
目次
呪術廻戦の登場キャラは、呪力をコントロールしてさまざまな術式を使用します。
今回の記事では、全キャラの術式を一覧にまとめました。
術式に関する用語や術式の発展会などについても解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。
【呪術廻戦】術式に関する用語
呪いとは

呪いとは、人間が生み出す負の感情です。
呪術廻戦では、日本国内で年1万人を超える怪死者・行方不明者のほとんどは呪いによるものとされています。
作中では、呪術や呪霊のことを呪いと呼ぶこともあります。
学校や病院のような場所は呪いが溜まりやすく、呪霊が発生しやすいです。
呪術の本質は呪いであって、呪術を使う場合は負の感情が重要とされています。
呪力とは

呪力は負の感情のエネルギーを表す言葉で、基本的に全ての人間が呪力を持っています。
呪いに対しては呪力で対抗するしかなく、呪力を操れない人間は呪霊にダメージを与えることはできません。
ただし、非術師の持つ呪力はごくわずかで、呪力を操ることや呪いを見ることはできません。
呪力は呪術師の強さを測る上で重要な要素で、呪力総量・呪力出力・呪力操作は強さに直結します。
呪力は肉体の強度を強化することもでき、術式を使うためにも呪力が必要です。
生得術式とは

生得術式は術師の体に刻まれた術式のことで、作中で術式と言う場合は基本的に生得術式のことです。
術式に呪力を流し込むことで、呪力だけでは不可能なさまざまな異能を発揮できます。
呪力が尽きてしまうと、術式も発動することはできません。
術式は基本的に生まれつき持っているもので、原則として1人の人間の術式は1つだけです。
術式の能力や呪力量などは生まれつき決まっているため、呪術師の能力は才能8割と言われています。
【呪術廻戦】術式の発展形とは
術式の解釈を広げる拡張術式

術式の解釈を広げることで、独自の術式を生み出すのが拡張術式です。
生得術式を後天的に変えることはできませんが、独自の解釈で今までにない効果を生むことはできます。
術式の効果を応用したものなので、元々の術式と関係の深い能力になります。
伏黒恵の不知井底、七海建人の瓦落瓦落、脹相の超新星が拡張術式です。
正のエネルギーで治療を行う反転術式

反転術式は、正のエネルギーを生み出して傷の治療などを行う技です。
呪力は本来負のエネルギーですが、負のエネルギーと負のエネルギーを掛け合わせて正のエネルギーを生み出します。
術式という名前がついていますが、厳密には術式ではなく、技に該当します。
理論上は呪力があれば誰でも使えますが、呪力の高度なコントロールが必要なので使える人間はわずかです。
正のエネルギーをアウトプットすれば他人の治療も可能ですが、作中で他人を治療しているのは家入硝子・乙骨憂太・両面宿儺の3人だけです。
反転術式で生み出した正のエネルギーを流し込めば、樹齢を倒すこともできます。
効果を反転させる術式反転

術式反転は、術式本来の効果と逆の効果を生み出す技です。
負のエネルギーを使う通常の術式を術式順転と呼びます。
反転術式で生み出した正のエネルギーで、術式反転は可能になります。
そのため、反転術式を使えないと、術式反転も使えません。
反転術式自体を使える術師が少ないため、作中で術式反転を使用しているのは五条悟と羂索だけです。
羂索は重力を無効化する反重力機構を反転させ、重力場を生み出していました。
術式の出力を最大限にする載

術式の技の出力を極限まで高めたものを載と呼びます。
術式の技を極限まで強化したものなので、効果自体はあまり変わりません。
使用者も少なく、作中では脹相が赫麟躍動を強化した赫麟躍動・載を使用しています。
術式の奥義に当たる極ノ番

極ノ番は、その術式の奥義に当たる最も強力な技です。
術式の極致と呼ばれる領域展開が結界術を併用するのに対して、極ノ番は術式のみを使用します。
同じ術式を所持しているなら、別人であっても極ノ番は習得可能です。
一度使用するとしばらく使用できない領域展開と異なり、呪力があるなら連続使用も可能。
ただし習得が難しいのか、領域展開異常に使用者が少ないです。
呪術の極致・領域展開

領域展開は、術式を付与した結界に相手を閉じ込めて攻撃する技です。
習得が困難かつ強力なため、呪術の極致とも呼ばれています。
相手を閉じ込めて逃げ場を封じるだけでなく、術式に必中効果が加わるため、相手に確実に術式が命中します。
領域内では術式の威力も上昇。
加えて領域内では領域を作ったもの以外の術式が中和されるため、強力な術式の効果も無力化できます。
独自のルールが付与された領域も存在します。
領域展開に対抗するには自分も領域を展開するか、簡易領域で術式を中和するしかなく、対策もわずかです。
ただし、呪力消費が膨大な上に、領域を展開すると術式が焼き切れて一時的に使用不可になります。
【呪術廻戦】最新全キャラの術式一覧・呪術師
特級呪術師の術式

術式の名称 | 術者の名前 | 効果 |
無下限呪術 (むかげんじゅじゅつ) | 五条悟 |
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星の怒り (ボンバイエ) | 九十九由基 |
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里香 (りか) | 乙骨憂太 |
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1級・準1級呪術師の術式

術式の名称 | 術者の名前 | 効果 |
傀儡操術 (かいらいそうじゅつ) | 夜蛾正道 |
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不義遊戯 (ブギウギ) | 東堂葵 |
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十劃呪法 (とうかくじゅほう) | 七海建人 |
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黒鳥操術 (こくちょうそうじゅつ) | 冥冥 |
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投射呪法 (とうしゃじゅほう) | 禪院直昆人・禪院直哉 |
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炎を操る術式 | 禪院扇 |
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単独禁区 (ソロソロキンク) | 庵歌姫 |
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赤血操術 (せっけつそうじゅつ) | 加茂憲紀 |
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傀儡操術 (かいらいそうじゅつ) | 究極メカ丸(与幸吉) |
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特別1級術師は、1級術師相当なのでこちらの表に記載しております。
2級・準2級呪術師の術式

術式の名称 | 術者の名前 | 効果 |
十種影法術 (とくさのがげぼうじゅつ) | 伏黒恵 |
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付喪操術 (つくもそうじゅつ) | 西宮桃 |
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来訪瑞獣 (らいほうずいじゅう) | 猪野琢真 |
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核のコンバート (名称不明) | パンダ |
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3級呪術師の術式

術式の名称 | 術者の名前 | 効果 |
芻霊呪法 (すうれいじゅほう) | 釘崎野薔薇 |
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構築術式 (こうちくじゅつしき) | 禪院真依 |
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等級不明の術式

術式の名称 | 術者の名前 | 効果 |
不死化術式 (ふしかじゅつしき) | 天元 |
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旋律で攻撃する術式 | 楽巌寺嘉伸 |
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パチンコの演出を具現化する術式 (名称不明) | 秤金次 |
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状態を固定する術式 (名称不明) | 新田新 |
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反重力機構 (アンチグラビティシステム) | 虎杖香織 |
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超人 (コメディアン) | 髙羽史彦 |
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【呪術廻戦】最新全キャラの術式一覧・呪術師以外
呪霊の術式

術式名 | 術者の名前 | 効果 |
無為転変 (むいてんぺん) | 真人 |
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火山やマグマを操る術式 (名称不明) | 漏瑚 |
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植物を操る術式 (名称不明) | 花御 |
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水を操る術式 (名称不明) | 陀艮 |
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ゴキブリを操る術式 (名称不明) | 黒沐死 | 呪力で強化した無数のゴキブリを操作する |
呪詛師の術式

術式名 | 術者の名前 | 効果 |
呪霊操術 (じゅれいそうじゅつ) | 夏油傑 |
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体を乗っ取る術式 (名称不明) | 羂索 |
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氷凝呪法 (ひこりじゅほう) | 裏梅 | 氷を操る術式 |
人形を使う術式 (名称不明) | 枷場美々子 |
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スマートフォンを使う術式 (名称不明) | 枷場菜々子 |
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毒を操る術式 (名称不明) | 吉野順平 |
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奇跡を貯蓄する術式 (名称不明) | 重面春太 |
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分身術式 (名称不明) | 紙袋を被った男 (氏名不明) |
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降霊術 (こうれいじゅつ) | オガミ婆 |
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あべこべ | 粟坂二良 |
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模擬裁判を行う術式 (名称不明) | 日車寛見 |
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未来予知 (名称不明) | シャルル・ベルナール |
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受肉体の術式

術式名 | 術者名 | 効果 |
斬撃と炎を操る術式 (正式名称不明) | 両面宿儺 |
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赤血操術 (せっけつそうじゅつ) | 脹相 |
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蝕爛腐術 (しょくらんふじゅつ) | 壊相・血塗 |
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再契象 (さいけっしょう) | レジィ・スター |
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体の一部を爆弾にする術式 (正式名称不明) | 黄櫨折 |
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呪力の放出 (正式名称不明) | 石流龍 |
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空を操る術式 (正式名称不明) | 烏鷺亨子 |
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邪去侮の梯子 (やこぶのはしご) | 来栖華(天使) |
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構築術式 (こうちくじゅつしき) | 万 |
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生得術式以外の呪術などまとめ
結界術

結界術は、指定した空間を外界と切り離す結界を作る術式です。
厳密には術式ですが、生得術式を使用せずに自分で構築した術式に呪力を流し込んで発動させます。
生得呪式が必要ないため、呪力があるものなら習得可能です。
ただし、難易度が高く向き不向きがあるため、実力があっても結界術が使えない呪術師もいます。
外からの侵入を防ぐ帳。領域展開・簡易領域も結界術の一種です。
術式を付与する領域展開は生得術式がないと使用できませんが、簡易領域は生得術式なしでも習得できます。
縛り

縛りとは呪術を用いる際の制約のことを言います。
術者が自身に制限をかけたり、リスクを冒すことで呪力の強化や術式の効果を底上げ可能です。
術式の強化とは関係ありませんが、術師が約束や契約をする場合は縛りによって裏切れない状況も作れます。
縛りを破ればメリットを失うだけでなく、ペナルティが発生する場合も。
術式の開示は手の内を明かすのがリスクですが、それによって術式を強化する縛りの基本です。
命をかけた縛りは、術式や呪力を跳ね上げることが可能です。
天与呪縛

天与呪縛は、生まれた時点で何らかの縛りを受けている状態です。
自分の意志とは無関係に結んだ縛りで、基本的に縛りを解除することはできません。
作中では身体が不自由になる代わりに高い呪力を得るもの、呪力を失う代わりに高い身体能力を得るフィジカルギフテッドなどが天与呪縛です。
以下の記事では天与呪縛でフィジカルギフテッドになった伏黒甚爾について詳しく解説しています。
興味のある方はぜひチェックしてみてください。
残穢

術式を使用した場合などに残る呪いの痕跡が残穢です。
強力な呪物が長期間置かれた場所などにも、残穢が残ります。
残穢はわずかな痕跡なので、呪霊などに比べると非常に見えづらいです。
ただし残穢には術式の使用者の特徴も残るため、残穢を残した人物が特定できる場合もあります。
【呪術廻戦】術式についてまとめ
呪術廻戦に登場する全キャラの術式についてまとめました。
呪術廻戦の術式は種類が多く、効果も難しいものが多いです。
術式に関する用語についても理解しておくと、呪術廻戦をより楽しめるでしょう。