【ワンピースネタバレ考察】五老星より強い?ドリーとブロギーの強さを考察
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

変身した五老星がエッグヘッドに現れましたが、巨人のドリー・ブロギーが活躍する展開になっています。
あまり強くないとも言われるドリー・ブロギーですが、実際の強さはどのくらいなのでしょうか?

ドリーとブロギーの強さについて考察します。

最新話でのドリーとブロギーの強さの描写

ウォーキュリー聖を殴り飛ばすドリーとブロギー
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

覇王色の咆哮を受けても動じない

ワンピース1111話ではウォーキュリー聖が、覇王色の咆哮を放ちますがドリーとブロギーには通用しませんでした。

1111話でルフィを見つけたドリーは、法螺貝で仲間に撤退の合図を送ります。
封豨となったウォーキュリー聖は、誰も逃がさないように覇王色の咆哮を放ちました。

覇王色の咆哮でニカになったルフィは身体の一部が取れてしまい、軍艦にいる海兵が気絶する描写も。
しかし、ドリーとブロギーは少し驚いただけで、何ともありませんでした。

ルフィの体はすぐに戻り、一部の海兵が気絶しただけなので覇王色の咆哮は大したことはないのかもしれません。
しかし、島全体が揺れるほどの覇王色の覇気を受けても、ドリーとブロギーが何ともなかったのは確かです。

ウォーキュリー聖の攻撃を防いで反撃

ドリーとブロギーは、ウォーキュリー聖の攻撃を受け止めて殴り飛ばすシーンも描かれました。
覇王色の咆哮が通用しなかったウォーキュリー聖は、飛び上がると刀のような牙で攻撃

しかし、ドリーとブロギーはウォーキュリー聖の牙を盾で受け止めると、即座に殴り飛ばしてしまいました
2人ががかりとはいえ、巨体のウォーキュリー聖を力で完全に圧倒したように見えます。

ドリーとブロギーが、五老星相手に戦える強さを持っているのは間違いないでしょう。

初登場の時点でドリーとブロギーは強く描かれている

覇国を放つブロギーとドリー
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

2年前のリトルガーデンで初登場したドリーとブロギーですが、Mr.3に負けたようにも見えるせいで弱いと言われています。
しかし、ドリーとブロギーは初登場の時点で別格の強さに描かれており、強さの底は見せていません。

初登場時のドリーとブロギーの強さについて考察します。


Mr.3に負けたから弱いとは言えない

リトルガーデンでMr.3の策に嵌ったドリーとブロギーですが、そのせいで弱いと考えるのは無理があります。

ドリーは爆発物にされたお酒を飲んで、体の内部を爆破されて重傷を負いました。
体の内部を爆破されてダメージを受けるのは当たり前で、この描写でドリーが弱いとは言えないでしょう。

Mr.3が能力でブロギーを拘束できたのもうまく不意を突いたからで、真正面から拘束するのは無理です。
Mr.3も実力では到底勝てないことを認めています。

またルフィたちもMr.3に拘束されており、現在の麦わらの一味でも同じ展開にならない保証はありません。
ドリーとブロギーが搦め手に弱いのは確かですが、真正面から戦うなら全く話は別です。

ドリーとブロギーが強い描写は、リトルガーデンの時点できちんと描かれています。

覇国の描写は現在でも最強クラス

ドリーとブロギーの放つ覇国の威力は、現在のワンピースでも最強クラスと言われています。
ドリーとブロギーは、リトルガーデン編のラストで覇国を放って島食いと呼ばれる金魚を倒しました。

覇国は島を食べるほどの巨大金魚を一撃で倒しており、破壊の規模はワンピースの技の中でも最大級です。
しかも、島食いの体に穴を開けることで、飲み込まれたメリー号を救出しています。

飲み込まれたメリー号が目に見えない状態で、傷つけずに助け出す技量も尋常ではありません
ルフィの懸賞金が3000万の時点で、こんな技を使うドリーとブロギーは当時としては明らかに別格の強さです。

さらにドリーとブロギーはダメージを受けており、武器もボロボロなので万全な覇国はもっと強力と考えられます。
エルバフに来たキャプテンキッドの船も一撃で破壊しており、ドリーとブロギーの覇国は新世界で十分に通用することを証明しました。

懸賞金1億は当時の作中最高額で100年前の金額

ドリーとブロギーは100年前から1億ベリーの懸賞金がかかっており、当時のワンピースでは作中最高額でした。

七武海のクロコダイルが元8100万ベリーで最高額だった時点で、ドリーとブロギーは1億の賞金首として登場。
ドリーとブロギーはクロコダイルよりも格上の存在と考えられ、1億以上の懸賞金が付いたのも作中初です。

そもそも100年前なので貨幣価値が変わっている可能性が高く、当時の1億を現在の価値に換算すると数十億でもおかしくないと言えます。

ドリーとブロギーの設定が強すぎる

覇王色の咆哮の影響
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

世界政府の手に負えなかった巨兵海賊団の船長

ドリーとブロギーは、100年前に世界を荒らしまわり、世界政府も手に負えなかった巨兵海賊団の船長です。
ドリーとブロギーに凶悪なイメージはありませんが、作中では巨兵海賊団は世界中で恐れられたと解説されています。

世界政府は巨兵海賊団を捕らえるのに全力を出したと考えるの普通ですが、2人の船長がいなくなった後に残党を数名捕らえただけでした。
巨兵海賊団は当時の世界政府には、手に負えない海賊だった可能性が高いです。

船長のドリーとブロギーは、世界政府が手を出せない存在だったと言えます。

100年前は世界最強の海賊だった可能性が高い

ドリーとブロギーは、100年前の海賊の中では世界最強だった可能性が高いです。
巨兵海賊団は世界中で恐れられましたが、当時は海賊の数が大海賊時代よりかなり少ないと考えられます。

大海賊時代以前の100年前は海賊の被害自体が少なく、世界中で最も恐れられた海賊団は巨兵海賊団だった可能性が高いです。
ドリーとブロギーの懸賞金も、当時としては異例の高額だったとされています。

最も恐ろしい海賊団で最強だったドリーとブロギーは、当時の世界最強の海賊で間違いないでしょう。

100年前の世界の人間が弱かったとは考えづらい

現在に比べて海賊の数が少ないとはいえ、100年前の人間が現在よりも極端に弱いとは考えにくいです。
海賊が増えた影響で海軍も強くなり、大海賊時代の人間は昔より大幅に強くなったという考察もあります。

ドリーとブロギーが100年前の最強でも、大海賊時代の海賊と比べると大したことない可能性もありそうです。
とはいえ、大海賊時代最強の海賊は白ひげであり、大海賊時代直前に最強だったロジャーと互角でした。

大海賊時代で人間が大幅に強くなったとは考えづらく、ドリーとブロギーは現代でも相当強いと考えるのが自然でしょう。

ドリーとブロギーは世界一の強国で最強?

覇王色の咆哮に耐えるドリーとブロギー
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

エルバフは世界一の強国

巨人の国エルバフは作中で世界一の強国と何度も言われており、ビッグマムもその力を認めています。
巨兵海賊団の残党を処刑しようとした際も、世界政府はエルバフの報復を恐れて処刑を取りやめた可能性があります。

エルバフは世界政府非加盟国と思われ、太陽の神ニカを信仰しているほぼ確定です。
非加盟国を簡単に滅ぼす世界政府が、ニカを信仰する非加盟国のエルバフに何もしていないのは明らかに不自然です。

エルバフは、世界政府でもうかつに手を出せない強国の可能性が高いです。

ドリーとブロギーはエルバフ最強の戦士と名乗っている

ドリーとブロギーは、初登場時に自分のことをエルバフ最強の戦士と名乗っています。
自称なので本当に最強なのかは不明ですが、作中の描写を考えると信憑性は高いですです。

回想シーンで巨兵海賊団のメンバーも、大型海王類を倒せるのはエルバフの戦士の中でドリーとブロギーだけと言っていました
これらのことから、ドリーとブロギーがエルバフでも特に強いことは間違いないでしょう。

巨兵海賊団はエルバフで尊敬されている

巨兵海賊団は、エルバフの中でも英雄として尊敬されています。
ハイルディンの発言によると、元巨兵海賊団の船長である滝ひげ・山ひげは、全巨人族に尊敬される戦士のようです。

エルバフは強い戦士が尊敬される国であり、巨兵海賊団の船長はエルバフで最強クラスでなければなれないと考えるのが自然でしょう。
この事実もドリーとブロギーが、エルバフ最強の戦士という発言の根拠になります。

エルバフ最強の戦士と考えるなら、四皇や五老星より上だとしてもおかしくありません。

実際のドリーとブロギーの強さはどの程度か考察

ルフィは五老星から逃げるつもり
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

ここまで事実や考察を元に、ドリーとブロギーの強さを考察します。

現時点の描写だけで作中上位でもおかしくない

エッグヘッドに現れてからの描写だけでも、ドリーとブロギーは作中上位の強さでもおかしくありません。
ブロギーは海軍中将の土茶を手加減した一撃で撃退しており、中将クラスでは相手にならない可能性が高いです。

また、ドリーとブロギーはピーター聖の首を刎ね、ウォーキュリー聖とも正面からやりあっています
エッグヘッド編での戦闘の描写から五老星は、大将以上の可能性が高く四皇クラス以上かもしれません。

ドリーとブロギーは五老星と渡り合っており、作中上位の強さの可能性は十分にあるでしょう。

エルバフ編を考えるとさらに強く描かれる可能性も

エルバフ編が描かれる可能性が高いことを考えると、ドリー・ブロギーはさらに強く描かれるかもしれません。。
麦わらの一味はエッグヘッドからエルバフに向かうことになっており、エッグヘッド編の後はエルバフ編が始まる可能性が高いです。

エルバフはウソップが憧れる誇り高い戦士の国であり、実際に訪れるならエルバフの格を下げる描写は描かないと思われます。
そして、エルバフの中でドリー・ブロギーが最強クラスなのは間違いありません。

エルバフの格を上げるために、ドリーとブロギーの2人の強さがさらに強調されるかもしれません。

ドリーとブロギーの強さに関する考察まとめ

再開を喜ぶルフィとドリー・ブロギー
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

ドリーとブロギーの強さについて考察しました。
今までの設定を考えるとドリーとブロギーは、作中最強クラスでも全くおかしくない強キャラでしょう。

どこまで強く描かるのかはわかりませんが、五老星に対抗できる戦力なのは間違いなさそうです。。
ドリーとブロギーの活躍に期待しましょう。

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