呪術廻戦ネタバレ184話|鹿紫雲再登場!遭遇したパンダが重傷

秤の領域展開に押され、シャルル・ベルナールは武器まで破壊されてしまいました。
そのまま秤vsシャルルの話が続くかと思われた今回は、なんと鹿紫雲一が再登場し、パンダが遭遇してしまいました。
158話時点ですでに200点を獲得していたの実力の一端が明らかになり、パンダは重傷を負ったものと見られます。

パンダの安否が気にかかる第184話「東京第2結界④」のネタバレです。

呪術廻戦前回183話のおさらい

秤の領域「坐殺博徒(ざさつばくと)」は、作中に実在するパチンコ台がモチーフになっていました。
「CR私鉄純愛列車」というタイトルの台で、特定の流れに沿って戦闘が進行していくという仕組みです。

通常ステージ

予告演出(秤の攻撃)

リーチアクション
※期待度によりステージが変化。大当たりが出ると秤の勝利

これは、シャルルの術式を持ってしても未来の予測が難しいものでした。
また、予告演出を妨害することもできません。
術式と秤の攻撃に翻弄され、徐々にシャルルは未来の予測に集中できなくなっていきます。
そしてついに、期待度の高い激アツリーチアクションが発生。
何とか回避したかと思った次の瞬間、現れたのは「大当たり」の演出でした。
秤は実力で運を引き寄せ、シャルルに致命的なダメージを加えることに成功しました。

呪術廻戦ネタバレ184話考察

呪術廻戦ネタバレ184話考察|シャルルの反撃が始まる?!

183話では、やられっぱなし状態になってしまったシャルルですが、果たしてこのまま終わるでしょうか。
漫画に対する情熱は、人一倍のシャルルです。
秤に実力で及ばない可能性が高いからと言って、このまま終わらない可能性は、高いのではないでしょうか。
G戦杖も折られ、痛烈な蹴りを食らってしまったシャルルが、反撃に転じるとしたら大技しかないと思われます。
呪術廻戦で大技と言えば、領域展開やそれに準ずる性能を有した技ということになりますよね。
現時点でのシャルルが、領域展開できるほどの術者かと言われると、やや微妙と言った印象は否めません。
ただ、レジィの「彌虚葛籠(いやこつづら)」の例もありますから、「領域展開には領域展開で対抗するしかない」と断定するのは気が早いでしょう。
敗色濃厚との見方の強まるシャルルに、反撃の手段が残されているというだけで盛り上がりそうですね。

呪術廻戦ネタバレ184話考察|パンダが秤と合流する?!

結界進入時に分断されたであろう秤とパンダですが、合流の可能性はないのでしょうか。
同じ東京の結界に進入した虎杖と伏黒が、合流できずじまいになったことを考えると、こちらの合流も難しそうです。
しかし、結界の外に星綺羅羅がいることを考えると、何らかの連絡手段を確保した状態で秤とパンダが結界に入った可能性は否定できません。
現状、シャルルと秤のやりとりは平行線で、たとえ戦闘が終了しても、和解や協力、連携といった流れに持ち込むのは難しそうです。
間に入って双方の落としどころを見つけ、一時的にでも手を組めるよう動いてくれそうなキャラクターとして、パンダは最適な存在でもあります。
秤とパンダの合流が実現すれば、死滅回游の攻略を目指す仲間が増えることになりそうなのですが、果たしてそうなってくれるでしょうか?

呪術廻戦ネタバレ184話

呪術廻戦ネタバレ184話|「パンダじゃなくてテディベアだ」

コンテナの上に座るパンダですが、「今だけ俺は、パンダじゃなくてテディベアだ」とのこと。
今パンダがいる場所では、術師同士の戦闘が発生している模様です。
濃い血の匂いを感じ取ったパンダは、「三人くらいはバラバラになっているんじゃないか」と推測していました。
そして、これほどの事態を発生させた張本人は気配を抑えていたことから、相当な手練れがいることも予測していました。

秤と行動を共にしていたはずのパンダでしたが、結界進入の際に分断され、そのまま身動きが取れなくなっていたのです。
本来、パンダは戦闘を秤に任せ、天使の捜索と交渉を担当する予定でした。
分断によりそれが不可能になった今、ベストなのはすぐにその場を離れることです。
しかし、下手に動くと見つかってしまう恐れがあるため、テディベアに徹するよりほかなかったのでした。

呪術廻戦ネタバレ184話|パンダ、鹿紫雲と遭遇

結局動くことにしたパンダでしたが、その矢先にとんでもない人物と遭遇してしまいました。
200点を獲得していた鹿紫雲一(かしも・はじめ)です。
鹿紫雲はコガネを呼び出し、パンダがプレイヤーかどうかの確認を取りました。
パンダにとって想定外の、コガネの使い方です。
「上野から脱走してきたパンダ」を装い、やり過ごすことはこれでできなくなりました。
隙の生じたパンダに、迷うことなく鹿紫雲は襲い掛かります。
パンダ曰く、鹿紫雲の攻撃は「とんでもなく速く重いだけじゃない」「呪力が電気のような性質を持っている」とのこと。
鹿紫雲自身が帯電しているかのように、パンダには感じられたのでした。
防御不能の攻撃ですが、パンダの攻撃にも同様に、防御不能のものがあります。
パンダはゴリラモードにチェンジし、「激震拳(ドラミングビート)」で反撃しました。
しかし、鹿紫雲には通用せず、逆にパンダは右腕を破壊されてしまいます。

呪術廻戦ネタバレ184話|鹿紫雲の目的

「悪くない、良くもない、普通すぎる」
「弱い、弱すぎる」
パンダに対し、鹿紫雲はかなり不機嫌そうな様子でした。
動けないパンダに、鹿紫雲は突然問いかけます。
「宿儺」
「オマエ宿儺がどこにいるか知ってるか?」
以前に登場したときもそうでしたが、鹿紫雲は宿儺の行方を追っているようなのです。
そしてパンダは、虎杖が宿儺の器であることを当然知っていました。
が、鹿紫雲の目的がどうであれ、その情報を漏らすことは虎杖にプラスにはならないと、パンダは判断します。
「知らん」と返答したものの、虎杖のことを考えていた「間」から、鹿紫雲は知っているものだと見抜きました。
殺さないでやるから吐けと迫る鹿紫雲に、パンダはあくまでのらりくらりと「叔父さんがそんな名前だったかな」と返答します。
怒る鹿紫雲に対し、パンダは『お姉ちゃん』へとモードチェンジしました。
パンダは『お姉ちゃん』のことを「シャイガールだから、目が合った奴はみんな照れ殺し」と言っていました。

呪術廻戦ネタバレ184話|鹿紫雲によりパンダ重傷!

『お姉ちゃん』モードになったパンダに、鹿紫雲の攻撃が襲い掛かります。
鹿紫雲は、電気と同質の自分の呪力を、電荷分離することができます。
打撃と共に、プラス電荷を対象へ移動させ、自身に蓄えたマイナス電荷を対象へ誘導する、という攻撃を繰り出しました。

※ちなみに電荷分離は、雷のメカニズムの説明の中で使われている言葉です。
気象庁の解説ページによれば、
「雷は、大気中で大量の正負の電荷分離が起こり、放電する現象です。」
とのこと。
つまりプラス(正)とマイナス(負)に電荷分離させた呪力を放出する鹿紫雲の攻撃は、落雷のようなものだったと考えてよいでしょう。

実質落雷に等しいこの攻撃は、領域を展開するまでもなく必中という恐ろしい性能を持っています。
雷の直撃を食らったも同然のパンダは大きなダメージを負い、倒れました。
崩れ落ちるパンダに、鹿紫雲はなおも宿儺の居場所を問うのでした。

呪術廻戦ネタバレ184話のまとめ

いかがでしたか?

コガネによる得点の移動が伝えられていないので、パンダはまだ生きているものと思われます。
しかし、落雷同然の攻撃をもろに喰らってしまった状態ですから、安否が非常に気にかかります。
活躍を心待ちにしていた読者も多かったので、この展開に衝撃を受けたという声も多く見られました。

また、領域展開するまでもなく必中という技を持つ鹿紫雲は、予想以上の難敵とみて間違いないでしょう。
このままパンダが負けるという流れは考えたくありませんが、今回判明した鹿紫雲の強さを考えると難しいかもしれません。
「最悪の事態は覚悟している」との声も、読者の間には見られました。

一方で、秤や乙骨など、パンダの味方が駆けつけてくれる可能性に期待している読者も多数います。
味方が増えれば、パンダの不利も解消される可能性は考えられますので、ぜひそうなってほしいところではありますね。

そして何よりも、鹿紫雲が宿儺を探している理由も気にかかります。
どんな因縁があるのでしょうか。

気になることが山積している現状ですが、次回を楽しみに待ちたいですね。

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