っている「ふみ」。それでも親友の釘崎野薔薇の上京時には、寂しさと応援の気持ちでいっぱいの、大粒の涙を流し見送る場面もありました。
【呪術廻戦】釘崎野薔薇の名シーン3選
①「懸けられるわ 私が私であるためだもの」 単行本1巻4話より

単行本1巻4話の「鉄骨娘」でのシーン。
実地試験として、呪いを祓うことになった釘崎野薔薇と虎杖悠二。無事に呪いを祓い終え、虎杖悠二に「なんでオマエ呪術高専来たんだよ?」と聞かれた釘崎野薔薇。田舎が嫌で東京に住みたかったと返事をすれば、「そんな理由で命懸けられんの?」と再び問いが。その答えとして返したのが、このセリフです。
あのまま村にいたら死んだも当然だった、と真剣に答えた釘崎野薔薇の表情。かつて慕っていた「沙織ちゃん」を想い、決意があってこその上京だという事が分かる一幕でした。
➁「私は『釘崎野薔薇』なんだよ!!」 単行本5巻41話より

これは、単行本5巻41話の「京都姉妹校交流会」での一幕。京都校の3年生である西宮桃(にしみやもも)と対峙した釘崎野薔薇。
不幸なら何しても許されんのか?と西宮桃の考え方に同意できず、「完璧も理不尽も応える義務がどこにある?テメエの人生は仕事かよ」と言い返した釘崎野薔薇。同じ生い立ちでも、真衣より禪院真紀(ぜんいんまき)が好きな事、殺されようとしている虎杖悠二の事、2人を思っての発言に絆の深さが伺えます。
「私は綺麗にオシャレしてる私が大好きだ!!強くあろうとする私が大好きだ!!」、そして最後にこのセリフ。釘崎野薔薇の生き様が現れた、彼女のかっこ良さを最大限感じられる場面です。
③「我慢比べしよっか」 単行本7巻60話より

単行本7巻60話の「起首雷同(きしゅらいどう)」でのシーン。釘崎野薔薇・虎杖悠二・伏黒恵の1年生3人で向かった任務。
そこで別件の乱入者として現れた受胎九相図の兄弟である壊相(えそう)・血塗(けちず)と対峙した釘崎野薔薇と虎杖悠二。最初はおされていたものの、自分の腕を犠牲にし「共鳴り」で反撃し始めた釘崎野薔薇。その時のセリフがこれでした。
ひたすら打ち込まれる五寸釘、その痛さにどちらが耐えられなくなるかの我慢比べ。見ている読者の方が痛くなるようなこの場面。ただただ、釘崎野薔薇の本当の強さをみれる一幕です。
【呪術廻戦】釘崎野薔薇は死んだ?
死亡シーン 単行本14巻124話より

単行本14巻124話・単行本15巻125話にて、釘崎野薔薇の死亡説がささやかれています。
真人(まひと)との戦闘で、虎杖悠二とともに攻撃を繰り返していた釘崎野薔薇。しかし、攻撃に夢中になるあまり、無為転変(むいてんぺん)の術式を持つ真人の掌(てのひら)への警戒を解いてしまっていたのです。
それにより、顔面に無為転変を受けてしまった釘崎野薔薇。術が発動するまでの間、走馬灯のようなものを見ていました。そして虎杖悠二に「悪くなかった!!」と言い残し、左目が消失するほどの威力で、顔面が吹き飛び倒れてしまうのです。
現在の行方

現在、単行本18巻の時点では、釘崎野薔薇の行方は不明のままです。生きているかも死んでいるのかも、現状ではまだはっきりしていません。ただ、「死んだ」という明確な発言が出てきていないので、生きている可能性もまだまだ捨てきれないでしょう。
【呪術廻戦】釘崎野薔薇は生きている?
考察① 伏黒恵の返答

「死亡説」が濃厚とされている釘崎野薔薇ですが、なぜ生きている可能性があるとされるのか。その理由のひとつが、伏黒の返答にあります。
単行本17巻144話で虎杖悠二に「釘崎はどうなった」と聞かれた伏黒恵。この返答で伏黒恵は無言を返事としています。虎杖悠二はその無言を「死んだ」と受け取っているようですが、伏黒恵は「死んだ」とも「生きている」ともはっきり言っていないのです。
本当に「死んだ」の無言である可能性もありますが、「生きている」が動けない状態にある、とも取れるので、生きている可能性は0ではないと言えます。
考察➁ 新田新の発言

釘崎野薔薇の生きている可能性の2つ目の理由が、単行本15巻で登場した新田新(にったあらた)の存在です。真人の無為転変を受け、ほぼ瀕死となった釘崎野薔薇。ちょうどその後、東堂葵(とうどうあおい)と一緒に駆けつけたのが新田新でした。
彼の術式は、今まで受けた傷がそれ以上悪化しないというものです。倒れた釘崎野薔薇に対し「あっちの子の、処置終わりました」と言う場面があったので、わずかな可能性として助かっていることも考えられるのです。
考察③ 作者の発言

そして生きている説が特に濃厚になった理由は、作者である芥見下々(あくたみげげ)先生の発言にありました。
なんと「野薔薇は死にたてホヤホヤで維持されている」という発言。おそらく、1度死んでしまってはいるが、維持されているという事は何かしら意味があると言うこと。作者のこの発言によって、釘崎野薔薇が再び登場する可能性が出てきたと言っても過言ではありません。
【呪術廻戦】釘崎野薔薇は羂索の器として復活する?
242話で羂索が死亡!

呪術廻戦243話でラスボス候補でもあった羂索が、死亡するという驚きの展開になりました。
羂索は乙骨憂太に首を斬り落とされ、「道半ばで残念」と自分の死を受け入れたような発言をしています。
「私の意志は受け継がれる」とも言っており、羂索の計画を引き継ぐ人間がいるように聞こえます。
ただ、羂索は一億人呪霊の姿を自分の目で見るために計画を進めてきたため、別の人間に託して死ぬとは考えにくいです。
仲間がいる可能性はありますが、用意周到な羂索は自分が死んでも復活できる備えをしていたと考えるのが自然でしょう。
羂索の意志を継ぐ者は釘崎野薔薇?

釘崎野薔薇が、羂索の意志を受け継ぐ者として復活することになるかもしれません。
釘崎野薔薇に復活の可能性があることは早い段階から、示唆されています。
しかし、高専メンバーが勢揃いした際にも釘崎野薔薇は登場せず、復活するタイミングを完全に逃してしまいました。
しかし、ここに来て羂索が死亡したのです。
釘崎野薔薇が羂索の新しい体として再登場するのは、意外性という意味で最高かもしれません。
釘崎野薔薇の復活を望んでいた虎杖にとっては、最悪の再会になるでしょうが。
羂索の器になるなら本当に復活できる可能性も

釘崎野薔薇が羂索の器に選ばれたなら、本当の意味で復活する可能性もありそうです。
羂索は体を乗っ取る際に、本人脳を取り出して自分の脳を移植していると考えられます。
羂索に体を乗っ取られた人間は、本人の脳が取り出されているため死亡している可能性が高いです。
脳を入れ替える形で体を乗っ取られたら、釘崎野薔薇は死亡してしまいます。
ただ、乙骨に首を落とされた羂索の脳は、完全に死亡したとも考えられます。
羂索が「道半ばで残念」と言ったのも、自分の脳が死亡したからこその発言かもしれません。
脳が死亡した羂索は、自分を呪物化して釘崎野薔薇の体を乗っ取ろうとしているとも考えられます。
呪物化した羂索に乗っ取られるなら、宿儺に乗っ取られた虎杖と同じ状態です。
羂索を追い出せば、釘崎野薔薇は復活できるかもしれません。
釘崎野薔薇のまとめ

釘崎野薔薇のプロフィールや生い立ちについて、たくさん紹介して参りましたが、彼女の芯の強さや生き様は、他にはいないヒロインそのものです。
死亡説、生存説、さまざまな意見がありますが、ここにきて意外な形で釘崎野薔薇復活の可能性が出てきました。
伏黒恵も宿儺に体を乗っ取られ状況は悪くなっていますが、こちらも復活の可能性は残されています。
虎杖悠仁・伏黒恵・釘崎野薔薇の3人が再開する日は近いかもしれません。