呪術廻戦180話ネタバレ|仙台結界決着!乙骨勝利!!

ついに石流vs乙骨の一騎打ちとなった仙台結界の戦い。
強者がひしめく激戦区を制したのは乙骨でした。
その決戦の模様は、どのようなものだったのでしょうか。
また、石流たちは今後どうなるのでしょうか。

戦いの決着が描かれた第180話「仙台結界⑦」のネタバレです。

『呪術廻戦』前回179話のおさらい

乙骨・烏鷺・石流の3名が同時に領域展開を発動し、領域の押し合いになるかと思われたそのとき。
単為生殖によって生まれていた黒沐死が、突如復活しました。
相性の悪い烏鷺が黒沐死に反応し、均衡が崩れてしまいます。
注意を逸らした烏鷺は片腕を失い、さらには石流の追撃も受けて崩れ落ちました。
領域展開の直後は術式が焼き切れて使用が困難であり、烏鷺の「空を操る」術式が使えなかったのが敗因となりました。

もちろんこのとき、乙骨も術式は回復していません。
その一方で石流は、術式を使わずともグラニテブラストを発射することができます。
邪魔者がいなくなった石流は、乙骨との一騎打ちに臨みます。
迎え撃つ姿勢の乙骨でしたが、このとき彼の術式はまだ回復していませんでした。

『呪術廻戦』180話ネタバレ①|石流に答える乙骨

乙骨も、呪力の高出力指向放出をすることができます。
ただし、「リカ」が完全顕現している間のみ。
残り時間はわずかな上に、最大出力では石流にやや劣ります。
そのため、乙骨はより早く呪力を溜め、石流が最大出力に達する前に攻撃する必要がありました。
しかし、石流の思いが、乙骨にそうはさせませんでした。
石流がこのとき願っていたのは、「全力同士のぶつかり合い」です。

石流が400年以上もの長い間渇望していたのは、「誰かと全力を出し切って戦うこと」だったのでしょう。

石流の眼差しから、この思いを読み取った乙骨は、「1回だけですよ」と言ってこの思いに応じたのでした。
戦いそのものに意味を見出す、ということをしない性質の乙骨が、石流の気持ちを汲み取ったため、最高出力同士の撃ち合いとなったのです。

『呪術廻戦』180話ネタバレ②|術式回復!乙骨の反撃

押し負けたかに見えた乙骨ですが、第二波がありました。
歓喜する石流の前に出てきたのは、しかし「リカ」の方です。
乙骨本人は、ブラストと同時に飛び出していました。
第二撃は「リカ」単体での攻撃だったのです。
石流にとって多少の想定外ではありましたが、防ぎきれないものではありません。
以前に「リカ」がしたように、呪力の砲撃を腕で防御したのです。
威力が高くなかったことも、石流の有利に働きました。

領域展開、そしてそこから続いた戦闘、石流は乙骨に余力はほぼないと踏んでいました。
乙骨の敗北が予想され、グラニテブラストが放たれた、そのときでした。

乙骨が、「空間を歪めて」この攻撃を防いだのです。
これは「空を操る」術式、烏鷺亨子のものでした。
乙骨の術式は、既に回復していたのです。

『呪術廻戦』180話ネタバレ③|死闘

乙骨が「烏鷺の術式を模倣した」ことに、石流は動揺します。
もちろん石流は、乙骨がただの呪言師だと思っていたわけではありません。
「リカ」と乙骨がそれぞれ異なる術式を持っている、と予測していました。
しかし、乙骨が烏鷺の術式を使ったのを見て、「乙骨の術式は『模倣』」であると判断します。
そうであるならば、余程の条件があるだろう、ということも石流は予測していました。

ここで思い出しておきたいのが、「乙骨が烏鷺と一対一で戦った」ところは石流も目撃していた、という点です。
石流の知らないところで、烏鷺の術式がコピーされていたとは考えにくいのでした。
乙骨は、いつコピーの条件を満たしたのか。
石流が思い至ったのは、烏鷺の腕が吹き飛ばされたときのことです。
あのとき、「リカ」が烏鷺の腕をかみ砕いていました。
石流は、それが条件だったと考えたのです。

補足すると、以前の乙骨の「模倣」は無条件で行えるものでした。
「里香」が成仏し「リカ」となったことで、模倣に条件が加わるようになったのでは?と考えられています。

いずれにせよ、石流は形成を大きく崩されました。
反応しきれない石流に、乙骨は「宇守羅彈(うすらび)」を叩きこみます。

『呪術廻戦』180話ネタバレ④|「満腹だ!!!」

乙骨の一撃に、「リカ」の追撃が重なり、石流の体勢が崩れます。
しかし、ここで時間切れを迎えました。
「リカ」との接続が切れてしまったのです。
この瞬間を見逃す石流ではありません。
完全顕現状態でも持て余すほどの一撃を、彼は「リカ」に叩きこみました。
この攻撃により、「リカ」は限界を迎えてしまいます。

全力を出し切った乙骨でしたが、それでも戦いの決着はついていません。
乙骨vs石流の、拳の打ち合いが始まったためです。

全力を出し尽くしたあとだというのに、まだ続きがある。
これは、石流が初めて味わう感覚でした。

と、そのとき、乙骨が突然石流の服を掴み、動きを封じてきます。
「これまでです」という意味深な発言も同時にする乙骨。
状況を理解できない石流の頭上から、降り注いできたのは彼自身が放った「グラニテブラスト」でした。
烏鷺の術式で、乙骨が軌道を戻していたのです。
戦いを終えた石流は、長きにわたる渇望を満たしてくれた乙骨に語りかけます。

「ありがとう。満腹だ!!!」

『呪術廻戦』180話の感想と考察!

いかがでしたか?

ついに仙台結界の戦いが決着しましたね。
烏鷺亨子、石流龍、どちらも素晴らしい強敵でした。
ドルゥヴも強かったようですから、描写がされなかったのが惜しまれますね。
彼らとは別な意味で話題性ナンバーワンだった黒沐死も、強烈なキャラでした。

ともあれ、4強全員が倒されたわけですから、乙骨の戦闘はここで一区切りとなることが予想されます。
仙台結界編はおそらく、次回事後処理のような内容が差し挟まれることとなるでしょう。

そうなると気になるのが、次に描かれるのは誰か?ということですよね。
これまで登場していない秤&パンダたちの話になるのでしょうか。
それとも、「天使」来栖華と接触した伏黒の話になるのでしょうか。
主人公の虎杖は、今どうしているのでしょうか。

非常に気になるところですが、次号は休載の予告がされています。
仙台結界の戦いの模様を振り返りながら、連載再開を待ちたいですね。

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