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王宮城塞(キャッスルガード)は忠誠心で発動する破壊不能の防御
忠誠心を力に変えて、あらゆる力を無効化する防御壁を作り出す権能です。
発動中は自分自身も攻撃できませんが、作中最強と言われるほど強力な防御力を誇ります。
ただし、忠誠心を持つ者が必要で、自分自身の力だけで発動させることはできません。
忠誠心を持つ者の人数が多いほど、効果が強力になります。
究極能力を与える究極付与(アルティメットエンチャント)
究極能力を配下に貸し与えることができる権能です。
究極能力を持たない者でも、究極能力を持つ敵に対抗できるようになります。
ただし、付与を受け取るためにはある程度実力が必要です。
また付与された能力は、本来のものと比べると劣化しています。
無限牢獄を応用した絶対切断(アブソリュートエンド)を使用
ルドラは、王宮城塞を破ることもできる絶対切断も使用できます。
絶対切断は、誓約之王の権能である無限牢獄を攻撃に応用したものです。
誓約之王は信頼を力に変える能力で、忠誠心を力に変える王宮城壁と性質が同じです。
王宮城壁と同質の力で攻撃する絶対切断がぶつかると、信じる者の数が多い方が勝つことになります。
【転スラ】ルドラの過去
世界を統一して恒久的な平和を実現するために勇者となる
ルドラは自ら勇者を名乗り、世界を統一して平和な世界を作ろうとします。
ヴェルダナーヴァは、ギィを仲間にできたらルドラの行動を認めると約束。
ルドラは、ギィに自分の考えを認めさせるために戦いを挑みます。
ルドラとギィは戦い続けるうちに友情が芽生え、直接戦わずにお互いの配下を使って世界の覇権を争うゲームをすることになります。
ヴェルダナーヴァとルシアの間に子供(ミリム)が生まれる
ギィとルドラが戦うようになってから間もなく、ヴェルダナーヴァとルドラの妹のルシアの間にミリムが誕生します。
子供が生まれて寿命に縛られたヴェルダナーヴァを安心させるため、ルドラは平和な世界を作ろうとしました。
しかし、ミリムが生まれてから間もなく、人間のせいでヴェルダナーヴァとルシアは死亡。
それでも、ルドラは理想を求めて、平和な世界を作るために戦い続けました。
魔王ギィとのゲームを続けるうちに魂が摩耗していく
ルドラとギィの直接対決をしないゲームは二千年以上の間続けられ、ルドラの魂は少しずつ消耗していきました。
ルドラの行動は勝つことだけを求めるようになっていき、理想からはかけ離れたものになっていきます。
人間が協力して争わないことを理想としていたルドラですが、武力で統一しなけられば平和な世界を実現できないと考えるようになっていきました。
現代になってもゲームの決着はつかず、ルドラの魂は限界が近い状態に。
【転スラ】ルドラの登場シーンや活躍を解説
テンペストと戦争を始めリムルと出会う
ルドラはテンペストとの戦争を始めたことで、リムルに興味を持ち部下にしようとしました。
ルドラは戦争前夜編で初登場し、天使之軍勢の準備が整ったことで西側諸国に戦いをしかけます。
帝国の先発隊がテンペストとの戦いで全滅したことで、ルドラはリムルに興味を持つようになりました。
竜魔激突編では夢幻要塞にリムルを招待して、部下になるように勧誘。
しかし、まずルドラが武力で世界を統一しようとしていることを知り、リムルは提案を受け入れませんでした。
神智核になったミカエルに体を乗っ取られて死亡
ルドラはテンペストとの戦いで追い詰められ、自分の究極能力だったミカエルに体を乗っ取られて死亡しました。
ルドラは夢幻要塞にリムルを閉じ込め、ヴェルドラを支配することに成功。
しかし、脱出したリムルはヴェルドラは正気に戻し、ヴェルグリンドを体内に取り込みます。
リムル配下の前に、皇帝近衛騎士の一桁ナンバーも全滅。
魂が摩耗したルドラは、人格を持つ神智核になったミカエルに体を乗っ取られかけていたことも判明します。
ミカエルはヴェルグリンドの精神も支配していましたが、リムルが洗脳を解くことに成功。
ルドラの体から最後の魂の欠片が消滅し、完全にミカエルに乗っ取られて死亡しました。
ルドラの消滅を感じ取ったギィは、1人で涙を流していました。