古代兵器による攻撃があった!?

ルルシア王国
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

次に生まれる疑問は、「どうやって島は消されたのか?」でしょう。

可能性としては、まず国家戦争クラスの戦力と呼ばれる「バスターコール」です。
"殲滅"をスタンスとして、島の住民を根絶やしにする海軍の
攻撃が島を更地にしてしまいます。

しかしゴッドバレー事件はこの比ではなく、実際に「島が跡形もなく」消えているのです。
その為、バスターコールでもまだ火力不足と言えるでしょう。

ここから考えられる唯一の手段は、古代兵器による攻撃です。そしてこの説を裏付けるようなシーンが、原作1060話で描かれました。

聖地マリージョアで、"世界の真相"の一端に触れてしまったサボ。
それを革命軍に知らせようとしますが、直後サボの潜伏するルルシア王国に向けて、
無数の光線が放たれました。

そしてルルシアは文字通り、地図から姿を消してしまったのです。

空から降り注ぐ無数の光線と、直前に雲の向こうに目撃された巨大な影。
こんなことが可能なのは古代兵器、そして作中で唯一在処が判明していないウラヌスで間違いないでしょう。

しかもウラヌスの元ネタは、「天空の神」の意味を持っており、空に関係している兵器であると考察できます。

古代兵器については下記の記事で解説していますので、気になる方はチェックしてみてください!

ゴッドバレーはスリラーバークになった?

霧に包まれたスリラーバーク
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

跡形もなく消えたとされているゴッドバレーですが、実際はスリラーバークになっている可能性もあります。

センゴクは、「ゴッドバレーは跡形もなく消えている」と言いました。
しかし、島は攻撃で消されたとは言われていないため、場所が移動して名前が変わっただけかもしれません。

回想でゴッドバレーは西の海にあったことが判明しており、スリラーバークも元々は西の海の島です。
スリラーバークは動く島ですが、ただの島をモリアが動くように改造したとされています。

地理的にも一致するため、ゴッドバレーが改造されてスリラーバークになったのかもしれません。

シャンクスはゴッドバレーでロジャーに拾われた?

「FILM RED」で判明した新事実

シャンクス
出典:pixiv@goldenhans

 

実はゴッドバレー事件で得たものがあるのは、ガープだけではありません。
事件解決の影の立役者であるロジャーは、なんとゴッドバレー事件の際にシャンクスを拾っていました。

これは映画『ONE PIECE FILM RED』と、入場者特典である「40億巻」にて、その様子が描かれています。

映画内では盗んだ宝箱の中から見つけたウタの境遇と、かつてロジャーに拾われた自身の境遇を重ねるシーンが見られました。

そして「40億巻」では、そのシーンの描写が事細かに描かれています。
ゴッドバレーから脱出し、手に入れた宝の山を前にお祭り騒ぎのロジャー海賊団。

その時、宝箱の中から泣き声がしました。
団員達が恐る恐る箱を開けると、中から赤い髪の赤ちゃんが現れたのです。これがロジャーと、シャンクスの出会いでした。

シャンクスは天竜人の子供?フィガーランド家とは?

五老星とシャンクス
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

そんなシャンクスですが、実は天竜人の一族である「フィガーランド家」の一員なのでは?と噂されているのです。

この説も根拠となる描写は、「FILM RED」内でされています。
「シャンクスの娘」であると判明したウタに対して、天竜人最高権力である五老星は「あの女がフィガーランドの血筋でもか?」と発言しました。

この発言はシャンクスの娘=ウタと判明し、彼らの血が繋がっていると知った上での発言です。

その為フィガーランドの血筋であるウタが娘なら、シャンクスもフィガーランド家の一員だと、自然に繋がりますよね。

ゴッド・バレー事件が起きた際に、当時から神の騎士団の一員だったフィガーランド・ガーリング聖がゴッドバレーにいたことは確定しています。

そしてシャンクスは海賊の身でありながら、五老星と面会ができる立場です。
これらの情報から、シャンクスが天竜人であることは、ほぼ間違いないのではないでしょうか?

シャンクスの正体については下記の記事で解説していますので、気になる方はチェックしてみてください!

父親はロックス?

ロックス海賊団
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

ここまでくると、「シャンクスの親は誰なのか?」が気になりますよね。
一説では、「ロックスが親なのでは?」と言われてきました。

しかし前述の「FILM RED」で、シャンクスがフィガーランド家の一員である可能性が出た為、こちらの説は薄くなっています。
ロックスのフルネームはロックス・D・ジーベック。作中でセンゴクが「本名」と語っていたので、隠された名がフィガーランドという可能性もないでしょう。

余談ですが、ロックスとの関連性は、同じ四皇である黒ひげの方が強いとされてます。

黒ひげはジーベックの名を関した船を持ち、ロックス海賊団の本拠地だったハチノス島を根城として居ます。
これだけの情報があれば、まずロックスの関係者と考えて間違いないでしょう。

ロックスと黒ひげの関係については下記の記事で解説していますので、気になる方はチェックしてみてください!

フィガーランド・ガーリング聖に連れられてゴッドバレーに来た?

ガーリング聖には複数の子供がいる?
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

シャンクスはフィガーランド・ガーリング聖に連れられて、ゴッドバレーに来た可能性が高くなっています。
ガーリング聖は、神の騎士団の最高司令官として登場した人物です。

ガーリング聖は子供を連れて、ゴッドバレーに来ていた可能性が高いです。
また、若い頃のガーリング聖は顔がシャンクスに似ており、父親説も囁かれています。

ガーリング聖とシャンクスが、同じフィガーランド家の人間なのはほぼ確定です。
時期的にもガーリング聖に連れられて、シャンクスがゴッドバレーに来た線は濃厚でしょう。

シャンクスとガーリング聖が親子でないにしても、ガーリング聖の応援に来たフィガーランド家の人間が子供のシャンクスを連れてきたのかもしません。

神の騎士団については下記の記事で解説していますので、気になる方はチェックしてみてください!

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