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シャッキーの強さや能力を紹介!ルフィの100倍強いって本当?
シャッキーの強さに関してですが、作中で戦闘描写がないため詳細は不明です。
よくネットでは「ルフィの100倍強い」と言われますが、これはシャッキーがレイリーのことを「ボーヤ達の100倍強い」と語ったコマが、1人歩きしていることが原因と考えられます。
しかし初登場時に自身よりずっと大柄な男を一方的に痛めつけており、その腕前は確かです。かつてガープに追われ続けても捕まらず、そのまま海賊から足を洗えたことを考えても、かなりの実力者であることもわかります。
またロックス海賊団といえば、「仲間同士の殺し」が絶えなかったことで有名です。シャッキーがロックス海賊団の一員だったとすると、後の四皇達がひしめく組織内で生き残り続けたという証でもあります。
これらのことから、新時代に乗り込む海賊達にも、引けを取らない実力はあると考えられるでしょう。
ロックス海賊団時代に生まれた隠し子がいるとの説も…
実はシャッキーには「隠し子がいるのでは?」との考察が、以前から多くされています。その候補としてよく上がるのが、赤髪のシャンクスと鷹の目のミホークです。
シャンクスに関しては、本名のシャクヤクと名前が似ていること。ミホークは、シャッキーともみ上げのデザインが非常に似ていることなどが挙げられますが、どれも根拠と呼ぶには薄いです。
またアマゾン・リリーが産む子供は、みんな女の子であることが作中で明言されていました。このことから男性である2人が、シャッキーの子供という線は薄いのでは?と筆者は考えます。
しかし女ヶ島という特殊な環境が、女しか生まれない環境を作っている可能性も0ではありません。つまり島から飛び出し、皇帝の立場を捨てたシャッキーなら、男の子を産んでもおかしくはないのです。
シャッキーの過去はアマゾンリリーの「先々代皇帝」!?
原作1059話にて判明!
謎多き女であるシャッキーですが、最終章ではとうとうその正体が判明しました。なんと先々代アマゾン・リリー皇帝にして、元九蛇海賊団の船長だったのです!つまり先々々代皇帝だった「グロリオーサ」ことニョン婆の、次の皇帝に当たるわけですね。
衝撃の事実ですが、シャッキーがアマゾン・リリー皇帝だったことを考えれば、レイリーが女ヶ島の場所を知っているのも、ハンコック達と関わりがあるのにも納得がいきますね。
しかし先述した通り、シャッキーにはロックス海賊団との関わりがあります。そのため、九蛇海賊団はかつてロックス海賊団の傘下であった可能性も浮上してきました。謎がひとつ明かされれば、また新たな謎が生まれるのは、流石『ONE PIECE』といったところですね。
︎先々代の皇帝は死んだと語られていた
しかしシャッキーが先々代アマゾン・リリー皇帝であったため、矛盾する事実が出てきました。かつて原作53巻で語られた「先代皇帝と先々代皇帝は死んだ」という話です。
ですが、当の先々代皇帝であるシャッキーは、この通りピンピンしています。そのため「尾田先生が忘れていたのか?」と考える人もいるでしょう。
しかし筆者はニョン婆と同じく、「恋煩い」をして島を飛び出し皇帝の身分を捨てたため、「(皇帝としては)死んだ」と表現したのでは?と考えています。そう考える理由はレイリーの存在と、原作60巻でのやり取りです。
シャッキーはマリンフォード頂上決戦から姿をくらませたルフィの行き先を、女ヶ島と予想していました。更にシャッキーは「ハンコックがルフィに惚れて匿った」と推察を展開し、それに対してレイリーは「主観的」と返しています。
「主観的」という言葉はかつて、「シャッキーもレイリーに同じことをした」経験があるからこそ、シャッキーに対して放たれた言葉ではないか?とも考えられるのです。