本名の「シャクヤク」は伏線だった

さて、アマゾン・リリー皇帝だったシャッキーですが、実は本名の「シャクヤク」にも伏線が隠されていました。彼女の名前の由来は、ボタン科の花である「芍薬」と考えられます。
そして、この「花の名前が由来」というのが、彼女がアマゾン・リリーだった伏線なのです。

実はアマゾン・リリーの女性達は、全員が花に由来した名前を持っています。ONE PIECE BLUE DEEP CHARACTERS WORLD 』によると、アマゾン・リリーは「この様に成長してほしい」と願う花の名前を子につけているとのことです。

そのため、本名が花に由来していることからも、「シャッキーはアマゾン・リリーだったのでは?」と長く考察されていました。

シャッキーの声優は誰?なぜ交代した?

初代声優は鶴ひとみ!

実はシャッキーの声優は、1度交代しています。そこでここからは、歴代担当声優を順番に解説していきます。

まず初代声優を担当したのは、鶴ひろみ氏です。代表作は『それいけ!アンパンマン』のドキンちゃんや、『ドラゴンボール』のブルマ役として知られています。どれも国民的アニメのメインキャラばかりで、「この人の声を聞いて育った」という方も多いでしょう。

明るくおてんばな少女を演じさせたら、鶴ひろみ氏の右に出るものはいないと語る人もいます。また声優の堀川りょう氏とは夫婦や、カップル役で共演することも多く、その代表が『ドラゴンボール』のベジータとブルマでした。

しかし2017年11月16日に大動脈解離で急逝したため、多くの役が後任に引き継がれることとなります。

2代目声優は浅野真澄!

そして鶴ひろみ氏の後を継ぎ、2代目シャッキー役となったのが浅野真澄氏です。代表作としては『GO!プリンセスプリキュア』のキュアマーメイド役や、『一騎当千シリーズ』の孫策伯符役として知られています。

実は作家としても優秀で、漫画家で夫でもある畑健二郎氏と、かつて共同制作した『それが声優!』という作品は、アニメ化までされる人気作となりました。

受け継いだシャッキーの演技に関しては、鶴ひろみ氏よりも、大人の色気が増したアプローチで演じられています。よりタバコが似合う女性に感じられ、引き継ぎは大成功と言えるでしょう。
これから先アマゾン・リリー先々代皇帝として描かれた際に、どのように演じていくのかも非常に楽しみですね。

未だ謎多き女帝、シャッキーの今後の活躍は?

ここまでシャッキーの正体や、過去について解説してきました!謎多き女性であるシャッキーが、500話以上の時を経てようやく正体が明かされたことに、興奮した読者も多いでしょう。

しかし正体がわかったことで、ますます謎が深まったのも事実です。しかしその掴みどころのなさも、シャッキーらしいと言えますね。
これから先ロックスとの関わりを持つものとして、そして元アマゾン・リリー皇帝として、どのように物語に関わってくるのか、目が離せません!

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