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成長の秘訣は軍艦サンドバック
ここまでコビーが成長した理由はズバリ軍艦サンドバッグ。
ガープ御用達の修行方法で、廃船となった軍艦を覇気や能力を使わず、純粋な腕力だけで殴るというものです。
青きじもこの修行方法で力をつけ、ガープにも負けない腕力を手に入れました。
コビーはガープの厳しい修行に耐えながら軍艦サンドバックを行っており、その努力量はガープにも呆れられるほど。
非力だったコビーがここまで強くなったのは、圧倒的努力に裏打ちされたものということです。
【ワンピース】コビーの能力・強さを考察!
強力な見聞色の覇気を持つ
ここからはコビーの持つ戦闘能力を紹介していきます。
コビーの最たる能力といえば、やはり見聞色の覇気でしょう。
劇中ではマリンフォード頂上戦争にて、多くの兵士が苦しむ声を聞いて、見聞色の能力が覚醒しました。
その精度はかなりのもので、同僚のヘルメッポから「どうなってんだお前の見聞色は」と驚愕させています。
この「覇気を徹底的に鍛える」という成長の仕方は、師匠であるガープに通ずるものを感じますね。
武装色も使用可能
また劇中での描写は少ないながら、コビーは武装色の覇気も使用できると考えられます。
その証拠にウォーターセブンで、ルフィと再会し一戦を交えた際には、ルフィから血が出る蹴りを放っていました。
ゴム人間であるルフィを肉体攻撃でダメージを与えるには、覇気を纏った攻撃が不可欠です。
また直前にガープがゲンコツでダメージを与えていたことからも、「同じ力をコビーも使っている」と感じさせる描写であるとも解釈できますね。
このことから、コビーは武装色の覇気も習得していると考えられます。そもそも新世界の中を、覇気なしで生き抜けるとは思えませんが。
六式も習得済み
コビーは覇気だけでなく、六式全てをマスターしていると言われています。
六式といえばCP9のような、政府所属の戦闘員が主に習得している戦闘術です。
現状、作中でコビーが六式を使用した描写は、剃(そる)のみとなっています。
しかし、「エピソード・オブ・ルフィ〜ハンドアイランドの冒険〜」の設定資料では、「六式をマスター」との記述がありました。
そのため、今後の戦闘シーンで、全ての六式を駆使して戦うコビーの姿が描かれる可能性が高いでしょう。
覇王色も使える!?
実はコビーも覇王色を使えるのでは?と読者の間で囁かれています。
というのも、「ワンピース」1088話にて、コビーの拳に覇王色の覇気のエフェクトが発生していたからです。
黒ひげ海賊団との戦いで窮地に追い込まれ、SWORDの部隊が窮地に陥った時コビーの中にあった素質が目覚めたのでしょう。
あの非力なコビーが……初期の姿からでは信じられない成長です。
しかし伝説の海兵ガープの弟子で、ルフィのライバルと考えれば、覇王色を持っていても不思議ではありません。
ガープ並みのパンチ力を持つ
覇王色の覇気も覚醒させ、コビーはハチノス島の戦いで、巨大な島の一部をパンチで粉々に砕く活躍も見せました。
これは覇気だけでなく軍艦サンドバッグの修行を経て、コビーの素のパンチ力がガープに引けを取らないほど成長した証です。
覇気は強力な力ですが、非力な力ではその真価を発揮することは出来ません。
それは悪魔の実も同じです。
どれほど強力な覇気や能力を持っていても、最後は素の腕力が打撃の威力を決定します。
ガープの強さについて詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
【ワンピース】コビーの目的について考察!
ここからはコビーの目的について考察していきます。
海軍大将になること
まずコビーの第一目標としては、ルフィにも語った「海軍大将になること」です。
この目標はコビーにとって、「口に出すだけで倒れそう」と語るほどのものでした。
当然ですが、3人しかいない大将の立場に着くには、誰かがその席から降りるか、蹴落とすしかないと考えられます。
そのため、大将の地位に着くのは今の海軍の体制に対して、喧嘩を売るような行為という訳です。
それはルフィのように、四皇などの自分より格上の存在を引き摺り下ろして、成り上がっていく行為ですね。
こうして考えてみると、倒れるほどの目標とコビーが思うのも無理はありませんね。