
目次
1085話で五老星が悪魔の実の能力者の可能性が高くなり、さまざま考察がされてきました。
エッグヘッドにサターン聖が怪物化した姿で上陸したことで、悪魔の実が確定したとも言われています。
サターン聖の正体や能力について考察します。
エッグヘッドに上陸したサターン聖の描写

サターン聖が怪物の姿で上陸
1094話ではサターン聖は、怪物化した姿でエッグヘッドに上陸しました。
サターン聖はパシフィスタに止まるように命令を出し、直後に地面に魔法陣が現れます。
魔法陣の中の五芒星から、サターン聖が現れました。
上陸したサターン聖は頭には牛のような角があり、下半身は蜘蛛のような姿でした。
1085話で五老星と思われるシルエットが描かれ、立ち位置から左端の牛のような頭の影がサターン聖と言われていました。
1094話のサターン聖の姿から、1085話の牛頭の影はサターン聖で間違いないでしょう。
瞬間移動で移動できる
サターン聖は、魔法陣を利用して瞬間移動できることが判明。
1093話の時点でサターン聖は船上にいたと思われますが、1094話で突然エッグヘッドに出現しました。
最初に魔法陣が出現し、魔法陣の中の五芒星から浮き上がるようにサターン聖が登場しています。
移動前にある程度時間がかかるようですが、サターン聖は長距離でも一瞬で移動可能なようです。
五老星が瞬間移動する前に、爆発が起きているように見えるのが気になります。
瞬間移動が、サターン聖自身の能力なのか、何かを利用した移動方法なのかは不明です。
睨んだだけで海兵を殺害?
五老星は、睨んだだけで海兵を殺害した可能性があります。
五老星が上陸する前に、島内の海兵に五老星の上陸がアナウンスされました。
その際、「准将以下はまみえることも許されぬ!!」に、海兵に警告もされています。
しかし、海兵の1人がサターン聖だと気づかずに、怪物の姿を見ていました。
姿を見られた次の瞬間、サターン聖の目が光り、海兵は倒れてしまいました。
サターン聖を見た海兵がどうなったのか不明ですが、頭の辺りから血が噴き出したように描かれています。
目が光った描写からサターン聖に攻撃されたようにも見えますが、姿を見ただけでダメージを受ける能力の可能性もあります。
ルフィたちの反応でサターン聖が強いことはほぼ確定
サターン聖が現れる直前にルフィたちが気配に反応しており、サターン聖が強い可能性はかなり高くなりました。
サターン聖が命令を出す直前に、ルフィ・ゾロ・黄猿・ルッチ・ジンベエが異様な気配に反応。
ルフィが黄猿の接近に気づいた時とサターン聖が上陸しようとした時の反応はかなり似ています。
海軍中将が気づいているような描写もあり、反応の大きさからサターン聖は黄猿以上の強さとも考えられます。
ジンベエは「何じゃこの異様な気配!!」と驚いており、サターン聖はかなり異質な存在なのかもしれません。
サターン聖の悪魔の実に関する考察

サターン聖はゾオン系の覚醒者?
1094話の描写で、サターン聖はゾオン系悪魔の実の覚醒者の可能性が濃厚になりました。
サターン聖が変身した姿は、黒い羽衣のようなものを身につけています。
羽衣はルッチやカクも身につけており、理性を保ったままゾオン系の悪魔の実を覚醒させた者が羽衣を身につけると考察されています。
サターン聖が悪魔の実の能力者だと確定はしていませんが、羽衣を身につけていることからも同じ系統の能力の可能性は高いです。
サターン聖の悪魔の実は牛鬼?
サターン聖の悪魔の実は、牛鬼だという意見が多くなっています。
牛鬼は、頭が牛で体は蜘蛛の姿をした妖怪です。
牛鬼は人間を襲う妖怪ですが、姿を見ただけでも病になり、攻撃したら祟られると言われています。
サターン聖の姿を見た海兵が倒れたのも、姿を見た者が病になる牛鬼の能力が連想されます。
ただの妖怪なので五老星の食べる悪魔の実にふさわしいかは微妙ですが、1094話で描かれたサターン聖の姿には牛鬼のビジュアルはぴったりです。
牛鬼に似た外見の土蜘蛛という妖怪もいるため、サターン聖が食べているのは土蜘蛛の悪魔の実の可能性もあるかもしれません。
サターン聖の悪魔の実は牛鬼で確定とも言われていますが、五芒星を使って瞬間移動している点に違和感があります。
サターン聖の悪魔の実は悪魔バアル?
サターン聖が食べているのは、悪魔バアルの悪魔の実の可能性もあります。
バアルは、東の王の異名を持つキリスト教・ユダヤ教の大悪魔で地獄の大君主の1人です。
大悪魔の中では知名度は低いですが、ソロモン72柱の序列1位で66の軍団を率いるとされています。
バアルはさまざまな姿で描かれているため、定番のものはありません。
ただ、バアルは牛や蜘蛛の姿で現れるとも言われており、バアルを象徴する要素が一体化した姿で描かれることもあります。
バアルが頭部が牛、下半身が蜘蛛の状態で描かれても不自然ではありません。
移動手段に魔法陣を使用しているのも、悪魔の方が違和感がないでしょう。
サターン聖の悪魔の実がアラクネの可能性は低い
サターン聖の悪魔の実が、アラクネである可能性は低いです。
アラクネはギリシャ神話に登場し、上半身が人間で下半身が蜘蛛の姿をしています。
さまざまな作品に登場しており、アラクネは知名度が高いです。
ただ、ギリシャ神話のアラクネは女性であり、ほとんどの作品でも上半身は女性として描かれています。
また、頭に角があるという伝承もありません。
これらの点からサターン聖が、アラクネの悪魔の実を食べているとは考えにくいです。
サターン聖の能力について考察

海兵を倒したのは悪魔の実の能力?覇気?
サターン聖の姿を見た海兵が倒れたのは、悪魔の実の能力とも覇気とも考えられます。
サターン聖の悪魔の実として有力視されている牛鬼は、姿を見た相手を病にする妖怪です。
サターン聖の姿を見た海兵が、血を噴き出して倒れたのは牛鬼の能力の可能性があります。
ただ、サターン聖の姿を見て倒れたのは1人だけなので、睨まれて倒れてのかもしれません。
海兵が倒れた描写は、覇王色の覇気で倒れる描写にも似ています。
ただ、覇王色の覇気は意識を失わせるだけで、覇気だけで肉体的なダメージを与えた描写はありません。
覇王色の覇気で海兵に肉体的なダメージを与えたなら、サターン聖が四皇以上の覇王色の覇気の使い手の可能性も出てきます。
見えない蜘蛛の糸で相手を押さえつけている?【追記】
1095話で、サンジ・フランキー・ベガパンクの3人が謎の力で押さえつけられて動けないことが判明しました。
ベガパンクは科学でなければ悪魔の実の力と言っており、サターン聖の悪魔の実の能力で動けない可能性が高そうです。
3人が動けなくなったコマはズズズと書かれており、何かで押さえつけられていることを表していそうです。
念力のようにも見えますが、見えない蜘蛛の糸で3人を押さえつけているのかもしれません。
サターン聖の悪魔の実は蜘蛛系統に見えますし、蜘蛛の糸は細くて丈夫です。
見えないほど細い蜘蛛の糸で人間が動けなくなっても、それほど不自然ではありません。
瞬間移動は悪魔の実の能力?
サターン聖の瞬間移動は、悪魔の実の能力だと考えるのが自然でしょう。
すでに瞬間移動する悪魔の実は登場しており、五老星が能力で瞬間移動するのは十分考えられます。
ただし、牛鬼や土蜘蛛が瞬間移動するような伝承はありません。
魔法陣や五芒星も西洋のものなので、日本の妖怪が使用するのは不自然です。
サターン聖が能力で魔法陣を作って瞬間移動しているなら、悪魔になる悪魔の実を食べていると考える方が自然かもしれません。
何らかの装置で瞬間移動した可能性も
魔法陣の瞬間移動は、悪魔の実の能力ではなく何らかの装置で瞬間移動したのかもしれません。
ベガパンクステラは、初登場字に瞬間移動の実験に失敗していました。
ワンピースの世界では化学技術で瞬間移動は可能ですが、実用化されていない可能性が高いです
しかし、五老星は古代兵器を所有している可能性があり、他にも失われた技術があるかもしれません。
サターン聖は古代文明の技術を使って、瞬間移動している可能性もありそうです。
年を取らず傷も消えるのは不老不死だから?【追記】
1095話でサターン聖は38年前から外見が変わっていないことが判明し、ボニーに刺された傷と血の跡も消えてしまいました。
傷が無くなったのは再生能力だとしても、血の跡まで消えたのはまるで傷を受けたことがなかったことになったように見えます。
年を取っていないように見えることも考えると、まるでサターン聖は不老不死のようです。
オペオペの実で不老手術ができることは判明していますが、年を取らなくなるだけで死ななくなるわけではありません。
仮に不老不死なのだとしたら、どうやってサターン聖が不老不死になったのか謎が残ります。
サターン聖は人間ではない可能性を考察【追記】

サターン聖はエッグヘッド編が始まってから、自分が人間ではないかのようなセリフが増えました。
サターン聖が人間ではない可能性を考察します。
五老星は月の民?
五老星は、月の民など青い星の外から来た宇宙人の可能性もありそうです。
ワンピースの扉絵連載「エネルのスペース大作戦」で、月の民や宇宙海賊の存在が明らかになっています。
本編では語られていませんが、ワンピースの世界には宇宙人が存在しているのです。
宇宙服のようなものを着ている天竜人には、月の民説もあります。
天竜人が月の民なら、天竜人のトップの五老星も月の民ということに。
サターン聖が38年前から外見が変わっていないのも、不老なのではなく寿命が青い星の人間より長いのかもしれません。
五老星は悪魔の実の能力者ではなく悪魔そのもの?
五老星は悪魔の実の能力者ではなく、悪魔そのものとも考えられます。
悪魔の実は謎の存在ですが、海の悪魔が宿っているとされています。
海の悪魔が何なのかは不明ですが、ワンピースの世界に悪魔が実在することを示唆しているとも言えそうです。
ワンピースの世界に悪魔が存在しているなら、五老星が悪魔の実を食べているのでなく、悪魔そのものという展開は十分にありそうです。
サボの言っていた「世界のてっぺんに地獄があるとは」というセリフも、イム様や五老星が地獄に住む悪魔であること暗示しているのかもしれません。
五老星が20人の王の末裔というのは嘘の可能性も
仮に五老星が人間でないとすると、20人の王の末裔というのも嘘の可能性が出てきます。
天竜人に関しても様々な説がありますが、言い伝えの通りなら天竜人は人間のはずです。
天竜人は、世界政府を作り上げた20人の王の末裔とされています。
20人の王は元々地上にあった国の王で、青い星の外からやってきたわけではありません。
天竜人になるはずだったネフェルタリ家は、アラバスタの王族だったことも確定しています。
ネフェルタリ家は普通の人間なので、他の天竜人も普通の人間の可能性が高いです。
五老星が人間でないとすると、自分たちが地上の王の末裔だと嘘をついているのかもしれません。
サターン聖に関する今後の展開予想

サターン聖がセラフィムを回収する?
上陸したサターン聖が、セラフィム回収に動く可能性もあります。
セラフィムは現在動きを封じられていますが、解放できれば戦況はより世界政府にとって有利になります。
サターン聖がセラフィムに命令すれば、サターン聖を倒さない限り、セラフィムの命令を書き換えることもできません。
サターン聖が、セラフィム回収に動く可能性は十分にあります。
ただ、Sスネークがルフィの言うことを聞いたように、セラフィムが命令に従わない伏線もあります。
セラフィムの今後の動向にも注目です。
サターン聖を刺したことでボニーが死亡?
1094話のラストでサターン聖を刺したことで、ボニーが死亡する展開も考えられます。
サターン聖が牛鬼の能力者なら、サターン聖を攻撃すると病気になる可能性があります。
サターン聖を刺したボニーが、呪われて病気になる展開が描かれるかもしれません。
牛鬼を攻撃したものが必ず死ぬわけではないので、謎の多いボニーがこのまま死ぬ可能性は低いでしょう。
ただ、牛鬼の能力で倒れることになったら、かなり苦しむ展開になりそうです。
エッグヘッドでサターン聖が死ぬ可能性も?
以前からエッグヘッドで起きる世界に衝撃を与える事件は、サターン聖が死亡することではないかという予想もあります。
1094話は、サターン聖がボニーに刺されたところで終了しました。
しかし、サターン聖がボニーに簡単に殺されるほど弱いなら、護衛もつけずに1人で上陸するのは有り得ないでしょう。
サターン聖も刺されても平然としているので、ダメージはほとんどないか、傷が治ってしまう可能性が高いです。
サターン聖には謎も多く、この段階で死亡する可能性が低いでしょう。
ただ、ワンピースは最終章です。
謎がすべて判明し、サターン聖が死亡する展開もあるかもしれません。
サターン聖の正体に関する考察まとめ

サターン聖の正体に関して考察しました。
サターン聖の悪魔の実が確定したわけではありませんが、かなり真相に近づいてきたと思われます。
サターン聖はかなりの強さと思われるので、次回から本格的なバトルになる可能性も高そうです。
エッグヘッドの世界に衝撃を与える事件が、どんなものなのかにも注目が集まります。