【転スラ】グランベルの正体は光の勇者!七曜の長の本当の目的や強さを解説
出典:『転生したらスライムだった件』(Ⅽ)伏瀬/講談社

グランベルは悪役として登場した七曜の老師の長で、ロッゾ一族の頭目です。
しかし、本来は光の勇者で、その目的はイメージからかけ離れた意外なものでした。

グランベル・ロッゾの本当の目的・過去・強さについて解説します。

【転スラ】グランベル・ロッゾとは?

西側諸国を経済支配するロッゾ一族の五大老筆頭

公式サイトのグランベル
出典:『転生したらスライムだった件』(Ⅽ)伏瀬/講談社

 

名前グランベル・ロッゾ
称号光の勇者、日曜師
ユニークスキル不屈者アキラメヌモノ
究極能力希望之王サリエル
武器真意の長剣トゥルース
声優小野大輔

 

グランベルは、ロッゾ一族のトップで五大老筆頭です。
ロッゾ一族は、西側諸国の経済を裏から支配する一族です。

五大老は一族の最高意思決定機関であり、筆頭のグランベルは一族のトップでもあります。
表向きは西方の小国であるシルトロッゾ王国の国王です。

西方諸国評議会を作ったのは人物でもあり、自由組合に対しても非常に強い影響があります。

七曜の長・日曜師で別格の存在

公式サイトの七曜の老師
出典:『転生したらスライムだった件』(Ⅽ)伏瀬/講談社

 

グランベルは、七曜の長・日曜師グランでもあり、七曜の中でも別格の存在です。
グランベルは七曜の老師の長である日曜師も務めており、他の七曜と同じ格好で登場します。

七曜はルミナスの寵愛によって寿命を超える時を生きており、寵愛を受けられずに死ぬことに恐怖を抱いていました。
グランベルだけは、自力で仙人以上に進化して寿命を超越した存在です。

グランベルの外見は他の七曜よりも明らかに若く、ルミナスと戦うために全力になった時はより若々しい外見に戻っていました。
七曜の中でも、明らかに別格の存在です。

【転スラ】グランベルの強さ・能力・スキルを解説


ヒナタを一蹴するほどの強さで神話級の武器を所持する

剣に闘気を纏ったヒナタ
出典:『転生したらスライムだった件』(Ⅽ)伏瀬/講談社

 

グランベルはヒナタを子ども扱いするほどの強さで、本気になった時は神話級ゴッズの長剣で戦います

グランベルの実力は、聖騎士でも最強のヒナタよりはるかに上です。
ヒナタを寄せ付けなかったことから、剣の腕は転スラの作中でも最強クラスと思われます。

本気になった時は神話級の真意の長剣を使用し、ルミナスと互角の戦いを演じました。

輪廻の輪を管理する究極能力「希望之王(サリエル)」を獲得

16巻挿絵のクロノア
出典:『転生したらスライムだった件』(Ⅽ)伏瀬/講談社

 

希望之王は不屈者が進化した究極能力で、生と死を司る美徳系のスキルです。
能力の詳細は、明かされていません。

即死系や蘇生系の技が使える可能性が高いですが、名前を考えると蘇生や回復よりの能力と思われます。

【転スラ】グランベルの正体と性格

人類を守護することを使命とした光の勇者

勇者だったグランベル
出典:『転生したらスライムだった件』(Ⅽ)伏瀬/講談社

 

グランベルは、人類を守るために行動し続けた光の勇者です。

勇者の卵が孵った真なる勇者で、その力は覚醒魔王に匹敵します。
勇者として人類を守るために行動しており、ロッゾ一族の経済支配も私欲などは一切ありません

元々は最初の勇者であるルドラの弟子で、人類を統一して平和な世界を作ろうとする彼に協力していました。


最後まで人類を守護し続けようとした高潔な性格

グランベルと話すダムラダ
出典:『転生したらスライムだった件』(Ⅽ)伏瀬/講談社

 

グランベルは、光の勇者として人類を守護し続けようとした高潔な人物です。
グランベルは世界の脅威から人類を守るために勇者となり、千年以上戦い続けました

妻を殺されたことで人間を信じられなくなりましたが、それでも自分が管理することで人類を守ろうとしています。
自分を犠牲にすることで人類を守ろうとする姿に、他のロッゾ一族は深い尊敬の念を抱いていました。

【転スラ】グランベルの過去

人類を守るためにルミナスと手を組む

正体を現したルミナス
出典:『転生したらスライムだった件』(Ⅽ)伏瀬/講談社

 

グランベルは人類を守るために、魔王ルミナスと手を組みます。
最初は敵同士でしたが、ルミナスが人類と共存共栄を望んでいることを知り、2人は協力関係になりました。

ルミナスが魔物への抑止力となり、グランベルが人間に働きかけることで、西側諸国は繁栄します。

妻マリアを人間に殺されたことで発狂し人類を管理しようとする

ダムラダと話すグランベル
出典:『転生したらスライムだった件』(Ⅽ)伏瀬/講談社

 

人類を守護するために戦ってきたグランベルですが、人間に妻のマリアを殺されたことで発狂し、自分で人類を支配して管理することを考えるようになります。

グランベルには彼を支えた妻のマリアがいましたが、彼女は人間に殺されてしまいました
人類に不信感を抱いたグランベルは、人類を支配して管理することで平和な世界を作ること考えるように。

グランベルはマリアの遺体を保存し、死霊魔法の死者蘇生によって使い魔として復活させています。
後に孫のマリアベルが、マリアの生まれ変わりだったことが判明しました。

【転スラ】グランベルの登場シーンや活躍をネタバレ解説

神聖法皇国ルベリオスの日曜師グランとして登場

霊子崩壊で消滅する日曜師グラン
出典:『転生したらスライムだった件』(Ⅽ)伏瀬/講談社

 

グランベルは、神聖法皇国ルベリオスの七曜の老師の長・日曜師グランとして登場しました。
七曜たちはテンペストを潰し、ヒナタを暗殺するために暗躍します。

しかし、陰謀は暴かれグランベル以外の七曜は全滅
グランベルも、ニコラウスの罠にはまって消滅したかに見えました。

しかし、ルベリオスにいたのは精神体だったたため、本人は無傷でした。
グランベルはマリアベルの助言を聞き入れ、テンペストを潰すために暗躍します。

テンペストを潰そうとするがマリアベルを失って正気に戻る

アニメ54話のグランベルとマリアベル
出典:『転生したらスライムだった件』(Ⅽ)伏瀬/講談社

 

グランベルはテンペストを潰そうとしますが、後継者のマリアベルを失ったことで正気を取り戻します。
ミューゼ公爵を使って、テンペストを懐柔しようとしますが失敗

さらにマリアベルもリムルに敗北し、ユウキに殺害されてしまいます。
後継者を失ったグランベルは大きなショック受けたことで正気に戻り、再び人類生存圏の確立を目指すことに。

ルベリオスを襲撃しクロエに希望を託して死亡

向かい合うルミナスとグランベル
出典:『転生したらスライムだった件』(Ⅽ)伏瀬/講談社

 

グランベルはルベリオスを襲撃し、覚醒したクロエに全てを託して死亡しました。
グランベルは勇者覚醒編でルベリオスを襲撃し、ヒナタを圧倒します。

魔法でクロエを攻撃しますが、庇ったヒナタが死亡
怒り狂ったルミナスと全力で闘い、グランベルは敗北しました。

クロエは勇者として覚醒し、ヒナタも復活します。
グランベルはクロエを覚醒させるために襲撃したことを明かし、彼女に希望を託して息を引き取りました。

王都騒乱編では一時的に復活しており、ヒナタを勇者として覚醒させ、自分の武器も譲っています。

【転スラ】グランベルについてまとめ

転生したらスライムだった件に登場するグランベルについて解説しました。
悪役にしか見えない人物として登場しますが、真意がわかるとイメージが全く変わってしまうキャラです。

漫画の方では、これから本格的な活躍が描かれるので期待しましょう。

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