アニメ「キノの旅」の魅力・感想・評価を総まとめ!柔和な雰囲気とシリアスな物語!
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2017年10月から12月まで放送されたアニメ「キノの旅 -the Beautiful World- the Animated Series」は、角川文庫より出版されているライトノベル「キノの旅 -the Beautiful World-」を原作とした作品です。
2003年に一度アニメ化されていること、2019年現在で原作の刊行が約20年続いていること、シリーズ累計820万部突破を記録していることから超人気作品であることがわかりますね!

この記事ではアニメ「キノの旅」の魅力や感想・評価、そして無料で動画を視聴する方法をご紹介します。

まだ見たことがない方、牧歌的な雰囲気が好きな方、シリアスなストーリー展開が好きな方におすすめのアニメですので、ぜひ見てみてください!

アニメ「キノの旅」とは?

「キノの旅」の概要

原作は小説家:時雨沢恵一さんによって描かれた漫画で、「電撃文庫」より2000年から刊行されているライトノベルです。

2019年12月現在で既刊は22巻となっており、スピンオフ作品である「学園キノ」が既刊6巻、漫画版「キノの旅」が2017年より連載されるなど派生した作品が多くあります。

アニメ第1作は2000年に放送されており、本記事では2017年に放送されたアニメ「キノの旅」について書いていきます。

「キノの旅」のあらすじ

世界は美しくなんかない。そしてそれ故に、美しい。
主人公の人間キノと言葉を話す二輪車エルメスは、世界をあちこち旅している。
時雨沢恵一世界のあちこちには個性豊かな国があり、人々は自分たちなりの法や常識をもって暮らしていて、キノとエルメスはそんな国々を訪れ、基本的に3日間だけ滞在し、また次の国へと旅立っていくのだ。
そんなキノとエルメスの旅の話は、時に優しく、時に哀しく、時に滑稽で、時に胸に突き刺さる。そして、珠玉の物語たちは、一言では言い表せない鮮烈な光景を私たちに見せてくれるのだ。
“美しくなんかない。そしてそれ故に、美しい”世界を。

「キノの旅」の主要登場人物

キノ
出典:アニメ「キノの旅」公式サイト

 

キノ
声優:木 
本作の主人公。
相棒であるバイクのエルメスと共に様々な国を見て回っている。
腰に携えた拳銃の腕前はかなりいい。
エルメス
声優:斉藤
モトラド(二輪車で空を飛ばないものを指す)。
人の言葉を理解し、話すことができる。
性格はあっけらかんとしている。
シズ
出典:アニメ「キノの旅」公式サイト
シズ
声優:裕一郎
腰に携えた刀が特徴的な青年。
故郷を失ってから新しい土地を求めて相棒の「陸」と旅をしている。
陸
出典:アニメ「キノの旅」公式サイト
声優:松田 健
人の言葉を理解し話すことができる犬。
シズの下臣のような存在。
忠誠心が高い。
ティー
声優:佐倉
キノとシズがとある国で出会った少女。
無口であまり感情を表に出さないので何を考えているのかわからない。
時折手榴弾を使う。
師匠
声優:Lynn
キノのパースエイダー(拳銃)の師匠。
ボロボロの車で相棒と旅をしている。
拳銃の扱いがめっぽう上手い。
相棒
出典:アニメ「キノの旅」公式サイト
相棒
声優:興津
キノの師匠の相棒。
キノの師匠と共に旅をしているが詳細な関係は不明。
パースエイダーの扱いと整備の心得がある。
フォト
声優:いのり
とある国から商人に買われた孤児。
ある出来事で商人から解放され「ソウ」と共に
他の国へ移り住む。
ソウ
出典:アニメ「キノの旅」公式サイト
ソウ
声優:緒方
折りたたみ式のモトラド。
商人から解放されたフォトと行動を共にするようになる。
面倒見がいい。

「キノの旅」の主題歌

OP曲
歌手名:やなぎなぎ
曲名:here and there

 

 

ED曲
歌手名:やなぎなぎ
曲名:砂糖玉の月

アニメ「キノの旅」の魅力

魅力①牧歌的な世界観が醸し出す柔らかな雰囲気

魅力1
出典:アニメ「キノの旅」公式サイト

 

キノの旅では牧歌的な雰囲気と世界観が、独特の柔らかさを醸し出している点が魅力の1つです。

というのも、荒野や草原など自然溢れる牧歌的な雰囲気と、どこか微笑んでしまう登場人物たちが描かれているからです。

ある話数では山間を走るキノと並走して、巨大な機械仕掛けの動く国が現れます。

キノはその国に入国し人々の暮らしや城壁に絵を描く子供達と触れ合うのですが、動く国の先々の土地には別の国があり、その国が田畑や住居などが動く国によって轢かれてしまう場面があります。

轢かれた国は非常に迷惑なのですが、そんなことも御構い無しに国を進め操縦士の話し方がなんとも抜けたような感じなのです。

キノの旅に登場する人物は大半が柔らかい物腰で話すので、そのおかしな文化や常識を話す様子とのギャップが面白いですね。

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