ゴッドバレー島とはなんだったのか?真相を考察!

西の海にある世界政府の非加盟国だった

ゴッドバレーで人間狩りを開く天竜人
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

天竜人が住む土地と考察されていたゴッドバレーですが、西の海にある世界政府の非加盟国だったことが判明しました。

神の名を関することからゴッドバレーは特別な島かと思われましたが、天竜人とは直接関係ありませんでした。

ゴッドバレー事件の回想で、ゴッドバレーが神の谷という意味であることを恥知らずだと人間狩り大会の司会が断言しています。
天竜人と関係のない土地なのは、明らかでしょう。

ただ、神の名前が付いた土地であることは間違いないため、ゴッドバレーには何か秘密がありそうです。

天竜人の先住民一掃大会の舞台にされた

ゴッドバレーは西の海だった
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

ロックス海賊団に狙われたと思われたゴッドバレーでしたが、実際は天竜人の先住民一掃大会の舞台だったことが判明しました。
先住民一掃大会は、政府非加盟国で行われる天竜人による人間狩りの大会です。

天竜人は定期的に先住民一掃大会を開いており、非加盟国の人間を皆殺しにしているようです。
天竜人は自分たちで集めた奴隷も、人間狩りの獲物として先住民一掃大会に参加させていました。

ゴッドバレーが先住民一掃大会の土地に選ばれたのは、豊富な資源があったことも理由のようです。

古代兵器の隠し場所?

古代兵器
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

ゴッドバレーは、古代兵器の隠し場所だったという説があります。
3つの古代兵器、プルトン・ウラヌス・ポセイドンのうち、プルトンとポセイドンは隠し場所が判明しています。

神の谷と名付けられたゴッドバレーが、ウラヌスの隠し場所でもおかしくはないでしょう。
天竜人がゴッドバレーを襲撃したのは豊富な資源のためとされていますが、実際は古代兵器を手に入れるためだったのかもしません。

ゴッドバレーが古代兵器で消滅させられたのが事実だとしても、発掘した古代兵器の試し撃ちに使われた可能性もあります。

ただ、今まで古代兵器の隠された場所は、古代兵器の名前と関連性がありました。
天空神の名前を冠したウラヌスが、谷を意味するゴッドバレーにあるのは不自然とも言われています。

ゴッドバレー事件とロッキーポート事件の類似性

コビーが「英雄」と呼ばれるようになったきっかけ

コビー
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

ここまでゴッドバレー事件について解説してきましたが、作中では類似した事件が、ルフィ達の"新世界"入り前に起こっていました。

それが「ロッキーポート事件」です。トラファルガー・ローが首謀者とされていますが、未だ断片的な情報しか明かされていません。

ただこの事件で市民を守ったことで、コビーは"英雄"と呼ばれるようになったことは確かです。
これはゴッドバレーにて、「海軍の英雄」と呼ばれるようになったガープと重なりますね。

また、あのガープと同じ称号で呼ばれていることからも、相当の活躍があったと予想できます。

四皇である黒ひげが居合わせた

黒ひげ・コビー
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

他にもゴッドバレー事件との類維性がいくつかあるので、一覧としてまとめさせていただきます。

  • 海賊である黒ひげが海軍である「コビーの世話になった」という事実
  • ロックス海賊団の一員だった王直を倒した
  • 黒ひげはロックス海賊団の根城だったハチノスを手に入れた

この一覧から見出せるのは、元ロックス海賊団を倒すために「黒ひげとコビーが共闘した」可能性があるということです。

これはゴッドバレー事件にて、共にロックス海賊団と戦った、ロジャーとガープの関係とも重なります。
またこの事件の成果として、黒ひげはロックス海賊団と縁のあるハチノス島を手に入れました。

ここまで2つの事件が重なる要素があると、偶然の一致とは言い難いでしょう。

ゴッドバレー事件についてのまとめ

ここまでゴッドバレー事件について解説してきました!

その真相が明かされれば、「ワンピース」という作品の根幹に、また一歩近づけるような重要な事件。
最終章に突入してから、そのベールが徐々にはがれてきています。

本編ではコビーの救出に来たガープがハチノスで行方不明になる展開になり、ゴッドバレー事件の回想も描かれました。

まだまだ謎が多いですが、次にゴッドバレー事件が描かれた時に一気に真相が明らかになりそうです。
ゴッドバレー事件の謎が明かされるのを期待して待ちましょう。

おすすめの記事