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2024年6月20日発売の週刊ヤングジャンプ29号に掲載されるキングダム第800話のネタバレ情報をご紹介します。
キングダムネタバレ799話のおさらい
キングダムネタバレ799話①倉央と糸凌、秦へ帰国

- 糸凌はカン・サロの命によって、カン・サロ本陣内で治療されていた
- ジ・アガの配下が、「次はこの男の首をはねる番だ」と声を張り上げる
- 倉央は自身の命と引き換えに、糸凌を秦へ逃がしてほしいと懇願
- カン・サロは倉央の勇気を買い、ふたりを解放決意をする
キングダムネタバレ799話②美徳の男カン・サロ
- カン・サロは糸凌と陣内を出て行き、秦国へ向かう
- カン・サロ本陣内では、ジ・ガンがカン・サロをまくしたてていた
- カン・サロは倉央と糸凌をみて、情が沸いてしまった
- 涙を見せるジ・アガに付近の兵は「ジ・アガもきっと笑っている」と慰める
キングダムネタバレ799話③李牧、神と崇められる

- 趙国の王都では、自軍の勝利を大々的に祝っている最中
- 趙国の民は李牧を神だと祭り上げ、李牧の人形や嗜好品を販売する騒ぎ
- 一方朝廷内では、自身の官職の立場が危ういと危惧しはじめる者がでてきた
- 李牧を陥れようと、官僚の一部は策を練ろうとしていた
キングダムネタバレ799話④司馬尚の心の内
- 李牧は帰還中、司馬尚に感謝の言葉を伝える
- 司馬尚は自分達が作り挙げた平穏は束の間だったと虚しさを伝える
- 李牧は秦の中華統一の道はこの戦いで砕け散ったと予想
キングダムネタバレ800話
ここからはキングダム800話のネタバレ情報をお届けします。
キングダムネタバレ800話①混乱する咸陽内

王都・咸陽では、二度の大敗により失った均衡を取り戻そうと、早急に立て直しを図っていました。
官僚達は、再度趙国へ攻め込むために、秦国内にある各城から兵や武器を少しずつ徴収する算段を立てます。
その様子を見ていた次期丞相候補の馮却は、宜安攻めと番吾攻めで失った兵力や大金は凄まじいダメージであり、再度攻め入る策を練るのは現実逃避だと官僚達へ伝えます。
さらに番吾の戦いにおいての最大兵力は「北部の兵」であり、ほぼ壊滅状態にあることから、秦国北部は消沈してしまうだろうと危惧しました。
さらにお金がかかることにザワめく官僚達に、昌文君は「戦とはそういうものだ」と一喝。
キングダムネタバレ800話②中華統一の夢もはや叶わぬか
馮却に続いて、李斯も「秦魏同盟の期限が間も無く切れる」と不安を煽ります。
同盟の条件として、秦・魏・楚・韓の四か国の国境付近に位置していた「什虎」を魏に譲ったことで、魏がさらに力をつけてしまったこと、什虎を拠点に攻められたら秦国の分が悪いと続けます。
そして戦いに敗れ、戦力が弱った隙に攻め込まれるのは戦国の鉄則であり、今後は防衛に追われる日々になると予想しました。
二年の間に50万近い兵を失っている秦国。現状は防衛さえもままならない兵力で、中華統一を諦めなければいけない事態に直面してしまったのです。
昌文君と口論になりながらも、自身の夢である巨大方治国家を作り上げる夢があったが、秦国の巨の一人として、国の危機は見逃せないと声を張り上げます。
キングダムネタバレ800話③昌平君自責の念に駆られる

言い争いが続く中、なぜこんな時に昌平君がいないのかという声がでます。
政と昌文君は歯を食いしばり、複雑な顔を浮かべます。
ここから政の回想が始まります。
政と昌文君を前に、深々と頭を下げる昌平君。昌平君は敗北を知った直後から、中華統一の道は閉ざされてしまったと確信し、自身を斬首の刑にしてほしいと政に懇願しました。
番吾の戦いで敗北した今、中華統一までの道筋を描く戦略がもう思い当たらないという昭文君に対し、政は拒否。
諦める意思はないと言い切り、丞相である昌平君と昭文君とともに必ず中華を統一するという強い意志を見せました。
政の言葉を受けた昌平君は、3日の猶予をもらい、命をかけて中華統一に繋ぐ道を探しだすと言って外へ出ます。
ここで政の回想が終わります。
キングダムネタバレ800話④光が再び見え始める
既に6日間も昌平君の姿が見えないため、責任を感じて自死してしまったのではないかとザワめき始める官僚達。
その時、扉が開き息を切らしながら昌平君が入ってきました。
自死を考えるも、政に言われた「李牧以上に軍略の才がある」という言葉が頭をよぎり、踏み止まったというのです。
そして「三の柱を立てれば秦は中華統一の道に戻れるかもしれない」と考え、国をあげて戦争改革を行うことを提案しました。
続いて、始めに行う政策は「国民全員の戸籍作り」と予想外の提案を出します。
キングダムネタバレ800話のまとめ
咸陽では官僚や巨が今後の国の在り方について、凄まじい口論を繰り広げていました。
急ぎ趙国へ攻め入らねばと考える官僚に対し、馮却や李斯は猛反対。失った兵力をさらに失うより、各国に攻められる前に防衛を固めなければいけないと言います。
政は沈黙、官僚達は声を荒げ、秦国の内政は酷い状況でした。
しかし、不在だった昌平君が帰還したことにより、再び中華統一の道に光が見え始めます。
戦争真っただ中の最中、「戸籍作り」を提案した昌平君。
果たしてその意図とは…!次回の更新もお楽しみに!