研究者はベガパンク

出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

物に悪魔の実を食べさせるという謎技術、研究者はあのベガパンクです。
当然といえば当然でしょうか。

ベガパンクは悪魔の実の能力を複製する技術を確立するほど、深く実の性質を理解しています。

動物系ゾオンけいの能力が人工的に作れるのを知っていたのも、無機物へ能力を与える実験をしていた証でしょう。

ひょっとすると、無機物に能力を与えるのは、能力を複製する技術の応用なのかもしれません。

複製と無機物への能力付与、ベガパンク1人でどれほど悪魔の実の研究に貢献しているのか……。

サターン聖と共に研究していた?

ベガパンク、サターン聖と2人の研究内容を知ると、2人は共同で実験を行なっていたのでは?とも感じられるでしょう。

なぜなら、2人の研究テーマは同じく「実を食べれない存在にどうしたら能力を与えられるのか?」というものだからです。

しかし、筆者としてはあり得ないと感じています。

まず、青玉鱗の研究や、赤子にエキスを与える実験のことは、ベガパンクは知らないようでした。

そもそもベガパンクは研究者ですが、非人道的なことを嫌う程度の良識はあります。

そのため、サターン聖が行なったような実験を知れば、決して看過できないでしょう。

能力を宿すのに必要なのは実の因子?

物にどう能力を宿したのか?

ここからは、悪魔の実の能力を宿すのに必要な要素について考察していきます。

まず、どのようにして物に能力を宿したのか?

実を食べれないのは当然として、赤子のように実のエキスを取り込むことすらできないでしょう。

幾ら動物系の実が意思を持っていると言っても、自ら物に能力を移すのは不可能。

なら方法はただ一つ、エキスに含まれている「能力を発現させるための成分」を物に刻み込むことです。

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