ヤマトの技一覧
では次に、これまでにヤマトがみせた技を見ていきましょう。
雷鳴八卦(らいめいはっけ)
覇気を纏った金棒で殴りつける。
鳴鏑(なりかぶら)
金棒に覇気を込めて衝撃波を放つ。
無侍氷牙(ナムジヒョウガ)
人獣型に変身し、口から氷を放つ。
鏡山(かがみやま)
氷の殻を纏って相手の攻撃を防ぐ。
氷諸斬り(ひもろぎり)
金棒に冷気を纏わせ、相手を殴りつける。
神速 白蛇駆(しんそく はくじゃく)
金棒に覇王色の覇気を纏わせ、相手を殴り飛ばす。
馬幻刃(まほろば)
金棒に冷気を纏わせて振り回す。
ヤマトの強さを考察
ワノ国編では終始サポートに徹していた印象が強いヤマトですが、その実力はかなりのものと考えられます。
- 父であるカイドウに幼いころから挑み続けていた
- 8歳で覇王色の覇気を覚醒させている
- エースと夜通し戦闘したことがあり「こんなに強ェ奴が船長でもねェなんて納得いかねェ」と言わしめた
- 現在は武装色と見聞色も修得している
- ブラックマリアから「手ごわい」と評されている
- うるティを一撃で気絶させた
「特殊な環境」「圧倒的な強さの父」「特徴的な種族である可能性」に加え、光月おでんとして人生を送るという固い意志が今のヤマトの強さを作り出したのでしょう。
ヤマトの経歴まとめ
ここではヤマトの経歴を確認していきましょう。
幼少期:光月おでんに憧れる
8歳~ |
光月おでんと赤鞘九人男の公開処刑に立ち会い、身を挺して家臣を救ったおでんに憧れるようになる |
おでんを殺した父カイドウやオロチ一派に反感を抱く |
九里で「おでんの航海日誌」を拾う |
「ぼくはおでんだ」と言って鬼ヶ島で一週間暴れ続けた結果カイドウによって岩屋の牢”天の岩戸”に入れられる |
同じく”天の岩戸”に幽閉されていたワノ国の大名たちと仲良くなり、共に「おでんの航海日誌」を読む |
ヤマトを助けることで未来の戦に参戦しようと決意したワノ国の大名たちが”天の岩戸”を破り殺されてしまう |
鬼ヶ島中を逃げ回りながら優しくしてくれた人が処刑され続ける生活を送った |
おでんの遺志を継ぎワノ国を開国するため「おでんの航海日誌」を聖書(バイブル)として大事に持ちながら光月おでんを名乗り続ける |
ちなみに、ヤマトと同じ”天の岩戸”に幽閉されていた大名のうちの一人「霜月牛マル」について、こちらの記事で詳しく解説・考察しています。
ぜひチェックしてみてください!
エースと出会いルフィを待つようになる
24歳~ |
ワノ国に漂着したことがきっかけでワノ国の子どもたちを解放すべく鬼ヶ島に乗り込んできたスペード海賊団と交戦 |
船長のエースと意気投合し、海賊王と同じ言葉を口にする弟(ルフィ)の存在を知る |
再会を約束してエースのビブルカードをもらい、スペード海賊団の出航を見送る |
26歳~ |
ビブルカードが燃え尽きたことでエースの訃報を知る |
世界経済新聞にてエースが海賊王の息子であることを知る |
同じ世界経済新聞にてルフィが海賊として名を挙げていたことを知る |
おでんの航海日誌に書かれた「20年以上先の未来に次の時代を担う強力な海賊たちが新世界に押し寄せてくる」という言葉を信じルフィの情報を追い始める |
現在:待ち望んだルフィと出会いカイドウに反抗・勝利を収める
28歳(現在) |
鬼ヶ島に討ち入りに来たルフィの姿を確認し接触。その際にうるティを一撃で気絶させた |
ルフィに経緯を説明しヤマトの人生を縛り付けていた爆弾付きの手枷を外してもらう |
ルフィからモモの助を守る役割を任されササキと配下の装甲部隊と交戦 |
モモの助におでんの航海日誌を託し別れる |
ルフィを鬼ヶ島から落としたカイドウと一時交戦するが、復活したルフィにその後の戦闘を託す |
鬼ヶ島の地下に眠る大量の爆薬を凍らせて万が一の事態を阻止する |
モモの助と合流し、モモの助の焔雲によって鬼ヶ島を無事着陸させることに成功 |
カイドウを撃破し落下してきたルフィを受け止め「ワノ国」天上決戦が集結 |
負傷のため眠っているルフィとゾロを除いた麦わらの一味に、船に乗せてもらいたいことを話す。可否は船長が目覚め返事を聞くまで保留 |
1週間もの間「願掛け」としてご飯と風呂を絶ち、ルフィ達の回復を待つ |
目覚めたルフィ達と共に風呂に入ったり祭りと宴を楽しむ |
ヤマトの目的は?仲間になる?ワノ国編のその後を考察
本記事の最後に、ヤマトの目的と今後について考察していきましょう。
光月おでんとは?ヤマトが憧れる理由を解説
すでに度々触れていますが、ヤマトは「光月おでん」という人物に憧れています。
「勘当」
「ワノ国 九里大名」
「ワノ国違法出国」
「白ひげ海賊団 2番隊 隊長」
「ロジャー海賊団と共にラフテル到達」
「カイドウとオロチの元に討ち入り」
「”伝説の一時間”釜茹での刑」
「カイドウに銃殺される」
など、波乱万丈な人生を送った豪傑・快男児
トキの夫でモモの助と日和の父
ヤマトがおでんに憧れたきっかけは、おでんの「伝説の一時間」をみたことです。
20年前、カイドウとオロチに討ち入りしたおでんと家臣である赤鞘九人男ですが、結果敗北し罪人として釜茹での刑に処されることとなりました。
公開処刑として民衆が取り囲む中、おでんは「一時間耐え抜いた者は解放する」という約束を取り付けます。
そして行われた釜茹での刑。おでんは鍋蓋に赤鞘九人男を乗せ一人で釜に入り、その状態で一時間を耐え抜きます。
そしてこれが後世に「伝説の一時間」として語り継がれることとなりました。
これをきっかけにおでんに憧れたヤマトは、その後おでんの航海日誌を偶然手に入れ、より一層心酔します。
ルフィが「光月おでんはみんなが好きなんだぞ!?」と言うほどの快男児ですから、ヤマトの抑圧された環境も相まって憧れを深めていったのでしょう。