
目次
怪獣8号には、少年ジャンプ+で連載されている人気のバトル漫画です。
怪獣8号にはさまざまな怪獣が登場し防衛隊と戦いますが、どんな種類の怪獣がいるのでしょうか?
怪獣8号に登場する怪獣一覧をご紹介し、能力・強さ・種類の違いなどを解説します。
【怪獣8号】怪獣とはどんな存在なのか?
災害として扱われる巨大生物

怪獣は世界中で出現し、人間を襲撃する巨大生物です。
怪獣8号の世界では、怪獣は地震や台風のような災害として扱われています。
日本では室町時代以前から発生していることが分かっており、その歴史は古いです。
保科宗四郎の実家は、室町時代から続く怪獣討伐の家系として知られています。
怪獣の種類によってさまざまな特性があり、特性を発揮するための器官がユニ器官という名前です。
怪獣の種類によって、翼竜系・菌類系など分類分けもされています。
断層から生まれたエネルギーが、動植物の細胞や鉱物を怪獣に変異させるというのが怪獣が生まれるメカニズムとして有力な説です。
フォルティチュードという指標が怪獣の強さの目安

フォルティチュードは、怪獣の規模を表す数値で地震の規模を示すマグニチュードに近いです。
フォルティチュードが高いほど、怪獣の強度などが高くなるため、強さの目安になります。
ただし、戦い方の違いなどもあるため、単純にフォルティチュードが高いほど強い怪獣とは言い切れません。
本獣・余獣の違いとは

怪獣は複数体が現れることが多く、メインとなる怪獣を本獣と呼び、続いて現れる脅威度の低い怪獣を余獣と呼びます。
フォルティチュー6.0以上の怪獣を本獣クラスと呼びますが、実際は5.0以下の本獣も多数存在します。
フォルティチュード8.0以上は大怪獣・識別怪獣と呼ばれる

フォルティチュードが8.0を超える怪獣は大怪獣と呼ばれ、特に強力なものや討伐に苦労したものを識別怪獣と呼びます。
識別怪獣には登録された順に数字が与えられ、怪獣8号のように呼称されます。
識別怪獣という名前ができたのは近年であり、怪獣1号以前の識別怪獣は存在しません。
フォルティチュード9.0を超えた怪獣は識別クラス、9.5を超えた怪獣は特識クラスと呼ばれることが分かっています。
作中でフォルティチュードが判明している限りでは、特識クラスに該当するのは怪獣6号と怪獣8号のみです。
【怪獣8号】一般的な怪獣一覧
冒頭で横浜市に現れた怪獣

怪獣8号の最初のページに登場した蜥蜴に似た怪獣です。
カラーで描かれた大型の怪獣で、かなり迫力があります。
フォルティチュード6.0で本獣クラスですが、亜白ミナに簡単に討伐されました。
レノを襲撃した怪獣

怪獣8号第1話で、市川レノを襲った人間のような顔をした怪獣です。
一番最初に現れた蜥蜴に似た怪獣の余獣で、第3部隊に討伐されています。
日比野カフカは、命がけでレノを救ったことで彼から慕われるようになりました。
二次試験の怪獣

防衛隊入隊試験の二次試験で、カフカたちが討伐することになった怪獣です。
一年前に八王子に現れた怪獣で、入隊試験の討伐用に捕獲されていました。
受験者の手で全滅させられましたが、怪獣9号にゾンビ化されて復活しました。
菌類系怪獣

キノコのような形状の怪獣で、同種類の本獣と余獣が登場しています。
怪獣8号12話で、カフカが初任務で討伐することになった怪獣です。
繁殖力が高く余獣が1体残っただけで、簡単に増殖してしまいます。
翼竜系怪獣

翼竜に似た姿の怪獣で、口から火を吐き空を飛ぶ能力を持ちます。
大きさは中型ですが、フォルティチュードは6.0以上で戦闘力は高いです。
年間で10件ほど出現する怪獣で、単独で出現することが多いです。
作中では怪獣10号に従う形で、初めて登場しました。
川崎沖に現れた怪獣

怪獣8号39話で、川崎に上陸しようとした二足歩行の恐竜に似た怪獣です。
鳴海弦に一瞬で討伐されたため、どんな能力を持っているのは分かっていません。
蟻型怪獣

怪獣8号42話で、品川区に出現した蟻のような姿の怪獣です。
地底にコロニーを作り、蟻酸を吐くなど、生態も蟻に似ています。
普通は地上に現れる怪獣ではありませんが、怪獣9号に操られる形で大量の蟻型怪獣が地上に現れました。
土竜67型怪獣

モグラと蜥蜴を足したような姿で、隊長100メートルを超える大型怪獣です。
1967年に松本市に初めて出現し、5年に1度の周期で発生しています。
口からブレスを吐いて攻撃する能力を持ち、フォルティチュードは6.4です。
ナンバーズ6を装備した市川レノが、初めて戦った怪獣です。
【怪獣8号】群発災害で出現した怪獣
墨田区に現れた怪獣

墨田区に出現したパキケファロサウルスに似た姿の怪獣です。
頭突きが得意で結婚式場を襲撃しましたが、鳴海弦に簡単に討伐されました。
東京タワーに現れた怪獣
カマドウマに似た姿の怪獣で、東京タワーによじ登る姿が描かれました。
能力などは不明です。
国会議事堂を狙う怪獣

長い首を持つ中型怪獣で、口から光線を吐くことができます。
集団で国会議事堂に向かって進んでいましたが、ナンバーズ4を装備した四ノ宮キコルに全滅させられました。
調布飛行場に現れた怪獣

手が鎌状になっている虫のような姿の中型怪獣です。
集団で攻撃を仕掛けるだけでなく、ヘリコプターを放り投げるなどの攻撃も行います。
10号スーツを装着して初の実戦に臨んだ保科宗四郎に、簡単に全滅させられました。
大泉に現れた怪獣

4本の腕に尻尾を持つ超大型怪獣です。
6体同時に出現し、強力なブレスで街を破壊しました。
戦況を悪化させる強力な怪獣でしたが、亜白ミナの砲撃により全滅しています。
脳を持たない大怪獣

識別怪獣5体を倒した直後に、東京各地に出現した無数の大型怪獣です。
1体1体がフォルティチュード8.0大怪獣クラスであり、識別怪獣を倒して疲弊した防衛隊を絶望させました。
頭部に脳が無い上に外部の信号を受信して動いているらしく、怪獣9号を倒せば自力では行動できないと推測されています。
【怪獣8号】討伐済みの識別怪獣一覧
怪獣3号・5号・7号も討伐済みですが、最新102話の時点で情報がありません。
怪獣1号

回避不能の攻撃を行い、未来視の怪獣と呼ばれた最古の識別怪獣です。
脳内の電気信号を読み取ることで、相手が回避できない攻撃をしていたことが分かっています。
現在は怪獣1号の網膜を使用したナンバーズ1を鳴海弦が装備しています。
鳴海と怪獣11号との戦いで描かれた牛のような角に複数の目を持つ大型怪獣が、生前の怪獣1号の可能性が高いです。
怪獣1号に関しては以下の記事で詳しく解説しています。
興味のある方はぜひチェックしてみてください。
怪獣2号

1972年に出現し、札幌を壊滅寸前まで追い込んだと言われる大型怪獣です。
衝撃波を操る怪獣で、凄まじい破壊力を持っていたと言われています。
また、死亡する寸前まで戦意を失わなかったため、気位の高い怪獣としても知られています。
怪獣2号の衝撃波を操る能力を参考にして、防衛隊の炸裂弾が作られたようです。
怪獣2号を兵器化したナンバーズ2は、四ノ宮功が使用していましたが怪獣2号に吸収されてしまいました。
怪獣2号に関しては以下の記事で詳しく解説しています。
興味のある方はぜひチェックしてみてください。
怪獣4号

最速のナンバーズとして知られるナンバーズ4のベースになった識別怪獣です。
ナンバーズ4の性能から、高い飛行能力を持った怪獣の可能性が高いです。
ナンバーズ4は四ノ宮ヒカリが使用した後に、現在は四ノ宮キコルが使用しています。
キコルの回想シーンで登場したスカイフィッシュのような怪獣が、怪獣9号だと思われます。
怪獣6号

複数の巨大怪獣を従え、怪獣の王と呼ばれた恐竜型の巨大怪獣です。
討伐の際に3人の隊長と200人以上の隊員が死亡し、四ノ宮ヒカリも怪獣6号との戦いで殉職しています。
フォルティチュード9.6で、特識クラスに該当する怪獣の1体です。
冷気で周囲を凍結させる能力を持っており、怪獣6号の能力を参考に防衛隊の凍結弾が作られました。
兵器化された後も適合者が現れませんでしたが、市川レノが初めて適合者になっています。
高いカリスマ性を持った怪獣であり、仲間に信頼された人間でないと適合者にはなれないようです。
怪獣6号に関しては以下の記事で詳しく解説しています。
興味のある方はぜひチェックしてみてください。
【怪獣8号】作中で登場した識別怪獣一覧
怪獣8号

主人公の日比野カフカが変身する人間サイズの大怪獣です。
作品内で判明している中では、最高数値のフォルティチュード9.8を記録した特識クラスの大怪獣です。
フォルティチュードが計測された際は装置の故障と判断され、本当なら歴史に残る大怪獣と言われました。
圧倒的なフィジカルと高い再生能力持つ怪獣で、パンチ1発でフォルティチュード9.0以上の怪獣を倒す戦闘能力を誇ります。
正体が日比野カフカと判明したことで、日本防衛隊初の未討伐怪獣となりました。
現在は生きたままの怪獣兵器として、防衛隊に運用される形となっています。
怪獣9号

キノコ型の頭部を持った人型の大怪獣で、怪獣8号の物語における黒幕的存在です。
非常に高い知能とさまざまな能力を持っており、特に厄介なのが以下の能力です。
- 人間に擬態し自分の体の形を変える変身・擬態能力
- 死んだ怪獣を強化して操る死体操作能力
- 相手の記憶や能力を自分のものにする吸収能力
- 識別クラスの怪獣でも生み出せる怪獣創造能力
加えて高い学習能力で、全く新しい能力を身に着けることもできます。
元々はフォルティチュード8.5でしたが、何度も強化されたことで現在は怪獣8号を超えている可能性が高いです。
防衛隊を倒すために設計された怪獣を作り出すなど、現状で最も恐ろしい識別怪獣と言えるでしょう。
怪獣9号に関しては以下の記事で詳しく解説しています。
興味のある方はぜひチェックしてみてください。
怪獣10号

気位の高い翼竜系の怪獣を従えて、防衛隊の基地を襲撃した鎧のような装甲を持つ怪獣です。
怪獣9号が作り出した識別怪獣の1体で、12号の試作品として作られました。
元々はフォルティチュード8.3の人間大の怪獣でしたが、巨大化した際のフォルティチュード9.0に達しています。
好戦的な性格で戦うことにしか興味を示しませんが、知能はかなり高く、人間と会話が可能です。
防衛隊に敗北しますが、生首の状態で生きており、自分を兵器化することを要求。
ナンバーズ10となった後は、保科宗四郎の装備となって戦いを楽しんでいます。
怪獣10号に関しては以下の記事で詳しく解説しています。
興味のある方はぜひチェックしてみてください。
怪獣11号

怪獣9号が防衛隊と戦うために作り出した識別怪獣の1体で、鳴海弦を倒すために設計されています。
ナンバーズ1の未来視でも、予測できない水の攻撃で鳴海を圧倒。
さらに、四ノ宮功長官の記憶を利用することで、鳴海を読んで追い詰めました。
しかし、完全な未来視を発動させた鳴海の前に敗北しています。
怪獣11号に関しては以下の記事で詳しく解説しています。
興味のある方はぜひチェックしてみてください。
怪獣12号

怪獣9号が防衛隊と戦うために作り出した識別怪獣の1体で、怪獣10号の完成品と呼ばれる怪獣です。
近接戦闘に特化しており、保科宗四郎を倒すために設計されています。
全てにおいて10号を上回っており、保科と斬撃勝負で互角以上に渡り合う強さを見せました。
未知の戦法にもすぐに対応し、コピーして見せるなど、戦闘センスも圧倒的です。
ナンバーズ10の力を完全に引き出した保科の意表を突く攻撃に敗北しました。
怪獣12号に関しては以下の記事で詳しく解説しています。
興味のある方はぜひチェックしてみてください。
怪獣13号

怪獣9号が防衛隊と戦うために作り出した識別怪獣の1体で、外見が9号に似た小型の怪獣です。
人間のような走り方で高速移動し、格闘戦が得意です。
フォルティチュード9.0でしたが、筋肉を肥大化させて9.2までアップさせることができます。
大泉エリアの第1部隊を圧倒する強さを見せましたが、怪獣8号の一撃で死亡しました。
怪獣13号に関しては以下の記事で詳しく解説しています。
興味のある方はぜひチェックしてみてください。
怪獣14号

怪獣9号が防衛隊と戦うために作り出した識別怪獣の1体で、直方体にデスマスクのような4つの顔が付いた不気味な外見をしています。
不規則に転移動することでケラウノスの砲撃を防ぎ、ブレス攻撃で立川市に甚大な被害を与えました。
防衛隊の攻撃を防ぐ強力なシールドを持っていましたが、亜白ミナの砲撃で撃破されています。
怪獣14号に関しては以下の記事で詳しく解説しています。
興味のある方はぜひチェックしてみてください。
怪獣15号

怪獣9号が防衛隊と戦うために作り出した識別怪獣の1体で、四ノ宮キコルと戦うために設計されています。
脳が剥き出しになった人間のような姿ですが、キコルによく似た姿に変身可能。
身体を触手のように変化させて攻撃するだけでなく、人間の脳に干渉して精神攻撃も行います。
キコルが解放戦力93%に達するまでは、真正面の戦闘で圧倒していました。
成長したキコルに追い詰められ、精神攻撃も通用しなくなったことで敗北しました。
怪獣15号に関しては以下の記事で詳しく解説しています。
興味のある方はぜひチェックしてみてください。
【怪獣8号】怪獣一覧まとめ
怪獣8号に登場する怪獣をご紹介しました。
作品内でさまざまな怪獣が登場していますが、まだまだ謎の多い存在です。
怪獣の謎が明かされることを期待しつつ、新しい怪獣が現れるのを楽しみに待ちましょう。