スリラーバーク編で登場した剣豪霜月リューマが、ワノ国編ではワノ国出身であることが判明し話題になりました。
今回はそんな剣豪霜月リューマについて、解説・考察していきます！
霜月リューマの基本情報
まずは、霜月リューマについて判明している基本的な情報を振り返っていきましょう。
霜月リューマのプロフィール
| 名前 | 霜月リューマ |
| 誕生日 | 11月6日 |
| 年齢 | 享年47歳 |
| 身長 | 179cm |
| 血液型 | XF型 |
| 星座 | さそり座 |
| 出身地 | 偉大なる航路 新世界 ワノ国 鈴後 |
| 好物 | カレー |
| 通り名 | 生前：リューマ・ド・キング 死後：伝説の侍、刀神様 |
| 役職 | 生前：ワノ国の侍 死後：スリラーバーク海賊団 将軍ゾンビ |
| 武器 | 大業物 “秋水”（黒刀） |
霜月リューマの愛刀は黒刀”秋水”
ワノ国の侍である霜月リューマは生前、「秋水」という刀を愛用していました。
この秋水は「大業物」に分類される名刀で、リューマの歴戦で「黒刀」に成った刀です。
黒刀とは、刀身が黒く、『恐竜が踏んでも一ミリも曲がらない』と言われる硬さを持った刀のことを指します。
黒刀についてはこちらの記事で詳しく解説・考察していますので、ぜひチェックしてみてください！
なお、この秋水は霜月リューマの死後ワノ国で国宝として扱われていましたが、何者かによって盗まれ（ほぼ間違いなくゲッコー海賊団（現：スリラーバーク海賊団）だが）、ゾンビとして復活した霜月リューマが使用していました。
そして、スリラーバーク編でゾロがリューマから秋水を譲り受け使っていましたが、ワノ国編で日和から閻魔を譲り受ける代わりに、秋水をワノ国へ返納しました。
霜月リューマのモデルは不明
霜月リューマというキャラクターのモデルですが、こちらは判明していません。
リューマという名前から
- 坂本龍馬
- 将棋の竜馬という駒（成った角）
などがモチーフになったのではと考察されています。
特に、将棋の駒は「敵陣に侵入したとき」「駒を取ったとき」に「成る」ことが可能で、成駒に変わると駒の動かし方が変わったりします。
将棋の対戦方法などによって動き方が変わらないものや、成駒に変わると弱くなるものなど、その駒によって挙動が変わってくるようですが、リューマと同じ名前の成駒である「竜馬」は強くなるそうです。
このことからも、「黒刀に成った秋水を持つリューマ」の参考になった可能性は高いのではないでしょうか。
霜月リューマは”Dの一族”なのか
本記事の主役である霜月リューマは「Dの一族」なのではないかと考察されることが多いです。
その理由は
- 生前の霜月リューマの呼び名が「リューマ・ド・キング」
だったという事です。
霜月リューマの生前はワンピースでは描かれていませんが、後程解説する『WANTED! 尾田栄一郎短編集』に収録された『MONSTERS』では、生前のリューマが主人公として描かれています。
この時のリューマの呼び名がリューマ・ド・キングなのですが、「ド」というミドルネームは後のワンピースの世界における「D」と同じ意味だと思われます。
ただ、この呼び名に関しては「助けられた皆がつけたもののため本人は知らない」という事が判明しており、生まれた時から”D”の名を冠する現代の世界とは異なっています。
もしもワンピースの世界とMONSTERSの世界が完全にリンクしているのであれば、
- リューマが生きていた時代の”D”は「自ら名乗る」もしくは「誰かがつける」もの
であり、
- ワンピースの世界での”D”はリューマの時代前後から「受け継がれてきた意志」もしくは「子孫」
であると考えられます。
ワンピースの剣豪”霜月リューマ”の生前
ここからは剣豪リューマの生前についてみていきましょう。
霜月リューマの生まれは「ワノ国の鈴後」
霜月リューマの出身は「ワノ国の鈴後」です。
霜月リューマの死後、遺体は出身である鈴後の墓地に愛刀”秋水”と共に埋葬され、“刀神様”として祀られていました。
なお、秋水はワノ国の国宝として扱われています。
リューマは『WANTED! 尾田栄一郎短編集』に収録された『MONSTERS』の主人公
本記事でもすでに触れましたが、霜月リューマの生前は『WANTED! 尾田栄一郎短編集』に収録されている『MONSTERS』という漫画で描かれています。
MONSTERSでは「キング」と呼ばれる最強の剣豪が存在し、主人公であるリューマはその剣豪と戦うことを夢見て故郷を離れ放浪していました。
その放浪の途中で野垂れ死にそうになっていたところでとある町に辿り着き、その街の事件に巻き込まれていくというストーリーです。
リューマは「兵の魂（つわもののこころ）」を重んじる侍で、他者から受けた恩は全力で返すことをモットーにしています。
