【ワンピースネタバレ考察】マザーフレイムが世界に与える影響を考察
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

1089話では五老星とヨークの会話で、マザーフレイムについて触れられました。ルルシア王国消滅に関与したマザーフレイムですが、その存在が世界の情勢を左右する可能性も高くなってきました。マザーフレイムが世界に与える影響について考察します。

1089話で判明したマザーフレイムに関する事実と考察

出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

マザーフレイムの製造施設がエッグヘッド内にあることが確定!

1089話のヨークと五老星の会話で、マザーフレイムを製造施設がエッグヘッド内にあることが確定しました。
マザーフレイムを世界政府に渡したのも、ベガパンクステラではなくヨークだったことも判明。

ヨークはマザーフレイムを世界政府に渡し、エッグヘッドで空白の100年に関する研究が行われていることを五老星に報告していました。

マザーフレイムは現在も製造可能で、ヨーク1人でも製造できるようです。

海軍はマザーフレイムの製造施設を破壊できない!

海軍は、マザーフレイムの製造施設を破壊できないこともわかりました。
マザーフレイムは開発されたばかりで、エッグヘッド以外の施設では製造できません。

世界政府がマザーフレイムをどのくらい保有しているのか不明です。
五老星が新しいマザーフレイムが欲しいと言っていることから、製造施設を破壊するとまずいことになります。

おそらく海軍は、マザーフレイムの製造施設を確保のために行動するでしょう。


マザーフレイムを使用した結果でエッグヘッドへの対応が変わった?

五老星はベガパンクを全員殺すつもりでしたが、マザーフレイムが役に立つとわかって対応を変えたようです。
エッグヘッド編で、ベガパンクは暗殺されそうになっています。

この展開から五老星は、問答無用でベガパンクを殺そうとすると考えられていました。
しかし、1089話では海軍はエッグヘッドを囲んでいるだけで、攻撃をしかけていません。

1086話で五老星は、「実験結果如何でエッグヘッドへの対応を考える」と発言
当初、マザーフレイムが本物とわかって、ベガパンクがさらに危険視されとも考察されました。

実際はマザーフレイムが必要になって、ベガパンクを簡単に殺せなくなる伏線だったようです。

五老星はヨークの要求を呑むつもりだった?

五老星は、天竜人になりたいというヨークの要求を受け入れる可能性が高くなりました。
CP0にベガパンク暗殺指令が出た際は、ステラとサテライト全員が抹殺対象でした。

ヨークは世界政府が自分を殺すつもりだと判断し、自分以外のベガパンクを殺して再度交渉するつもりだったようです。

マザーフレイム製造にヨークの協力は必要なので、彼女の判断は妥当でしょう。
1089話で五老星はヨークの要求を受け入れ、天竜人に迎えると約束しました。

しかし、ヨークは既に麦わらの一味に捕らえられており、脅されて五老星と交渉していました。
ヨークが人質に取られたことよって、世界政府側にとってかなり面倒なことになりました。

五老星は、海軍にヨーク救出を命令する可能性が高いです。

マザーフレイムの正体に関する考察

マザーフレイムに関するヨークと五老星の会話.
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

マザーフレイムは古代兵器を動かすエネルギーで確定?

1089話の会話で、マザーフレイムは古代兵器を動かせるエネルギーの可能性が非常に高くなりました。
五老星との会話で、ヨークはアレを生産できる融合路パワープラントと発言

アレは、マザーフレイムを意味すると思われます
パワープラントは発電所の意味で使われる多く、そこで生産されるマザーフレイムはエネルギーの可能性が高いです。

また、五老星はヨークにマザーフレイムをさらに作らせようとしています。
製造施設があればヨーク1人でも、マザーフレイムは作れるようです。

ルルシア王国の上空に浮かんだ巨大兵器が簡単に作れるとは考えにくく、このことからもマザーフレイムはエネルギーの可能性が高くなりました。


マザーフレイムは古代兵器のコピーの可能性も

ただし、マザーフレイムが兵器そのものである可能性はゼロではありません。
ルルシア王国とエニエス・ロビーの大穴が同じものなら、できた原因も同じ可能性が高いです。

エニエス・ロビーの穴は空白の100年にできた可能性が高く、年代的にも古代兵器で開けられたと考えられます。

マザーフレイムが兵器なら古代兵器と同じ攻撃ができることになり、古代兵器のコピーの可能性も考えられます。

マザーフレイムが新兵器の可能性は低い

マザーフレイムが、ベガパンクの開発した完全な新兵器である可能性は低いです。
1086話で、イム様はマザーフレイムを使いたいと言いました。

その際、五老星は使ってみなければ「アレが本物かどうかもわからない」と発言しています。
マザーフレイムが新兵器なら、本物かわからないという発言は不自然です。

マザーフレイムは、元々あった古代兵器を動かすためのエネルギーか、古代兵器をコピーしたもののどちらかと考えられます。

マザーフレイムが古代兵器を動かすエネルギーだった場合の考察

研究所を傷つけないと約束する五老星
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

世界政府はすぐに古代兵器を使えない?

世界政府は、今すぐに古代兵器を使えない可能性があります。
世界政府がルルシアを消滅させたため、その兵器でクロスギルドや革命軍を攻撃すると予想されました。

しかし、マザーフレイムが無ければ、古代兵器は使えません。
五老星がヨークにマザーフレイムを要求していることから、マザーフレイムは残り少ない可能性が高いです。

ルルシア王国への攻撃で、マザーフレイムを使い果たした可能性もあります。
マザーフレイムの残りが無いのなら、世界政府は製造施設を確保するまで古代兵器を使えません。

世界政府は古代兵器を使えたくても、現状では簡単に使えないのでしょう。

マザーフレイムは鉄の巨人の動力と同じもの?

マザーフレイムは、エッグヘッドにある鉄の巨人動力と同じものの可能性もあります。
鉄の巨人は200年前にマリージョアを襲撃した後、動かなくなり、エッグヘッドに運ばれました。

ベガパンクは鉄の巨人の動力を作れなかったといっていましたが、現在どうなのか言及する前に話が中断してそのままになりました。

鉄の巨人は、空白の100年に作られたものです。
製造された年代が同じなら、古代兵器のエネルギーと鉄の巨人の動力が同じ可能性もあります。

鉄の巨人の動力を再現しようとした結果、古代兵器を動かすエネルギーができただけかもしれません。

マザーフレイムはベガパンクの夢のエネルギー?

マザーフレイムは、ベガパンクの思い描いた夢のエネルギーの可能性もあります。
ベガパンクは、世界に無償でエネルギーが行き渡る世界を作ろうとしていました

ドラゴンとイワンコフの会話から、ベガパンクが積極的に兵器を作る人物とは思えません。
無償のエネルギーを研究する過程で、古代兵器を動かすエネルギーができたのではないでしょうか。

善意で無償のエネルギーを作ろうとした結果、破壊兵器を動かすエネルギーができたのだとしたら何とも皮肉な話です。

マザーフレイムを巡る今後の展開考察

エッグヘッドを囲む船団
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

海軍がマザーフレイムを手に入れたら世界政府の勝利確定?

海軍がエッグヘッドにあるマザーフレイムの製造施設を確保したら、世界政府にとって圧倒的に有利な展開になるのは間違いありません。

ルルシアを消滅させた兵器は、ワンピースの世界観の中でもあまりに強力な力です。
簡単に使用することができるなら、世界政府に逆らう勢力を恐れる必要はありません。

四皇海賊団も、革命軍も簡単に消し去ることができるでしょう。
五老星も「その力が自在に使えたなら永い戦いが終焉を迎える」と言っていました。

マザーフレイムを自由に使えるようになったら、誰も世界政府に逆らうことはできなくなるでしょう。
エッグヘッドの戦いは、世界の命運を分ける戦いになる可能性もでてきました。

世界政府は簡単にエッグヘッドを攻撃できない

1089話で海軍はエッグヘッドを包囲しましたが、簡単には攻撃できない可能性が高いです。
エッグヘッドにはマザーフレイムを製造する施設があるため、うかつな攻撃はできません

また、マザーフレイムを提供すると約束したヨークは、麦わらの一味に捕まっています。
五老星にとってヨークは必要な人材なので、助けないわけにはいきません。

ルフィは、1089話のラストでヨークを盾にして逃げると言っています。
ヨークを人質に取られたら、海軍の攻撃はますます難しくなるでしょう。

ルフィはマザーフレイムの製造施設を破壊する?

ルフィは、マザーフレイムの製造施設を破壊する可能性もあります。
1089話の時点でルフィは、海軍から逃げる事を考えています。

しかし、マザーフレイムが大量殺戮に使われるものだと知ったら、製造施設を破壊しようとするかもしれません。
事件の背景を理解したナミが、製造施設を盾にする展開もありそうです。

展開次第では、麦わらの一味が無償で使えるエネルギーを生み出す施設を破壊したと報道されるかもしれません。

黒ひげもマザーフレイムを狙っている?

エッグヘッドによって来た黒ひげが、マザーフレイムを狙う可能性もあります。
マザーフレイムがエネルギーであれ、兵器であれ、黒ひげが狙う価値は十分にあります。

マザーフレイムのことを黒ひげが、事前に知っていた可能性は低いです。
ただ、1089話では五老星とヨークの会話が、海軍に盗聴されていました。

五老星の使う電電虫は、意外に簡単に盗聴できるようです。
黒ひげ海賊団が、会話を盗聴してマザーフレイムの存在を知る展開も考えられます。

黒ひげまで、マザーフレイムを手に入れようとした自体はますます混乱するでしょう。

マザーフレイムが与える影響についてまとめ

実は捕まっていたヨーク
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

マザーフレイムが、世界に与える影響や正体について考察しました。
舞台がエッグヘッドに戻り、海軍と麦わらの一味の戦いが始まるかと思われました。

しかし、マザーフレイムの重要性やヨークが人質に取られたことにより、単純な戦いにはなりそうもありません。

マザーフレイムを世界政府が手に入れるのかどうかで、物語の展開は大きく変わりそうです。
今後のエッグヘッド編の展開から目が離せません。

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