
目次
鬼滅の刃に登場する鬼の中でも、トップクラスに人気なのが上弦の参・猗窩座。
強いというのはもちろん、顔もイケメンだったり、男らしいところも人気です。
しかし、それ以外にも人気の理由があるのです。
それは、人間時代の過去。
人間時代の猗窩座は、鬼の時とは性格もかなり違っています。
また、同情してしまうほどの悲しい過去でもあるのです。
今回は、猗窩座の泣ける過去について、詳しく解説していきます。
「鬼滅の刃」アニメ4期の続きを今すぐお得に楽しめるサービス
題名 | 収録巻 |
鬼滅の刃 アニメ1期 | 漫画7巻の54話「こんばんわ煉獄さん」の冒頭まで放送 |
鬼滅刃 劇場版「無限列車編」 | 漫画7巻の54話から8巻の69話まで収録 |
鬼滅の刃 アニメ2期「遊郭編」 | 漫画8巻70話〜11巻97話まで収録 |
鬼滅の刃 アニメ3期「刀鍛冶の里編」 | 漫画12巻98話〜15巻127話まで収録 |
鬼滅の刃 アニメ4期「柱稽古編」 | 漫画15巻128話〜16巻136話まで収録 |
鬼滅の刃 アニメ5期「無限城編」 | 漫画16巻137話〜23巻205話最終回まで収録 |
表の通り、アニメ3期の続きを読みたい方は漫画15巻から読むことをオススメします!
アニメの続きが気になって、漫画で先読みしたい方は、下記2サイトをお得に利用しましょう!

②初回50%オフセールや、漫画購入毎にポイント還元!
③漫画は9000冊が無料読み放題!
【鬼滅の刃】猗窩座の泣ける過去
鬼滅の刃では、必ずと言っていいほど鬼の人間時代の回想シーンがあります。
猗窩座の過去も描かれているのですが、それはかなり悲しい過去でした。
猗窩座の過去では、キーとなる人物が3人います。
猗窩座の父親、どうしようもない猗窩座を救ってくれた恩人、猗窩座のことを認めてくれた女性。
では、詳しく見ていきましょう。
人間時代の名前は狛治(はくじ)

時代は江戸、「狛治(はくじ)」という少年がいました。
そう、その少年こそが、人間時代の猗窩座です。
狛治は、病で寝込んでいる父親と2人で暮らしていました。
家はかなりの貧乏で、父親のための薬、さらに普段の食事までも買えないほどでした。
唯一の家族である父親を助けたい一心で、11歳の頃から狛治は盗みを働くようになります。
盗みも上手ではなかったため、何度も捕まっては罰を受けていた狛治。
その罰とは、百叩きの刑を受け、罪人であることの証である刺青を刻まれるものでした。
何度捕まってもやめなかったのは、ただ父親を助けたかったからという、優しい心の持ち主だったのです。
父親の自殺

それからも盗みをやめることはなかった狛治。
罰を与える場所である奉行所では、「鬼子」と言われていました。
そして、腕に6本目の刺青が入れられた後、家への帰り道で近所のおじいさんから、あることを伝えられます。
近所のおじいさん
「お前がまた捕まったって聞いて
親父さんが首括って死んじまった」
狛治の父親は、自分のせいで狛治が盗みを働いては傷ついていることを気にして、迷惑をかけたくないと自殺したのです。
父親は死ぬ前に、ある手紙を残していました。
父親の手紙
「狛治へ
真っ当に生きろ まだやり直せる
俺は人様から金品を奪ってまで生きながらえたくはない
迷惑をかけて申し訳なかった」
唯一の生きがいだった父親を失った狛治は自暴自棄になり、江戸を出ることに。
お金も持たずに11歳の少年は旅へ出たのです。
恋雪(こゆき)と慶蔵(けいぞう)との出会い

ある町でのこと。
大人7人に囲まれた狛治でしたが、素手で全員を倒してしまいました。
騒ぎを聞きつけ、そこに駆けつけた人物こそが、その後の狛治の人生を大きく変えることになる「慶蔵(けいぞう」です。
慶蔵は、素流という素手のみを用いて戦う武術の道場主でした。
慶蔵は狛治の実力を見込み、「道場の門下生にならないか」と誘ったのですが、断られてしまいます。
そこで、手合わせをすることになった狛治と慶蔵。
その結果は、慶蔵の圧勝。
慶蔵は一歩も動かず、狛治を倒してしまったのです。
狛治は気がつくと、慶蔵の道場にいました。
そして慶蔵は、罪人である狛治に、病で寝込んでいた娘・恋雪の看病を頼みます。
狛治が恋雪を初めて見たとき、同じように病弱で寝込んでいた父親の姿が重なりました。
それからの狛治は、毎日恋雪の看病を行いながら、門下生として慶蔵に稽古をつけてもらう日々を過ごすことになります。
恋雪からのプロポーズ

道場での生活は平和でした。
月日は3年が経ち、狛治は18歳になっていました。
恋雪は16歳になり、病気も治って不自由なく暮らせるようになるまでに回復。
ある日、狛治は慶蔵に呼ばれ、道場を継いでくれないか提案をされます。
突然の提案で戸惑いはしたものの、狛治はそれを受け入れ、道場を継ぐことになります。
そして、狛治と恋雪が花火大会を一緒に見に行った時のこと。
恋雪
「私は狛治さんがいいんです
私と夫婦になってくれますか?」狛治
「はい 俺は誰よりも強くなって
一生あなたを守ります」
狛治は恋雪からのプロポーズを受け入れ、結婚を約束したのでした。
恋雪と慶蔵が毒殺

恋雪との結婚が決まった数日後のこと。
狛治は1人で、父親の墓参りに行っていました。
そして家に帰ると、道場の手伝い人から「慶蔵と恋雪が毒殺された」ことを知らされます。
道場の井戸に毒を入れられ、2人はそれを飲んでしまったのです。
狛治は、井戸に毒を入れた隣の道場に行き、67人を殺害。
その時の詳細は、奉行所に記録が残っていました。
「死因は素手による頭部破壊 内臓破壊
ほとんどの遺体は潰されて原型もなくひしゃげた上
体の一部が大きく欠損
顎や脳や目玉 手足 内臓が天井及び壁に
飛び散り張り付く地獄絵図」
鬼舞辻無惨によって鬼に

67人を殺し、血だらけで外を歩いていた狛治。
そこに、鬼の始祖である鬼舞辻無惨が現れます。
狛治が道場で暴れたことで、鬼が出たと騒ぎになっていたため、それを確かめにきたのです。
狛治は鬼舞辻無惨に攻撃を仕掛けますが、簡単に受け流され、顔を手で貫かれてしまいます。
強い鬼を作ろうとしていた鬼舞辻無惨は、狛治に血を流し込み、鬼にしようとしました。
そして、狛治は血に対応することができ、鬼として、猗窩座として生きることになったのです。
【鬼滅の刃】道場の井戸に毒を入れた張本人とは?

かつて狛治(猗窩座)の恋人であった恋雪と、その父親の慶蔵は、道場の井戸に毒を入れられ、それを飲んで死亡してしまいます。
では、一体その毒を入れた人物とは誰なのか。
それは、本編では語られていません。
しかし、実は単行本18巻のおまけページに少しだけ書かれているのです。
道場の井戸に毒を入れた人物、、、
それは、、「隣の道場の跡取り息子」です。
恋雪と同じ年くらいで、恋雪のことが好きな少年でしたが、性格は非常に乱暴で横柄な態度をとっていました。
ことの発端は、跡取り息子が恋雪を無理やり外へ連れて行った時のこと。
恋雪は発作を起こしてしまい、それをみた跡取り息子は怖くなって逃げたのです。
狛治が恋雪を見つけたおかげで助かったのですが、慶蔵はそれに怒り、隣の道場に決闘試合を申し込みました。
その試合では、慶蔵が出るまでもなく、狛治が全員を倒し、これからは道場(恋雪)に関わらないことを約束します。
それに怒った跡取り息子は、真剣で狛治に襲いかかってきました。
狛治は冷静に対応し、真剣を側面から殴り折ります。
この凄さに隣の道場主はおそれ、素直に負けを認めて、道場へ関わることをやめることを誓ったのでした。
それからは平穏な生活が続いていたのですが、隣の道場主が亡くなり、それと同時に狛治と恋雪の結婚の話を聞いた跡取り息子は、戦っても負けてしまうため、道場の井戸に毒を入れたのです。
そして、毒を飲んでしまった恋雪と慶蔵。
慶蔵は毒で苦しみながらも、恋雪を医師の家まで届けようと必死で走っていましたが、恋雪はすでに亡くなっており、慶蔵も数時間後に苦しみながら死んでいったのでした。
【鬼滅の刃】猗窩座が鬼になった悲しい理由とは?

猗窩座が鬼になった理由。
それは、大切にしていた人がみんないなくなってしまい、生きがいがなくなったからでした。
最初は、唯一の家族だった父親が、自分の盗みが原因で自殺してしまいます。
それから、荒れていた自分を道場に誘ってくれ、面倒を見てくれた慶蔵は毒で死亡。
さらに、結婚する約束をしていた恋雪も毒で死んでしまうのです。
自分が大切にしていた、守ると約束していた人が全員死んでしまいました。
もう生きる希望などなくなってしまった狛治は、鬼舞辻無惨と出会い、人生がどうでもよくなって鬼になったのです。
【鬼滅の刃】猗窩座の過去は漫画だと何巻の何話で見れる?
と恋雪-pixiv@ygks-285x420.jpeg)
悲しい過去を経験していた猗窩座。
その猗窩座の人間時代について語られているのは、漫画だと以下で見ることができます。
18巻の第154話「懐古強襲」
18巻の第155話「役立たずの狛犬」
18巻の第156話「ありがとう」
【鬼滅の刃】猗窩座の過去まとめ
猗窩座の人間時代は、波瀾万丈でした。
父親を失って何もなくなり、絶望していた猗窩座も、慶蔵と恋雪と出会い、幸せな生活を手に入れます。
しかし、それも2人の死亡によって、すぐになくなってしまうのです。
この過去を読んで、多くの人が涙したのではないでしょうか。
これで猗窩座のファンになった人も多くいると思います。
猗窩座の人気も頷けますね。
猗窩座の魅力はまだまだありますので、注目していきましょう。