キングダムネタバレ778話③圧倒的な機動力で左翼は有利な戦況

秦軍左翼側。
陽端和軍は好調な出だしで、馬南慈軍を次々になぎ倒していきます。

黒修馬と田隼は「北東部軍2万もいつでも出られますので!遠慮なくお声がけを」と、陽端和に伝えますが、近くにいる山の民に「ひっこんでろ」と言われる始末です。

一方、キタリが所属しているメラ族も士気は高く、敵を押し込んでいました。

特攻隊のバジオウよりも前に出ているメラ族は、この流れのまま早々に番吾城を目指します。

キングダムネタバレ778話④最後の力を振り絞る壁

番吾場内。
奴隷が収拾されている宿舎に、壁の姿がありました。

助骨は浮き出てしまい、立つことすらもままならないほど衰弱していて、既に身体は限界を迎えていました。

土木作業が急になくなったと思えば、そこから食事が途絶えてしまったのです。

メシだぞ」と、趙軍の監視係が食事を持ってきますが、お椀を持ち塀の外へ手を伸ばす秦軍の奴隷らめがけて、スープを投げ入れます。

食事は床へこぼれ落ちてしまったスープだけだと監視係に言われると、奴隷たちは涙ながらに床をすすりました。

そして、監視係は、城外の平原付近で秦軍と趙軍が交戦していることを奴隷たちに伝えます。

趙軍の監視係は、また趙軍に大勢の犠牲者が出る上に、自身の子どもも奴隷のような目にあうかもしれないと、攻めてきた秦軍を憎んでいたのです。

壁は、「よりによって番吾を狙ってしまったのか...」と、城外にある頭佐平原の罠について、簡単には抜けれないだろうと心配していました。

一方その頃、李牧の後を追う信の目の前に驚きの光景が広がっていました。

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