【怪獣8号】考察一覧!連載最新話まで未回収の伏線をネタバレ解説
出典:『怪獣8号』(Ⅽ)松本直也/集英社

怪獣8号は少年ジャンプ+で連載中のバトル漫画で、2024年4月にテレビアニメも放送される人気作品です。
怪獣8号には主人公が怪獣になった理由など、さまざまな未回収の伏線があります。

怪獣8号の連載最新話まで未回収伏線をネタバレ考察します。

【怪獣8号】日比野カフカに関する伏線を考察

怪獣8号にされた理由とは

ミツケタ登場シーン
出典:『怪獣8号』(Ⅽ)松本直也/集英社

 

カフカは、身体に小型怪獣が侵入したことで怪獣8号に変身できる能力を手に入れました。
小型怪獣は、カフカを見た時に「ミツケタ」と言ったことから、ミツケタと呼ばれることが多いです。

ミツケタの目的は不明ですが、「カイジュウコロス」と言っていることから、カフカを怪獣と戦わせるために怪獣8号にした可能性が高いです。

ただし、ミツケタがカフカを探していた理由、あるいはカフカが選ばれた理由は分かっていません。

カフカの解放戦力が低すぎる謎とは?

カフカの解放戦力は驚異の0%
出典:『怪獣8号』(Ⅽ)松本直也/集英社

 

カフカの解放戦力があまりにも低すぎるのは、伏線の可能性が高いでしょう。
防衛隊のスーツの力を引き出している割合が解放戦力ですが、初めてスーツを着たカフカの解放戦力は0%でした。

副隊長の保科でも0%の人間は見たことがなく、装置の故障が疑われるほどなのでカフカの数値は異常に低いことになります。

カフカに素質がないととも考えられますが、異常に低い解放戦力には理由があるかもしれません
怪獣化したせいでスーツと同調できない、スーツと同調できない体だから怪獣8号になれたなどの可能性がありそうです。


カフカは最初から怪獣だった可能性も?

顔の一部が人間になるカフカ
出典:『怪獣8号』(Ⅽ)松本直也/集英社

 

カフカは怪獣8号になる前から、怪獣だった可能性もありそうです。
カフカは身体を検査された際に、心臓のある部分が怪獣の核になっていることが判明しています。

怪獣8号になって心臓が核になったと考えられますが、元々カフカは怪獣のような体だった可能性もゼロではありません。
防衛隊の試験に32歳になるまで落ち続けたのも、身体が怪獣だった影響とも考えられます。

怪獣8号38話で、カフカは子供の頃のことを思い出して、自分が怪獣になるなら人間のまま死のうと考えていました。

現代のカフカの心情と思われますが、子供の頃にカフカが怪獣になるなら死のうと考えていた回想シーンとも解釈可能です。
カフカが子供の頃に怪獣になると考えていたとすると、彼の出生には何か秘密があるのかもしれません

日比野カフカに関しては以下の記事で詳しく解説しています。
興味のある方はぜひチェックしてみてください。

【怪獣8号】ミツケタに関する考察

ミツケタの正体は未来のカフカ自身?

ミツケタと喋る小型怪獣
出典:『怪獣8号』(Ⅽ)松本直也/集英社

 

未来のカフカが、ミツケタになったのではないかとも考察されています。
ミツケタがカフカ、もしくは自分に適合する人間を探していたのは間違いありません。

ミツケタが未来のカフカが過去に戻ってきた姿なら、自分自身のいる場所や怪獣8号になれることを知っていたことは説明がつきます

ミツケタが、過去のことを知っているはっきりした描写はありません。
しかし、怪獣9号が出現する直前に現れたため、未来から来たから怪獣9号が現れるのを知っていたようにも見えます。

ミツケタはカフカを怪獣8号にするために作られた存在?

カフカの口の中に入るミツケタ
出典:『怪獣8号』(Ⅽ)松本直也/集英社

 

ミツケタは、カフカを怪獣8号にするために作られた怪獣なのかもしれません。
ミツケタはカフカとは違う存在ということになりますが、最初からカフカを探していた理由も説明できます。

この場合、カフカは怪獣になるために作られた存在、カフカは怪獣細胞を移植された人間などの可能性が考えられます。


ミツケタの目的は怪獣9号を殺すこと?

ミツケタは怪獣を憎んでいる
出典:『怪獣8号』(Ⅽ)松本直也/集英社

 

ミツケタの目的は、怪獣9号を殺すこととも考えられます。
ミツケタが未来から来たカフカなら、多くの怪獣を統率する怪獣9号を狙っている可能性は高いです。

また怪獣8号は、怪獣9号の再生能力を阻害するような力を持っているような描写もあります。
これはミツケタが、怪獣9号に対抗する力を持っているとも解釈できるでしょう。

ミツケタがどんな存在なのだとしても、怪獣9号と何か因縁がある可能性が高そうです。

ミツケタについては以下の記事でも詳しく解説しています。
興味のある方はぜひチェックしてみてください

【怪獣8号】怪獣に関する伏線を考察

世界中で怪獣が発生する理由は明らかになるのか?

怪獣8号1話の冒頭
出典:『怪獣8号』(Ⅽ)松本直也/集英社

 

怪獣8号の世界では、日本だけでなく世界中で怪獣が発生していることが分かっています。
怪獣は地震のようなメカニズムで発生すると推測されていますが、完全に解明されているわけではないようです。

怪獣8号という作品は、自然災害として怪獣が発生する世界観なのかもれません。
しかし、怪獣は単なる巨大生物ではなく、人間に敵意を持って攻撃している存在にも見えます

怪獣9号も、怪獣は人間を攻撃するのが当たり前と考えているような発言をしていました。
人間に敵意を持った存在なら、怪獣は自然現象で発生するのではなく、全く別の発生原因がありそうです。

怪獣を生み出す黒幕がいる展開になるかもしれません。

日本に怪獣が多く発生する理由とは?

怪獣8号の最初のシーン
出典:『怪獣8号』(Ⅽ)松本直也/集英社

 

怪獣8号の世界では、日本は怪獣大国と呼ばれるほどに怪獣の発生数が多いことが分かっています。
現実の日本が地震大国と呼ばれてるから、怪獣8号の世界の日本が怪獣大国という設定なのかもしれません。

ただ、怪獣が発生する原因が自然現象でないのなら、日本に怪獣が多く発生することにも秘密がありそうです。
怪獣を生み出す黒幕が日本にいるとも考えられます。

怪獣9号の目的は怪獣の世界を作ること?

ウイルスのような怪獣と呼ばれる9号
出典:『怪獣8号』(Ⅽ)松本直也/集英社

 

怪獣9号の目的は、怪獣の世界を作ることかもしれません。
怪獣9号は、高い知能とさまざまな能力を持っています。

戦力を調べた上で戦いを仕掛けてきますが、怪獣9号は日本防衛隊というよりは全人類を敵として想定しているようです。

怪獣8号53話では「次に私が動く時 怪獣の時代が始まる」と言っており、人類にとって代わって怪獣の世界を作ろうとしているの可能性が高いです。

日本防衛隊に勝利したら、怪獣9号は海外の国を攻撃するつもりかもしれません。

怪獣9号に関しては以下の記事で詳しく解説しています。
興味のある方はぜひチェックしてみてください。

【怪獣8号】防衛隊に関する伏線を考察

未登場の識別怪獣(ナンバーズ)と適合者

ナンバーズ1の力を使う鳴海弦
出典:『怪獣8号』(Ⅽ)松本直也/集英社

 

ナンバーズ3・5・7は未登場で、適合者が誰なのかも不明です。
しかし、適合者がいないわけでなく、それぞれに2人以上いることが判明しています。

全国群発災害で関東の部隊にナンバーズ3・5・7を装備した隊員が登場していないため、他の地域の部隊に使用者がいるのかもしれません。

ただし、ナンバーズ3・5・7は使用可能なことが判明しているため、今後何らかの形で登場する可能性が高いです。

市川レノの過去とは?

ナンバーズ6を装備した市川レノ
出典:『怪獣8号』(Ⅽ)松本直也/集英社

 

市川レノは過去に何か秘密があるのではないかと考察されてきました。
市川レノは主人公カフカの相棒的存在で、最強の兵器・ナンバーズ6の適合者という非常に重要な人物です。

しかし、レノが防衛隊を志望するバックボーンが描かれていないため、意図的に伏せられていると予想されていました。

101話でレノは、両親と兄が殺されたことが判明しています。
ただし、レノの過去は2ページしか描かれていないため、今後詳しく語られるかもしれません。

普通の家で育ったらしいことは判明したため、ナンバーズ6の適合者になったことや出生に秘密があるわけではなさそうです。

市川レノに関しては以下の記事で詳しく解説しています。
興味のある方はぜひチェックしてみてください。

亜白ミナと一緒にいる虎の正体とは

猫と戯れる亜白ミナ
出典:『怪獣8号』(Ⅽ)松本直也/集英社

 

亜白ミナは、伐虎という名前の虎と戦闘中は一緒に行動しています。
見た目は普通の虎に見えますが、スーツを着ているミナと行動し、大型砲の反動を受け止める伐虎はただの虎にしては不自然です。

伐虎は怪獣細胞を移植された特別な虎で、ミナの専用装備のような存在なのかもしれません。
ちなみに伐虎はミナの自宅で一緒に生活しており、ペットに近い存在のようです。

怪獣10号をスーツにしたナンバーズ10を着た保科宗四郎が、散歩しているシーンもあります。
怪獣細胞を移植した虎とミナが、一緒に生活していてもおかしくはないでしょう。

大型怪獣を一撃で討伐する亜白ミナの砲撃能力の謎?

射撃訓練で桁違いの威力を見せた亜白ミナ
出典:『怪獣8号』(Ⅽ)松本直也/集英社

 

亜白ミナの異常に強力な砲撃能力には、何か秘密がある可能性もありそうです。

防衛隊の装備は、使用する人間によって性能が変わることが分かっています。
ミナの使用する銃器は異常な破壊力を発揮することが分かっており、大型怪獣でも簡単に討伐可能です。

大型砲台を使用すれば識別怪獣でも一撃で撃破し、ハンドガンでもナンバーズのシールドを貫通するほどの威力を発揮します。

怪獣9号は防衛隊の中でミナを最も警戒しており、彼女の砲撃能力を持った怪獣を作るつもりです。
ミナの砲撃能力は異常であることが強調されており、何らかの秘密があるのかもしれません。

亜白ミナについては以下の記事でも詳しく解説しています。
興味のある方はぜひチェックしてみてください

【怪獣8号】神社の鎧武者の正体を考察

怪獣8号66話で龍寧神社に来たカフカの前に、謎の鎧武者が現れすぐに姿を消しました。
龍寧神社は怪獣討伐で亡くなった人間を祀る神社であり、鎧武者が何者なのか気になるところです。

鎧武者の正体について考察します。

過去に怪獣化した人間

カフカの前に現れた謎の侍
出典:『怪獣8号』(Ⅽ)松本直也/集英社

 

鎧武者の正体は、過去に怪獣化した人間かもしれません。
龍寧神社に祀られているのは怪獣と戦った人間なので、鎧武者は過去に怪獣と戦っていた人間の可能性が高いです。

現代のような科学技術がない時代は、原始的な方法で戦っていたと保科も語っています。
しかし、普通に考えたら原始的な戦い方で、人間が大型怪獣を討伐できたとは考えにくいです。

過去の時代には現代とは異なる怪獣と戦う技術が存在したか、カフカのように怪獣化して戦った人間がいたのではないでしょうか?

鎧武者は怪獣化して戦った人間の亡霊で、現代で怪獣化しているカフカの前に現れたとも考えられます。

人間だった頃のミツケタの姿

龍寧神社の狛犬?
出典:『怪獣8号』(Ⅽ)松本直也/集英社

 

鎧武者はミツケタが、人間だった頃の姿とも考察できます。
ミツケタが怪獣を憎んでいるとするなら、元々は怪獣と戦っていた人間の可能性もありそうです。

過去に怪獣と戦っていた人間が死ぬこともできずに、現代でも怪獣を殺そうとしてるのがミツケタなのかもしれません。

怪獣化した人間なら自分で戦う力を失っても、人間を怪獣化させる小型怪獣になる展開はありそうです。
カフカは、怪獣になれる人間として見込まれただけとも考えられます。

怪獣と戦っていたカフカの祖先

龍寧神社は怪獣討伐で死んだ人物が祀られる場所
出典:『怪獣8号』(Ⅽ)松本直也/集英社

 

鎧武者は、単純にカフカの祖先という可能性もあるでしょう。
かつて怪獣から国を守った人間がカフカの祖先なら、現代で戦う子孫の前に幽霊として姿を現したのかもしれません。

主人公の祖先が、怪獣と戦っていたというのも王道展開なので可能性は高そうです。
また、過去にカフカの祖先が怪獣8号として戦っており、ミツケタはかつて融合した人間の祖先を探していたとも考えられます。

【怪獣8号】ネタバレ考察まとめ

怪獣8号の最新話まで未回収の伏線について考察しました。
怪獣8号には、主人公・怪獣・日本防衛隊に様々な謎があり、伏線が張られています。

伏線が回収されて謎が明らかになるのを楽しみに待ちましょう。

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