「ソードアート・オンライン アリシゼーション WoU」第11話ネタバレと感想を紹介!
出典:TVアニメ「ソードアート・オンライン アリシゼーション War of Underworld」オフィシャルサイト

本記事では、アニメ「ソードアート・オンライン アリシゼーション War of Underworld」第11話を見逃してしまった方の為に、ストーリーのネタバレと感想、さらに見逃し配信情報をご紹介します。
前回の第10話ではアンダーワールドに降り立ったアスナは人界軍に対してこの世界の真実の一部を伝えました。
また、キリトをめぐってアスナとアリスの間でちょっとした言い争いも発生しました。
今回第11話では現実世界で詩乃たちと襲撃者がそれぞれの行動を起こします。アンダーワールドにおける争いがさらに拡大されることが予見されます。

「ソードアート・オンライン アリシゼーション WoU」第11話のネタバレあらすじ

暗黒神ベクタは自軍の兵士たちに綱渡りで峡谷を越えろ、被害が出ても構わないと非情な命令を下します。
綱から落ちる者、命がけで渡りきっても人界軍の襲撃を受けて斬られるもの。
ベクタの命令により次々と命を落とす部下を見てイスカーンは怒りに拳を震わせ、その右目には赤い光が灯ります。

一方、現実世界でも大きな動きが起こります。
襲撃者たちは現実世界とアンダーワールドの時間の速さを同期させました。
そして、アンダーワールドを新作VRMMOゲームと偽り、多くのプレイヤーを自軍の暗黒騎士としてログインさせます。

詩乃と直葉はラースの日本支部に直接出向きます。
リズベットはALOにてアンダーワールドを救ってほしいと演説をします。
しかし、SSO生還者(サバイバー)として心無い言葉を投げかけられます。
一度は諦めそうになりますが、現実世界とVRMMOの世界の関係について改めて語り、プレイヤー自身の手で作り上げたVRMMOの世界を救ってほしいと改めて訴えかけます。
彼女の言葉が人々の胸に届いたのか、罵声が飛び交っていた演説会場は静寂に包まれます。
その会場の片隅で、その様子を見た謎の人物が一人、口元に笑みを浮かばせました。

「ソードアート・オンライン アリシゼーション WoU」第11話のネタバレ

ネタバレ① イスカーンの異変

暗黒神ベクタは前回アスナが作り出した巨大な峡谷を綱渡りで越えろと命令を下します。
それは『綱渡りのような危険な作戦』という比喩表現ではなく、文字通りに細い一本の綱にしがみついて渡るというものでした。
重たい鎧を着込んでいるだけでなく、強風も吹き荒れる悪条件の中で闇の軍勢の兵士たちは次々と縄から落ちて深い谷底に消えていきます。
数名の兵士が命からがら渡りきったものの、そこを人界軍が襲撃します。
疲労困憊の兵士たちが次々と斬られていくだけでなく、綱を切断されることで渡っている途中の兵士はなすすべもなく落下してしまいます。
それを見ていることしかできない拳闘士ギルドのチャンピオンであるイスカーンは怒りに拳を震わせます。
自分たちの悲願である人界侵略ではなく光の巫女の奪還を目的として無謀な作戦を強いられ、さらには一方的に蹂躙されるなど、こんなことのために修練を積んできたわけではない。
イスカーンは怒りと悔しさに歯を食いしばり血をにじませるだけでなく、その右目は赤く光っていました。

目に余る凄惨な光景が印象に残りますが、ここで注目すべきはイスカーンの右目の輝きでしょう。
前回語られましたが、人界軍では規律を乱す非倫理的な思考をすると右目の封印が発動し、その考えを止めようとします。
これがダークテリトリーの住民にも同様に作用するとすれば、イスカーンはベクタに対しての反抗心を持ったのではないかと考えられます。
人界軍への怒りを募らせるだけならば、ダークテリトリーの住民としてはまっとうな反応であり、封印が発動するとは思えません。
もともと一枚岩ではない闇の軍勢ですが、その綻びはさらに大きくなっていくようです。

ネタバレ② 暗黒騎士として降臨するVRMMOプレイヤー

個々人の能力面では闇の軍勢は人界軍に劣ると考えたベクタは戦力の補充を考えます。
現実世界とアンダーワールドの時間の流れる速さを同期させることにより、アンダーワールドでも通常のVRMMOワールドにログインできるようにしました。
そのアンダーワールドを新作VRMMOゲームとして公開し、暗黒騎士のアカウントによりログインさせることで自軍の戦力にすることが狙いです。
プレイヤーキルもなんでもありのゲームだということに釣られたVRMMOプレイヤーは次々にログインします。
ベクタの狙い通り無数のプレイヤーが暗黒騎士として闇の軍勢に加わり、その数はアンダーワールドの荒野を埋め尽くさんという程の圧倒的なものでした。

次の項で解説しますが、リズベットたちも他のプレイヤーに対して協力を求めます。
しかし、作中で語られるように、戦力としては闇の軍勢の方が上になるだろうと考えられます。
襲撃者側がゲームと称して募集したのは主にアメリカ在住のプレイヤー、リズベットたちが助けを求めたのは日本在住のプレイヤーです。
アメリカと日本の時差の関係で、現在時刻でアメリカが昼なのに対し日本は早朝であり、この時間に呼びかけに応じてくれる人の数は大きな差があります。

ネタバレ③ リズベットの大演説と謎の人物

無数のプレイヤーがアンダーワールドにログインしていることを検知したユイはそれに対抗するために日本に残っている詩乃たちに助けを求めます。
ユイ他のVRMMOで使っているアバターをアンダーワールドにコンバートすることを提案します。
そうすれば、1からレベルを上げることもなく強力な戦力になってくれるはずだと。
ただし、それにはいくつかの問題点があります。
一つはアンダーワールドからの自発的なログインができないこと。
もう一つは管理者でも制御てきていないアンダーワールドにログインすればアバターを元のゲームに再コンバートすることはできない。
それらをありのまま他のプレイヤーに伝えたリズベットですが、多くの人々から大きな反発を受けます。
『リアルとゲームを混同するな。そんなことはお前たちSAO生還者だけでやっていろ』
未だに根強いSAO生還者への偏見、リズベットは一度は諦めそうになりますが、静かに見守ってくれる人々を見て再び声をあげます。

SAO生還者は今も犯罪者予備軍として監視されている。
それはSAO生還者だけの話ではなく、仮想世界にのめり込むVRMMOプレイヤーは程度のこそあれど社会から白い目で見られている。
しかし、仮想世界は虚構の逃げ場所ではない。
ここには友達も、出会いや別れも、笑顔や涙もある本当の世界だ。
自分たちが生きるVRMMOの世界と同じアンダーワールドを助けるために力を貸してほしい。

彼女の必死の訴えが届いたのか、会場は静まりかえります。
その様子を見守るように会場の片隅で笑みを浮かべる謎の人物がいました。

一世一代のリズベットの大演説は人々の胸に届いたのか、その答えは次回以降明らかになるでしょう。
それに加えて気になるのは謎の人物です。
顔は見えませんが、その傍にはユイと同じサイズの妖精か何かもいます。
一体何者なのでしょうか。

「ソードアート・オンライン アリシゼーション WoU」第11話の感想

筆者感想

久々にアンダーワールドの外での動向がしっかり描かれました
次々に新しいキャラクターと出会えるアンダーワールドもいいですが、見知った顔が大勢いる現実世界やALOは落ち着きますね。

さて、今回ふたたびSAO(作中のゲームの名前のほうです)が話題に上がりました。
『ソードアート・オンライン』という話に反して1期の前半以外は別のMMORPGが舞台なわけですが、どこかでSAOとの繋がを感じさせるようにに作られているのは流石だなと思います。

ところで、リズベットの口から語られたVRMMOと現実世界の関連についての思いを聞いてみなさんどのような感想を持ったでしょうか。
正直に書くと筆者は、やっぱりこの人達はVRMMOにのめり込みすぎだなと思うところがあります。
ですが、それを笑うようなことはしたくないです。
別にやらなくてもいいこと、趣味に傾倒するのは他人からはなかなか理解されないものです。
しかし、何が好きなのかは人それぞれ、別に理解する必要は無いです。
ただ、それだけ情熱を持てる物はその人にとってかけがえのない物であり、理解はできずとも否定をしてはならないと思いいます。

趣味人として当たり前のことですが、改めて意識するきっかけになる回でした。

みんなの感想・口コミ

リズベットの演説への反応を中心にまとめました。
視聴者のみなさんの心に刺さったように、作中のプレイヤーの心も動かして少しでも多くの人々がアンダーワールドを救うために戦ってくれることを祈ります。

「ソードアート・オンライン アリシゼーション WoU」第11話のまとめ

以上、「ソードアート・オンライン アリシゼーション WoU」第11話についてでした。
大きく話が動くきっかけになるであろう回でしたが次回で一度放送は終了して次期に続く、となります。
大挙してログインしてきた闇の軍勢のプレイヤーに対してアスナやアリスはどのように戦うのか。
リズベットたちの救援は間に合うのか?
キリトはいつになったら起きるのか。
気になるポイントをたくさん抱えたまま次回最終回です。

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