
目次
呪術廻戦の枷場美々子・菜々子は、呪術廻戦0の頃から登場している呪詛師です。
作中では百鬼夜行時に美々子は術式で補助監督を殺害し、渋谷事変では菜々子が漏瑚の攻撃を防いでいました。
美々子・菜々子の年齢や術式・能力、登場回などについて詳しく解説します。
【呪術廻戦】枷場美々子・菜々子の基本情報
枷場美々子(みみこ)・菜々子(ななこ)のプロフィールや年齢

美々子のプロフィール | |
名前 | 枷場美々子 |
年齢 | 15歳~16歳 |
誕生日 | 不明 |
術式 | 人形を使う術式 |
菜々子のプロフィール | |
名前 | 枷場菜々子 |
年齢 | 15歳~16歳 |
誕生日 | 不明 |
術式 | スマートフォンを使う術式 |
枷場美々子・菜々子はファンブックで名字が枷場と判明していますが、あまり詳しい情報はわかっていません。
呪術廻戦0の会話で年齢を聞かれた際に15と答えているため、本編の時系列では15歳~16歳となります。
通称ミミナナ!夏油傑に心酔する双子の呪詛師

枷場美々子・菜々子は、夏油一派に所属する双子の呪詛師です。
夏油傑に心酔しており、読者からは2人合わせてミミナナと呼ばれています。
美々子は黒髪で菜々子は、金髪をお団子頭にしています。
双子ですが、菜々子の髪は村にいた頃から金髪なので地毛の可能性が高いです。
性格的には菜々子は思ったことをすぐに口にするのが特徴で、美々子は口数が少なく、冷静に菜々子を窘める場面もあります。
女子高生のような恰好をしていますが、本当に学校に通っているのかは不明です。
非術師を猿と見下しているので、高校に通っている可能性は低いでしょう。
美々子・菜々子を演じるのは双子の声優松田利冴・松田颯水

美々子・菜々子を演じる声優も、双子の松田利冴・松田颯水です。
2人とも特撮好きで有名で、「松田的超英雄電波」というラジオ番組を配信しています。
2人とも所属事務所は異なりますが、頻繁に共演しており、ペアの役や双子役が多いです。
「怪盗ジョーカー」のベラ・ベル役、「学戦都市アスタリスク」の黎沈華・黎沈雲役で共演しています。
松田利冴は「ハクメイとミコチ」のハクメイ役で初主演、「人体のサバイバル!」のジオ役で初主演を果たしています。
【呪術廻戦】枷場美々子・菜々子の術式・能力
美々子の術式は人形を使う

枷場美々子の術式は、人形を使うものと思われます。
詳しい描写はありませんが、呪術廻戦0の最終話では補助監督をアーチに吊るして殺害しています。
人形の首に縄をかけていること、菜々子の術式との関係から人形にしたことを対象に反映させる能力と思われます。
誰かを攻撃する具体的な描写がないため、対象がどうなるのかは不明です。
呪術廻戦0ではてるてる坊主のような人形でしたが、渋谷事変ではウサギのぬいぐるみを抱えていました。
菜々子の術式はスマートフォンを使う

枷場菜々子の術式は、スマートフォンの写真機能を使った術式です。
宿儺の推察ではスマホで撮影した対象に影響を与える術式らしいですが、詳しいことはわかっていません。
作中では自分と美々子を撮影することで、漏瑚の攻撃のダメージを軽減していました。
攻撃を受ける前に撮影することで、写真に写った状態を維持してダメージを無かったしたと思われます。
ただし、多少服が焦げていたので、強力な攻撃は完全に無効化できないようです。
宿儺を撮影して殺そうとしたので、写真に何かすることで撮影した対象に攻撃できると思われます。
枷場美々子・菜々子の術式は不完全だった?

美々子・菜々子は双子のため、それぞれの術式は不完全な可能性があるという考察もあります。
呪術廻戦では、呪術において双子は凶兆とされています。
149話で禪院真依が一卵性双生児は、呪術に置いて同一人物とみなされると語っています。
詳しい設定は明かされていませんが、禪院真希・真依はお互いに足を引っ張り合う形で弱くなっていました。
双子が同一人物扱いなら、1つの術式が2つに分かれて不完全になっている可能性があります。
美々子・菜々子の術式は、人形や写真にしたことが対象に影響すると考えるとかなり性質が近いです。
美々子・菜々子が同一人物扱いだとすると、術式が似ているのも納得できます。
ただし、美々子・菜々子は二卵性双生児の可能性もあるので、真希・真依のケースは当てはまらないかもしれません。
【呪術廻戦】枷場美々子・菜々子と関係の深いキャラクター
夏油傑

夏油傑は、生まれ故郷で虐待されていた美々子・菜々子を助けた恩人です。
助けた後は親代わりとなって、2人を育てたのも夏油と思われます。
美々子・菜々子は夏油に心酔しており、夏油の理想を実現するために呪詛師になっていました。
夏油が死んだ後は羂索から夏油の体を取り返すために、羂索に協力していたようです。
夏油にとっても2人を助けたことが、呪詛師になる直接のきっかけでした。
以下の記事では夏油傑について詳しく解説しています。
興味のある方はぜひチェックしてみてください。
偽夏油(羂索)

偽夏油は、羂索が死んだ夏油の体を操っている状態です。
体は夏油なので見た目は同じですが、頭部には縫い跡があり、羂索の脳が入っています。
美々子・菜々子は夏油が死んだことを理解しており、羂索から彼の体を取り戻そうとしていました。
美々子・菜々子は羂索を憎んでいますが、夏油の体を返してもらうと約束して羂索に協力していたようです。
しかし、渋谷事変で騙されていたことが発覚したため、羂索を殺すために行動するようになります。
【呪術廻戦】枷場美々子・菜々子の登場を時系列順に紹介①
9巻77話で夏油傑に保護される

美々子・菜々子の初登場は呪術廻戦0の3話ですが、時系列的には9巻の77話が一番最初です。
美々子・菜々子は、故郷で化け物扱いされて虐待されていました。
美々子・菜々子が虐待されているのを見た夏油は、村の非術師を皆殺しにして2人を保護します。
元々非術師を助けることに疑問を感じていた夏油ですが、美々子・菜々子の件が闇堕ちの引き金となりました。
78話では、夏油が盤星教を乗っ取る際に、近くにいる美々子・菜々子の姿が描かれています。
その後は呪術廻戦0東京都立呪術高等専門学校3話に登場

過去編で保護された美々子・菜々子のその後の姿は、呪術廻戦0で描かれています。
呪術廻戦0の3話で、呪術高専東京校に夏油が現れた際に美々子・菜々子も同行しています。
菜々子は、パンダを見て「かわいいー!!」と言ってスマホで撮影していました。
呪術高専に宣戦布告に来た夏油は、12月24日に百鬼夜行を行うと宣言。
現場に緊張が走りますが、菜々子が「夏油様 お店しまっちゃう!!!」と言ったせいで雰囲気が台無しに。
美々子・菜々子が竹下通りのクレープを食べたいらしく、夏油たちはそのまま去っていきました。
この時点では、菜々子は空気が読めない和ませ役のようなキャラでした。
呪術廻戦0最終話で補助監督を殺害

呪術廻戦0最終話では、美々子・菜々子は呪詛師として補助監督を殺害していました。
補助監督3人が首を吊って、新宿ボールペン街のアーチにぶら下がる姿はかなり不気味です。
伊地知潔高にやめるよう説得されますが、美々子は全く聞く耳を持ちません。
無感動に「吊るす?菜々子」と尋ねる美々子の姿が怖いです。
夏油の前では年齢相応の少女に見える2人ですが、かなり恐ろしい呪詛師であることわかります。
【呪術廻戦】枷場美々子・菜々子の登場を時系列順に紹介②
1巻1話に登場していた?

美々子・菜々子は、呪術廻戦1巻1話から登場している可能性があります。
1話で虎杖悠仁が砲丸を投げるシーンで、一番左に美々子・菜々子に似ている女子が登場しています。
大きな絵ではないのではっきりわかりませんが、髪の毛の色や服装が美々子・菜々子に似ているのは確かです。
公式で第1話の2人に関するコメントはありませんが、美々子・菜々子は渋谷事変まで偽夏油に協力していました。
偽夏油の指示で、美々子・菜々子が虎杖のいる高校に潜入していたのかもしれません。
11巻93話で偽夏油に騙される

美々子・菜々子が、偽夏油に協力していたことが93話で判明します。
呪術廻戦0以降の動向が不明でしたが、夏油の体を返してもらうという条件で偽夏油の命令に従っていたようです。
渋谷事変で夏油の体を返すように要求しますが、偽夏油は返すわけがないと拒否。
「次術師と約束する時は、縛りであることを明確にするんだな」と言われてしまいます。
美々子・菜々子は、「後悔するぞ」と言って姿を消します。
13巻112話で宿儺の怒りを買い死亡

偽夏油に騙された美々子・菜々子は、宿儺の力で偽夏油を殺そうとします。
意識を失った虎杖悠仁に、宿儺の指を食べさせました。
覚醒した宿儺は、指を用意した美々子・菜々子の話を聞こうとします。
偽夏油を殺して欲しいと頼みますが、宿儺は直後に美々子を殺害。
宿儺は「指1、2本で指図できると思ったか?」と発言。
菜々子は激高して宿儺を殺そうとしますが、宿儺に返り討ちに合って死亡しました。
その後、夏油一派の回想シーンに登場していますが、2人とも完全に退場したようです。
【呪術廻戦】枷場美々子・菜々子についてまとめ
呪術廻戦の枷場美々子・菜々子について解説しました。
生い立ちが不幸なキャラクターでしたが、最後はあっけなく死亡してしまいました。
読者からはかわいそうという意見と因果応報という意見がありますが、あっけなく死んでしまうとことが呪術廻戦らしいのかもしれません。